2023年8月14日(月)

全力疾走後のような疲れを感じた仕事終わり。
昼過ぎの公園には誰もいない。
倒れそうな日差しと暑さ。
台風のお陰で風はあるが木陰に入っても目眩がしそう。
相方さんは、師匠と共に檀家回り。
お盆と暮れは坊さんは忙しい。
ひとつ気になっていた事があった。
ここ数年、お盆には相方さんとお墓の掃除を兼ねたお墓参りに行っていた。
お墓の持ち主は認知症で施設にいる。
私はもちろん、相方さんとも血の繋がりはない。
持ち主さんに親族が無いかといえばそうでもない。
確かに、配偶者や子供はいないが、入院の手続きをする親族はいるのだ。
持ち主さんが施設に入る前は、相方さんがお墓参りに付き合っていた。
その流れで何年かお墓参りをしていたのだ。
今年は相方さんが忙しくて行けない。
どうするのかと心配していた。
すると、親族のかたから連絡があった。
自分達でお墓参りに行くとのこと。
安心した。
遠くてお参りが出来ないのなら仕方がないない。
でも近くなら、お参りしてほしい。
今後はこのような問題は沢山出てくるだろう。
子供が少なくなれば、自分の親だけでなく、親の兄弟やその他親族の墓まで管理することになる。
今は墓じまいをする家庭が多くなったと聞く。
また、実家の共同墓地では持ち主不明のお墓も増えてきた。
きっと未来では、お盆に墓参りなんて風習は無くなるのかもしれない。
そしたら、お盆休みもなくなるのだろうか。
お盆に帰省出来ない私は、善光寺でそっと手を合わせる。
