益子・小旅行 2005年07月23日 | まいにち 平日にお休みをとって、栃木県の益子を散策してきました。 益子と言えば、美しい自然と陶芸の町。 あの濱田庄司を代表とする、質朴で力強い作風の陶器を生み出している場所です。 画像は、現在益子参考館の中にある 濱田庄司の茅葺の住居と、工房、登り窯。 実は、今から約30年ほど前、小学校低学年だった私は、陶器好きの両親に連れられ、 まだ生前の濱田庄司さんがいらっしゃるこの工房にお邪魔したことがあるんです。 知人の紹介で、濱田さんにも遊んでいただいたのですが、子供の私は、恐れ多くもこの 人間国宝を、「丸くて面白い形のめがねをかけた優しいおじいさん」としか認識していませんでした。(!) 時が経ち、濱田作品の、生活の中に息づく美に感激し、バーナード・リーチ、柳宗悦らと、 民藝運動の中心となって活動していた経緯などを知るにつれ、このときの体験が 私のちょっとした自慢になっています。 ◆ 日本民藝館 私の心のオアシス。濱田庄司は2代目館長を務めていました。 【今日の一冊】 BRUTUS No. 573 マガジンハウス びっくりしました。 こんなオッサレーな(?)本で、濱田庄司特集が組まれるんですね。 ・・・「先生」は、沖縄の人々の心の中で生きている。・・・という ページがありましたが、今回私も、なぜか作品の中に、沖縄っぽさを 強く感じました。