ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

楽寿園

2010-09-06 00:37:51 | スピリチュアル
土曜日に三島市立公園の「楽寿園」に行ってきた。
一番最近行ったのは、5年くらい前の「菊祭り」だったような・・・

その前は、姪っ子が小学校に上がったころだったから、14年ぐらい前。
で、その前は・・・
幼稚園のときに遠足に来たことを覚えてる。

市立の公園なので、入場料が安いから、子供のときはよく来ていたと思う。
当時、動物の広場にはキリンや象がいた。
三島の駅前なのに。
今では、動物たちも死んでしまい、レッサーパンダとカピパラが目玉になっている。

ここは、小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造園された場所。
敷地面積は、約72800平方m。

ここに「小浜池」という池がある。
この池は、富士山からの湧き水の池。
知っている人もいると思うが、1年中枯れることのなかった湧水が、昭和30年中ごろから上流部の地下水のくみ上げによって、とうとう枯れてしまった。
今では、満水になるのは5年に1度ぐらいだと言う。

最近では、平成16年11月に満水になった。
この年は、台風によって、河口湖や山中湖があふれた年。

今年の8月にも水位が130cmとなったようだ。
まだ、水があると言うので出かけてみた。
今日の水位93cm。

水の流れがないので、水面には藻が浮いてしまい、お世辞にもきれいな池とはいえなかった。
Img_0610_2

ところが、小浜池の下側にあるせりの瀬、中の瀬、はやの瀬はとてもきれいな水が流れている。
よく見ると、湧き出ている場所がいくつか見えた。
Img_0621_2

小浜池に面して、「楽寿館」が立っている。
ここは、日に6回一般公開をしている。
時間もあったので、見学をした。
撮影禁止だったので、中は撮れなかったが、質素な中に屏風絵や天井絵の美しさや、材料の贅沢さを感じた。
小松宮彰仁親王は京都がお好きだったようで、京都をそのままここに再現したと言われている。

小浜池に面した長い廊下。
手すりは、座ってみたときに頬がつける高さに設計されたという。
私もひざまつき、小浜池を眺める。

なんて美しい。
反対側から見たときとは違う何かを感じた。
Img_0626_2

よく見ると、建物の下あたりで湧き水が湧いている。
その周りは、澄んだ水の色をしていた。

ここに座り込んで、ぼけっと外を見ていると、心が洗われる感じがする。
ずっとここで池を見ていたかったが、ここの見学はガイドさんの案内なので、すぐに次の場所に移動になってしまった。

そうか、最近騒がれているパワースポット。
水が沸いているところは、地のパワーが湧き出している所とも言われている。

ここは、富士山のパワーが湧き出している所。
ある意味、パワースポットなのではないだろうか?

ふとそんなことを考えた。
ガイドさんが言う。
「きっと昔は、満水の池に映る月を見たりしていたのでしょうね。今は木も高くなっていますし、高い建物も立ってしまいましたが、以前は箱根の山も見えていたようです」

近くには三島大社もある。
けして派手な場所ではないが、ついでに立ち寄るのも良いと思う。
公園の入場料は大人300円









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