ひとり気ままに

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信仰を広めたのは誰なんだろう

2023-06-04 12:23:15 | 日記・エッセイ・コラム

2023年5月27日(土)〜2023年5月28日(日)

 

長野に暮らし始めて、街中にお稲荷さんがたくさんあることに驚く。

 

子供の頃、近所のお兄さんが事故で亡くなった。

そのお宅にはお稲荷さんの祠があった。

ところがその事故の前に撤去したので、それがいけなかったのではないか。

というのが大人たちの噂だった。

そんな話を聞いていたので、お稲荷さんは怖いというのが私のイメージ。

そのため、お稲荷さんには近づかないようにしていた。

 

ところが、長野では大きくはないがあちらこちらに稲荷神社がある。

単独でなくても、お寺や神社の中にも祀られている。

そこで少しお稲荷さんについて学んでみた。

 

稲荷神社の総本宮は京都にある「伏見稲荷大社」

この大社がある「稲荷山」が稲荷信仰の原点だという。

お山の神様が「稲荷神社」となっていった。

 

稲荷というと狐を思い出すが、狐が神様ではない。

狐はあくまでも眷属である。

狐は山で生活しているが、稲作が始まると里に下りてくる。

田んぼの端で見守っているように見えたのだろうか。

そこでお稲荷様と狐が結びついたという説があるそうだ。

 

はじめは五穀豊穣を祈っていたのが、商売繁盛も加わった。

そして、庶民の願いを何でも聞いてくれる身近な神様に。

 

さて、今までこのようなレクチャーを受けると神様について知りたくなった。

ところが最近はちょっと違う。

稲荷信仰を普及したのはどんな人たちで、どんな方法で普及させたのか。

そこにはどんな歴史的背景があったのか。

果たして、みんなが幸せになるように信仰を広めたのだろうか。

 

どうも、稲荷信仰はお宮を勧請する「稲荷勧請」の申請が簡単だったようだ。

技術が進んでいない時代、神に祈ることは大切なことだった。

庶民の願いを何でも聞いてくれる神様なら勧進したくなる。

ちなみに長野市内に多いお稲荷さんは、庄屋や商家にあったお稲荷さんらしい。

 

今日は良い勉強をさせていただきました。

 

5月27日(土)

今日の社会勉強。

派遣での仕事で定刻は16時。

残業が1時間ほどあるかもしれない。

と書いてあるのに、仕事がないので15時で終了。

時給で働くって、そういうことなのだ。

5月28日(日)

稲荷神についてオンラインでのセミナー。

以前は、この神様とお付き合いするのにはどうしたらいいのだろうか。

などを考えていた。

今は、神様だったり仏様だったりそういう方は「上の方」

上の方は万能なので、何に効くとかは考える必要はない。

神社やお寺、仏壇などもただの窓口。

それよりも、彫刻やそこに建った経緯など過去の人々の経緯が気になる。

長野に来て変わったのだ。

多分、富士山の自然信仰から、善光寺の宗教信仰に触れたからなのだと思う。

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