minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

結核にはご注意を・・・

2006年01月09日 | ライブとミュージシャンたち
 今日がサックスの吹き始め。遊びすぎてしまったな、と反省しつつ楽器を吹いてみる。うう~、なんて新鮮なんだろう。練習嫌いの私が何時間でも吹いていたい衝動にかられるなんて・・・。

 藤井郷子さんのオーケストラのリハーサルで荻窪へ向かった。このスタジオのそばにある酒まんじゅうがとってもおいしいので今日こそは沢山買って帰ろう!っと意気込んで行ったらまだお正月休みだった。残念。とにかく早く着いてしまったので誰もいないスタジオで初練習だ。アルトサックスの音を出したところ、自分の音色にうっとり。(こういうのを最近の小学生の間では<ナルシ!>って言うらしい。)

 このオーケストラに参加していたバリトンの吉田隆一くんが結核で入院して半年近くなる。心配だったので松本君tsに尋ねると、吉田くんは早くて2月頃に退院、でもすぐにはサックスは吹けないようだ、との事。可哀想だなあ。入院するまでは「俺、喘息って医者に言われてるんだよ。ゲホゴホ。」と凄い咳をして,血痰を吐いてようやく大きな病院に行ったらしい。
 怖いね~、私も喘息だと思っているけどいつ隔離されるかも知れないのね、という会話をしているところへ和泉(as)登場。げほげほ。大きなマスク。「和泉君、風邪?」「あ~おかしいんですよ。血の塊も吐いてしまって・・・」「!?」笑い事ではなく、みんなで声をあわせて「早く大きな病院で検査して!」と御願いしました。もちろんリハーサルも私の隣だったけど、今日は特別席を設け、私からはなれたところに座ってもらいました。ごめんね和泉君。でもマツケンが一言「結核菌って20年潜伏期間があるんだって。」「俺、その頃まで生きてるかなあ。」とにかく一日も早い復活を祈ってますよ、吉田君。

 リハーサルが終わり、夕食を食べにおいしそうな餃子専門店に入った。でも家に帰るとレッスンの生徒が来るのでにんにくは食べれない・・・とあれこれ店のお兄さんに餃子のにんにく使用頻度などを質問していると利樹が横から質問を始めた。「この餃子はどのくらいのにんにくが入っているの?」お兄さんは困った顔で「この餃子ならそんなに匂わないと思いますが・・・。」「6畳くらいの密室でも大丈夫?これから、この人は一対一でやらなくてはいけない事があるんでね・・・」
 結局おいしそうなニンニク入り餃子をほおばる利樹をにらみつつ、私はにんにくの入っていない紫蘇餃子とやらを頼みましたけど、よ~く考えてみると、利樹の説明はなんか変。密室で一体何するっていうのよ?