アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

8/6認知回復してる

2007-08-06 10:27:00 | 介護




傘を回してふざけるジェンギンス



7月19日に面会してから、私は旅に出てしまったので
2週間ぶりの8月2日(木)と4日(土)に面会に行きました。
私が旅に出ている間は、
姉が母を連れて面会して父のお世話をしてくれました。

暑いのでタクシーで母を連れて行ってくれたので助かります。
姉が面会に行くと、ジェンギンスがまともに昔話を話し出したり
とてもしっかりしてまるで正常であったそうです。

従って、とうとう最後に正気に戻る状態が
やってきたのかと、覚悟をし直したとのことですが、

私とチョコパンが8月2日に久しぶりに面会した時も
ジェンギンスは正常でした。

入れ歯を入れてもらっていないので
ことばははっきりしませんが、
いままで喋らなかったお喋りができるし、
半年間歌わなかった歌を、よく歌ってくれます。

歌詞も、忘れていません。
チョコパンとふざけて笑っているし、
冗談も言います。

おどけて看護婦さんをからかったりします。
入浴では、全部自分でしっかり体を洗ったそうです。
おやつも、日本一うまいといってよろこんで食べてくれました。

明らかにジェンギンスの様子に変化が見られたわけですが、
おそらく、夜飲んでいた睡眠薬が
どういう理由であるか分からないけれど、
影響しているのです。

飲んでいないのか、効果が薄れたのか、

ジェンギンスは、安定剤や睡眠薬を飲まなければ、
ほぼ正常におとなしい認知患者なのです。

薬を飲むと、食事が分からなくなったり、
行動が異常だったり、表情が無くなったりするのです。


介護士さんや医師はどうしてこのことを分かってくれないのでしょうか?
こういう症状を進行したと思っているのです。



●食事の食器を重ねたり移動したりして食べないのはクスリのせいです。



いろいろ症状を書こうかと思ったけど。。。


とにかく、精神薬により、認知症悪化症状は出るんです。
ジェンギンスは、どういう訳か
いま、精神薬をうまいこと吐き出して居るんでしょう。

どうか、飲まないで!

そして、4日土曜日も私一人で面会に行きました。
ジェンは自分の部屋で横になっていました。
眠っていなくて、考え事をしているようです。

車椅子で座りっぱなしのお年寄りに比べたら、
自由に寝れるのは良いことですから
この機会に、寝かせておきました。


ジェンは、左の胸が痛いと言います。
心臓か、骨か分かりません。
元気がなかったけれど、メロンを食べさせたら、
非常によろこんで食べてくれました。

カルピスも寝たまま飲ませました。
3時間くらいしたら、トイレに行きたくなったので
起きあがってくれました。

わたしが誘導しました。
便器に座ってくれなくて、立ちション状態で用を足しました。

このままじゃ、足下にぜんぶ流れちゃうと心配しましたが、
ちゃんと便器に向かって用をたしてくれたので、
ズボンも濡れずにすんで安心しました。

そのまま、ロビーへ連れていって
長いすに一緒に座って安心した時間を過ごしました。
話すことはなくても、ジェンは家族と一緒だと安心しています。

歌も、歌ってくれました。
マクドウウェルのことをとても心配して聞いてきます。
ということは、わたしが家族だとわかるのですね。


忙しいから面会時間は短く切り上げて
帰ってこようと思っていましたが、
5時まで一緒にいて帰ってきました。


無理してでも会いに行けて良かった。



千の風を聞くと、私は思います。
今はまだ生きているんだなぁ~って



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