minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

矢作中学生に乾杯!

2007年12月17日 | 
 矢作ジャズナイトの2回目。今回はカルメン・マキファンも重なって大入り満員大盛況。遠くからお越し下さったmingaファンの方々にも心から感謝いたします。

 いやあ、素晴らしい演奏でした。最初から期待でいっぱいのお客様たちのエネルギーがひしひしと伝わってきて...。3人の奥様たちがチームを組んで「矢作にも良い音楽を!」と立ち上がったコンサート。

「俺、いままでジャズって嫌いだったけど、今日来てはじめて好きになったよ。ありがとう!」と喜んで帰って行ったおじさん。沢山の人たちの笑顔につつまれて幸せな時間でした。マキさんの説得力ある歌と語りに涙している人たちも・・・。

 つの犬も前日の矢作中学でドラムワークショップを開催して、中学生たちとリズムで交流してくれ、子供達が恥ずかしそうに太鼓を叩いていたのだけど、最後は「何も決められていないし、譜面もないのにちゃんと音楽になるんで、とても楽しかった」という感想にほっとしたのであります。つの犬ありがとう!

 そしてなんといっても素晴らしかったのは矢作中のブラスバンドのみなさん。
今回は3曲、しかも前日に一度合わせただけなのに、見違えるように上手くなっていました。子供の進歩の早さにはいつも驚かされます。本番直前のリハーサルまでは譜面を一所懸命見て私の指揮しているのは横目で・・という感じでしたが、いざ本番になったら、前列のみんなは譜面台をとっぱらって、私の顔をしっかり見ているではありませんか!流石の私も、このときは目頭がじ~んと熱くなってしまって困りました。みんなが暗譜して演奏してくれるなんて...。この中の一人でも音楽家になってくれるといいな。

 最後の打ち上げには当然中学生は出席できませんでしたが、もっとゆっくり終わってから話をしたかったです。この場を借りて先生や生徒たちにお礼申し上げます。そして矢作ジャズナイト、来年も再来年も多くのミュージシャン達がかかわって続いていくでしょう。さらなる発展を!