michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

視覚からも音楽を   〔聴こえ〕

2009-09-12 09:02:51 | Weblog
きのうの朝は13℃、
日中は30℃。

17℃も上がったり下がったり。。

ひんやりした朝は、
熱いコーヒーが美味しくなってきました。

パンを食べながら、TVをつける。

朝からニュースなど見ていると、
同じ‘にんげん’として恥ずかしくなったり、
うんざりしてくる話題が多いようなので、

教育TVにする。

すると、語学の講座を、日替わりでやってます。

フランス語では、北村亜矢子という先生が、
発音を教えるのに、動作をつけて指導している。


『(A)と(B)と、こんな風に、発音が違うんですよ。』
と言ってもらっても、
耳で聞いただけでは、
私など、その違いはゼンゼン分からない。。

でも、その発音のイメージを動作で、
例えば、
  『両手をふわ~っと広げながら、みたいな感じで、』とか、
  『手を、頭の後ろから、こんな風に、』
など、示してもらうと、
ああ、なるほど――と、なんとなく分かってくるんです。

聴こえる方にも、動作からのイメージと共に覚えるのは、
とっても良いんじゃないでしょうか。


        

以前、“手話ダンス”の公演を観たことがあるんです。

手話じゃなくって、身体全体で表現する。

その方は、以前、
クラシックバレエをされていたそうです。

単なる‘手話ソング’じゃなくって、
もう、芸術的でした――。



        


以前、TVで、
『久石譲in武道館~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』
を観たことがあり、
録画して大事に持っているんです。

これは
『オーケストラ、一般公募を含む合唱団、ソリスト、ブラスバンド、
 計1,100人を越えるメンバーと共演。』
というもので、

舞台には、巨大スクリーンで、
そのアニメとか、出演者それぞれのアップなど映し出され、
壮観~
何度観ても、感動しています。




聴こえていた頃は、よくコンサート(クラシックや軽音楽)に行きましたが、
このごろは、TVの方が良いんです。

TVは、アップにしてくれるし、ヘッドホンで聴けるから。

例えば、ピアノなどは、
どの辺りを弾いているか、
指は、どんな風に弾いているか、
など観れば、
微かな音でも、自分の中で補っていける。

どの楽器も、アップで映し出してくれるTVなら、
コンサートも味わえるんです。


ふと思ったんですが、クラシックや軽音楽などでも、
実際のコンサートで、
舞台正面に巨大スクリーンを置いて、

TVみたいにそれぞれをアップで映してくれたら、
音楽として、どんなに良く分かって、
味わえるでしょう~。

こんなこと考えるのは、
難聴者だけでしょうかね。。。
コメント (3)
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