顔をのぞかせ始めた桜の蕾と、
今か今かと心待ちにしている人の影。
(――私です。)
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ウチの職場のロビーでは、時々“お楽しみ”があるのよね。
秋には、柿 と果物ナイフが置いてあって、
干し柿作り。
皮むきしたい人が、自分に出来る分だけ むいていく。
こういうの、好きですねぇ~♪
それは、軒下に吊して、何週間かすると、
美味しい干し柿になる。
(当たり前かもしれないけど、不思議よねぇ。)
またあるときは、栗 がどっさり置いてある。
そばに、‘鬼皮剥き器’と、果物ナイフが。
栗たっぷりの栗ご飯にしたくって、せっせと剥いていくのよね。
今は、小豆 。
選別して、食べられない豆を取り除いていく。
よくT子さんや、H子ちゃんとかも、張り切ってやってるよね。
最初は 「うわっ、細かい作業!」って思ったけど、
やってみたら 結構おもしろい☆
やり易い方法や、ポイントが、一つずつ見えてくるのよね。
○悪い豆は、右側によける方が、やり易い(私は右利き)。
または、手前(自分側)に。
○器の中で、豆が重ならないよう、少量ずつやった方が良い。
○指で少しずつ転がしながら見ていくんだけど、
豆の表(今見ている側)・裏・左右、全ての面をチェックするために、
一通りやってから、もう一回。
さらにもう一回くらい見た方が見落としが無い。
等など。。
豆のそばにはメモ、
『あんこになるか、ぜんざいになるか…』って書いてあって、
いづれにしても楽しみ♪
仲間のメンバーたちが畑で丹精込めて育てて、収穫してくれた小豆。
⇒それを、わたしたちが選別して、
⇒調理メンバーが気を入れて作ってくれて、
⇒わたしたちが味あわせてもらう☆
そんな流れの中の、ほんの一部分に関われることが、
なんか、嬉しくって、
メガネかけて、時間のゆるす限り、やっちゃうのよね。
指の使い方とか、まだまだ工夫の余地がありそうだしね☆
私の苦手な作業をしてくれる方が居るおかげですね。
感謝しなくては!
え?『マメな』って、
おもしろ~い
これ、ウチウチの分だから、
多少、見落としてヘンなのが混じってても
「あら、ごめんね」で済むと思うんですが、
販売用だったら、そうはいかず、
売られているのは、どうしてるのかしら?
って思いましたよ。
ある程度は機械で選別できるでしょうけど、
あとは、やっぱり
人手で確認してくれてるんでしょうか…?