minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

偉人たちの死

2007年01月15日 | 映画、本、芝居関係
 「おれ、セカンドになったよ。」地域の少年野球チームに小学2年から入っていて、いつも外野とかファーストだった息子。初めて重要なポジションに選ばれてやはり嬉しそうだ。身長も私を超え(170cmくらい)、体力も父親を超すようになってきた今日この頃。ほんの少し、逞しく感じます(親ばか)。めったに写真を撮らせない息子が髪の毛カットに行った時だけ撮らせてくれるので昨日、たっくさん撮影しました~(本当に親ばか)。勝手に載せたら怒られるかなあ?と思いつつもアップしている私(汗)。

 話は変るが、荻窪サンジャックで3月に予定されていたピアノとのデュオシリーズ。私は新澤君とやる予定だったが、突然、ライブをやめろとの大家さんの一声で今後のライブ予定がすべてキャンセルになったそうです。ああ、残念(涙)。ピアノとのデュオ、一度やってみたかったのだけど・・・。1月に2本予定されていた「What the Dickens!」という店でのアフリカンイベントも知らないうちにキャンセルになってしまったし、どうも今年はさい先が悪い。こんな事ってめったにないのだけど。5月の釜山も不安になってきたな・・・。

 と書いたところで、はたと気がついた。船に乗っていたせいで毎年恒例の初詣をしてないのだ~。いつもなら、親戚たちと年越しに除夜の鐘をつきにお寺に行き、そのまま近所の神社にもはしごしてお参りするのに。だから今日は買い物途中で通りがかった御嶽神社に慌ててお参りをしてきました。そしたら急に仕事が3本も・・・!やっぱり何事も礼儀とかお参りとかをきちんとやらねばいけないんだな・・・でも賽銭50円ってケチかしら(汗)?

 神頼みもきかない、ブレッカーの早過ぎる死。「ローランドカーク」の自伝を読んだあと、すぐに「チャーリー・パーカー伝記」を読んだら、彼ら(偉人)の話も強力だったなあ。どちらもインタビュー中心の似た形式の本だったが、パーカーの方が断然読み物として優れてました。片岡義男恐るべし。

 それにしても素晴らしいサックス吹きほど早死にするのだろうか。ブレッカーも賛否両論あったけど、やはりもの凄いサックス奏者でした。白血病で亡くなったといえば、思い出すのはThomas Chapin。彼も素晴らしいアルト奏者だった。ジョン・ゾーンよりも日本で知られていないのは絶対おかしいと思うけど・・・。亡くなったのは10年以上前だけど、亡くなってすぐに「Double Rainbow」というアルバムで彼に捧げた曲を演奏したっけ。愛しのトマス、一度競演したかったよ~(涙)。

 日本のジャズファンはどれだけトマスの事、知っているのだろうか・・・。ね、ちーちゃん、本にしない?