2016年11月7日(月)
立冬の朝。
今日が撮影の本番。
ドキドキしながら、戸隠神社に向かいました。
今日は天気が良いから、周りが明るくなっていきます。
随心門で昨日の位置にセッティングを始めると、私たちより前に来ていた人に声を掛けられました。
「すみません。もう少し後ろにしてくれませんか?皆さんが入ってしまうので」
まあ、失礼なことをしているとは思っていましたが、私はこの位置が良いのです。
しぶしぶ、位置を後ろに下げてセッティングしました。
テレビ局の方も取材に来ており、あと数名のカメラマンと太陽フェチの方など15~16名で、今年一番の寒さの中、日の出を待ちます。
さて、もう少しで日が上がるという頃、門の向こうからぞろぞろと人がやってくるのが見えました。
かまえていたカメラマンみんなで「えっ」
何と旅行会社の「立冬の戸隠」ツアーで日が上がるのを見に来たのです。
人数は50人以上います。
そして、私たちより前に場所をとり、日の出待ちを始めました。
杉並木と随心門と太陽。
この構図に沢山の人。
ありえない・・・。
でも、文句は言えません。
おとなしく、沢山の人と日の出を待ちます。
太陽が上がってきました。
あれ?
少し随心門よりずれています。
地元の方が話してくれました。
「もともとの道はもう少し右側にあったから、今の道では少しずれてしまうのです」
たぶん、杉の木も大きくなって、太陽をかくしてしまっていることも関係しているのでしょうか。
太陽が上がるとツアーの方たちは去って行きました。
ちょっとレンズで遊んでみました。
こういう写真が流れて、霊現象とか言われるのでしょうか。
これで、今年の冬の雪の量は普通でしょう。
撮影後、ホテルに戻って朝食を取り、帰宅の準備。
お土産を長野駅の2階で購入しました。
ついでに、前回見つけることのできなかった十八丁を確認しました。
新幹線の改札のすぐ横にありました。
あとは帰るだけ。のはずでしたが、山中湖を通過する時間がちょうど日の入りの時間でした。
今のシーズン、山中湖はダイヤモンド富士ウィーク。
せっかくなので、撮影をすることにしました。
今日は日の出の太陽と日の入りの太陽を撮影。
日が上がれば明るく暖かくなり、日が落ちれば暗く寒くなる。
太陽のありがたさを感じた1日でした。
次の戸隠神社撮影は立春かな。