精神科のドラマが始まりますね。
『シュリンク』
私は、これまで生きてきて、(なんであんなこと言ってしまったんだろう…?)(どうして ふつうに こう出来なかったのかなぁ )などなど、後悔や反省は、数知れず。。
けど、放映前の番組で、精神科の先生はおっしゃった「不安や悩みの無い人なんて居ないんじゃないでしょうかね?」
――確かに。
このドラマの撮影の時、精神科の先生がバッチリ監修しておられた。
実際には人によって様々なケースがあるでしょうけど、かなり実際的に表現されているらしい。
ところで聾の方をテーマにしたドラマは 時々作られるようになった。 嬉しいことです。
ただ、聾までいかない ‘ 難聴 ’ のテーマって、めったに無いですね。
“音のない世界”ではない。かすかに ぼんやりと聴こえる。
けど、
日本語か英語か、何語かも分からない。話は一割も聴き取れない。何の話かもほとんど分からない。
表現するとしたら、
「き&8%`3@つ#2"?4)&9$!!~」みたいな感じ。
そこから「今日も暑いね!~」と言ったんじゃないかと推理(!?)するんです。
書いてもらえなければ状況などから推測するしかない。(マスクなければ、口の動きから少しは手掛かりは得られるけど)
推測・想像するのに、グッと集中。どれだけエネルギーが必要か。も、必死!です。
身近で親しい人でさえ、それを分かってもらえないもどかしさ。又、そのことを伝えきれない自分の無力さを痛感します。
「聴こえないのです」と言うと、耳のそばで大声で言われることがよくあります。すると、補聴器に近づきすぎて音が割れて聴き取れない。
そういうのをTV の技術などで何とか表現してもらえたらな……、ってよく思います。
そして同様に、他の障害や病気、はたからは分かりにくい症状・困っている状態など表現してもらえたら、って思うんですが。
生きづらさ。人によって、ほんっと様々ですよね。
なので、その人が「もう、たいへんなの…」と言ったら、
自分には理解できなかったとしても、
「ああ、そうなんだ、たいへんなんだ――」と思うようになりましたけどねー。