今日は敬老の日。
例年だと、お花がいくつも届いたりした。
去年なんか さらに、お国から、市から、〇〇から、と続々『百歳のお祝い』が届き、当人は、少し戸惑ったようにも見えたっけ。
その母はもう旅立ってしまったので、今年からは何もない。。
いっちゃったもんね…と改めて。
日々何を見るにつけても、母を想い出します。
訪問看護の記録を整理していると、いつもあるシーンが浮かぶ。
その看護師、Aさんのことを、母は大好きだった。(名前はともかく、お顔を見るとすぐ思い出して笑顔がでてきた。)
バイタルチェックや、遊び感覚での軽い体操、頭の活性化にと思い出話など、常に母の体調や気分に合わせ工夫してやってくださいました。
Aさんが母に「じゃ、今日はこれで。また来週来ても良いですか?」と帰りかけると、母はベッドに横になったまま、にこやかに こう言いました。
「あいそなしで すんませんでした――」
お茶もお出しせず、何もお構いもしませんで――と。(楽しくおしゃべりの相手をしてくださる お客さまのように思ってたんでしょうか。)
アハハ~
また3人の笑顔が広がったことです。
こんな何気ない、どーでも良いようなことが、私の中では大切な想い出になってます。