川崎の少年殺害事件を受けて、文部科学省が調査をした。
7日間以上連続して連絡が取れない。
学校外の集団と関わりがある。かつ、いずれも生命・身体に被害が生じるおそれのある小中高校生。
結果400人の該当者があった。
一番多いのが大阪府、ついで静岡県、東京都、福岡県、神奈川県、愛知県と続く。
反対に秋田、愛媛などの12県は0人だった。
どんな調査をしてこの結果を出したのだろうか。
7日間以上連絡が取れないのは、子供になのか?
中には家族と連絡が取れない場合もあるのではないか。
また、DVに悩む母親が移転先を知られたくないからと、子供を連れて逃げてしまう場合もあるのではないか。
この調査は小中高を対象にしているが、確かに高校生は未成年で保護しなくてはいけない対象ではあるが、小学生や中学生とは違う。
学校に進学すること、また在学することを自分の意思で決めることが出来る。
また、バイクの免許を取得することや、女性なら結婚することも可能である。
今の世の中「ケンカ」が怪我ではなくて「殺人」になってしまうのが問題なのだが、これは子供だけの話ではないと思う。
「子供は守らねばいけない」しかし、殺害するのも子供である。
それならば、子供を育てている大人が変わらなければ、何も問題は解決しないのではないだろうか。
不安だ不安だと報道されれば、大人も子供も不安を感じて生活する。
不安のない生活などないが、それでも前を向いて生きていけるようなそんな報道がないのだろうか。