michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

15%の聴こえを例えると、

2013-07-05 08:10:13 | 聴こえ

紫陽花の色が変わってきました。

なぜ色が変わるのか、検索すると、いろいろ解説が出てくるけれど、

私には あんまりピンとこない。

あの花の中で、こういう成分が…こう反応して…とか、

まるで実験室の試験管のようなことが展開されているなんて――。

↑ これは高さ20cm。

他にもピンクはあるけれど、これが一番濃いピンク。

土に近いっていうのが、何か関係ある?無い?

 

 

 

             

 

こないだ補聴器屋さんで、聴力検査をしてもらった。

大まかにはやっぱり80dbくらいで変わらなかった。

  (聴力グラフは大きくカーブしていて、低めの音が、より聴こえない。)

 

語音明瞭度検査もしてくれた。

「サ」…「ニ」…「テ」など、一音一音がちゃんと聴き取れるかどうかの検査です。

 (この近辺では、総合病院の耳鼻科でもやってくれないのです。)

  ボリウムとしては一応耳に届いているけれど、

  ハッキリ聴こえるものは、20くらいのうちの1つか2つほど。

  あとは、 「『サ』かなぁ?」 「『タ』って言ったのかも」 という程度だったり、

  「『ニ』?『イ』?どっちだろう…」 みたいな あやふやな感じだったり、

  全く何と言ってるのか分からなかったり。。

 

認定士のお姉さんは「去年とあまり変わらないですよ」と、やさしく言ってくださったけれど、

去年は左右それぞれ15%、20%で、

今回は左右共15%。

  はぁ。。

なんか、自分の聴き方のあやうさを改めて――。

 

  いつも、たいていの人の言うことが、なんと言っているのか、なんの話なのか分からない。

  日本語か、英語か、ドイツ語かも分からないような感じのことがよくある。。

 

  耳からなんとなく入って来た声の情報よりも、目で 口の動きや表情を観て、

  状況などから推測したり察したりして ナントカだいたい把握したり、

  ナンともならなくて書いてもらったりしてるんですよね。

 

  「なんか、お天気の話らしいな」とかまで分かったら、笑ってその場をしのいだり(?) 

 

 

補聴器屋のお姉さんは、パンフを広げ、やんわりと次の補聴器をと勧めてくる。

それは20ン万円。(もっと性能の良いのは30~40万。)

私が、

「高価な補聴器でも、こちらの耳の明瞭度が悪いのを、アナウンサーみたいにハッキリさせてくれる訳じゃないんですよねぇ~」と言うと、

「ハイ…」。

このお店、正直で誠実なところが、気に入っているんですけどね。

 

 

 

           

 

この耳の聴こえ方って、、

例えるなら、

インクの滲んだ手紙みたい、って思う。

 

  水性インクで書かれた手紙がビショ濡れになってる。

  もう全体に滲んで読みにくい。

  さらに所々破れたり穴が開いてたり。

  おまけにクセ字。

  悪いことに、私の知らない旧字体も…。

 

そういうのを見つめて解読しなくちゃいけない。

なんとなく分かるところを手がかりに推測しているような、

そんな状態に近いかな。

  15%って、そういう感じなんです。

 

しょっちゅう聞き間違えるのもムリないかー。

聴くのが疲れるのは、自分の未熟さ、って思うこともあるけど、

ある意味仕方ないのかもねー。

  

笑ってごまかす辺りを、もっと上手にって、そんなのも練習しようかしらん。

っていうか、そういうのが むなしくなったりしないように、

自分の心をコントロール出来るように練習したら良いのかな。

 

 

 

 

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