2017年5月6日(土)
久々のハイキング。
高尾山で5時間ほど時間をつぶす必要があったため、薬王院の休憩所でいただいた「高尾・陣馬 スタンプハイク」のマップを頼りに裏高尾山を歩いてきた。
山登りをする方から見れば、まったく無謀な計画。
こんな地図では道に迷った時には何の役にも立たない。
雨具と食料は持った。
お水は500mL1本。
すこし不安だが、高尾山の頂上では500mLの水が210円である。
ちょっとケチった。
高尾山の山頂(599m)までは、薬王院の裏から登った。
天気が良いのに、レインハットしかないことに気づく。
陣馬山山頂を目指そうと思ったが、注意書きを読んであきらめた。
まずはもみじ台へ。
10分も歩かずに到着。
お茶屋さんもあるし、富士山も良く見える。
頂上がいっぱいの時はここが良いかも。
何本かルートがあるが、今回は関東ふれあいの道を選んだ。
道は整備されており、階段状になっている。
私には歩きにくい道。
一丁平を過ぎて城山を目指す。
小仏城山(670m)では、富士山は雲の中。
ここまでで約60分。
多くの登山者が休憩をとり、それぞれのルートに向かって行った。
ニャンコはのんびりと毛づくろい。
ここから東海自然歩道を使って、下ることもできる。
私は小仏峠に向かう。
途中で迷子。
私以外にも迷子になっている人がいたから、この辺りは注意。
小仏峠の手前で、富士山、相模湖、中央道小仏トンネル渋滞が見える場所があった。
小仏峠で見つけた道標。
ここまで約100分。
渋滞している中央道の小仏トンネルの上を通り、景信山に向かう。
かなりの登り坂。
景信山頂上(727m)の景信茶屋でも沢山の登山者がお昼を食べていた。
ここまで約150分。
暑くて、隣でビールを飲んでいる人が羨ましかった。
私もおにぎりを食べて休憩。
先に見えるのは八王子のJCTだろうか。
この先まで行くと、帰りが心配なので、戻ることにする。
小仏峠までは、先ほど苦労して登って来た道を楽々と下る。
景信山から小仏峠まで約30分。
地図を売っている方がいる。
「ここからJR相模湖駅方面に下りれますよね?」
「底沢のバス停まで下りて、そこからバスに乗ればいいですよ」
「どれくらいかかります?」
「1時間ちょっとかしら」
「バスって沢山出ています?」
「あ、調べますね。今からなら13時39分か13時57分。30分に1本くらいはありますよ」
このまま高尾山に戻るより面白そうなので、このルートに決めた。
「すみません、地図ください」
というわけで、820円で地図を購入した。
私が歩こうとしている道は「甲州古道」らしい。
私以外に歩いている人はいない。
約30分山道を歩いたところで道に出た。
道しるべの通りに歩くと、次の道しるべは気になるお話があった。
七ッ淵にも行ってみたいがバスの時間が気になるので、今日は諦め。
中央道の下をくぐり、中央本線の横を歩く。
中央線のトンネル出口のレンガ積みは、時代を感じる。
小仏峠から約60分で底沢のバス停に着いた。
あまり待たずにバスに乗った。
相模湖駅までは10分もかからない。
ここから中央本線に乗って高尾駅へ。
ハイキングとしては面白いコースだった。
時間があればバスに乗らずに相模湖駅まで歩いても良い。
小原宿本陣を見ることもできる。