michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

「もっと長生きしてほしかった」…?

2025-01-06 18:41:15 | つぶやき

『お正月』って7日までだそうですね。こんな時期に こんな話題って、どうかとも思うんですが…。

身内に訃報が。それも2件続けて…。

どちらも高齢でしたが。

 

こんな時、「悲しい」「寂しい」と暗く沈んでしまう人、多いですよね。

「もっと長生きしてほしかった」とか。

私も、ビックリして、悲しく寂しくなった。残念に思った。

それでも、一人は超高齢。長く寝たきりでした。

もっと長生きしてほしかった、みたいな思いは…そういうのは ありませんでしたね。

晩年、ご本人はどんな風に思っておられたのかしら、と思いました。

優しく穏やかな笑顔ばかりが想いだされ、

「本当にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠りください」と見送りたいと思いました。

 

母は、

100歳近くなってくると、もう歳を聞かれても思い出そうとするのもしんどいのか、ほほ笑んだまま「もう忘れたー」と言っていました。

周りの方は、よく「〇〇歳ですよ♪」「100歳までがんばりましょうね☆」と。

私は横で笑顔のまま聞いてましたが、「…何をがんばるの?」みたいな感じで思ってました。

 

状態がどうであれ それなりに充実した日々を送っていたり、目標をもっておられたり、もっと生きていたいと思っておられる場合は良いけれど、

もう歳なんてどうでも良い、もっと生きたいとかいう願いは ほとんど無いらしい。

本人はそんな感じなんだけどねぇ…。

 

私は母が目の前で静かに息を引き取った時、声を上げて泣いてしまいました。

ただ、私の一方的な思いで「お母さんが いってしまった…」みたいな涙でしたね。

母は天国へ行ってラクになったんだ。きっと父と逢えたんだ、とは思ったんですが。

 

  死ぬって、どういうことなのかな

  生きていくってどういうことかしら?

そんなこと つらつら思ってます。

 

 

 


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