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ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

道徳の時間

2008-08-13 13:29:20 | つぶやき
昨日は、4年に1度開催される、小中学校の同窓会だった。
小学校6年生の担任のおばあちゃん先生。
今も健在で、教育委員会の仕事をしているそうだ。
「皆さんと会うと、道徳の時間を思い出します・・・」

当時、私達クラスは道徳の時間が非常に多かった。
5年生、6年生は、メンバーが変らず、持ち上がりのクラスになる。
5年生の時の担任は、中学から来た若い男性の先生だった。
小学生と、中学生では指導の仕方が違うが、この先生は、中学生に対する教え方を私達にした。
出来上がったクラスは、個を大切にするが、和がないクラスだった。
そればかりか、勉強のできる子と出来ない子の差が開いた。

そして6年生。
おばあちゃん先生は、私達クラスの教壇に立って驚いたそうだ。
「このクラスをまとめなくては」
そこで熱心な「道徳」の時間が始まった。
小学校1年生レベルの、挨拶や持ち物検査から始まって、ひとつのことをみんなで熱心に話し合うこともたくさんした。
「グループ責任」の言葉もよく聞いた。

そのときはよくわからなかったが、他人の気持ちを理解しなさい。考え方はひとつではない。
今でも、私が信念にしていることは、この辺りから生まれているのだろう。
おかげで、私達クラスには「和」が出来、全員で何かに取り組む。ということに関しては、負けないクラスだった。

友人達が話す。
「最近の学校に、道徳の時間は少ないと思う」
「親たちに、道徳がなくなっている」
「算数の計算式が1つ解けるより、道徳ができた方がいいと思う」

「道徳」ってなんだ。
そういわれると返答は難しいが、人が気持ちよく暮らしていくために必要なこと。ではないだろうか。

世の中が物騒になっている。
「道徳」は大切だ。
しかし「道徳」がないものが、「道徳」を教えていくのも大変なことだと思う。
おばあちゃん先生、これからも多くの人に「道徳」を伝えて欲しい。






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