minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

あっぱれ、女戦士

2010年01月06日 | 家族の日常
私が常日頃、女戦士と密かに呼んでいる藤井郷子さんのオーケストラの新譜が完成した。いや~、素晴らしかったです。「ZAKOPANE/ザコパネ」というタイトル。さすがに結成12年目というチームワーク、藤井節ともいえる独特のサウンドの集大成。お見事です、藤井さん。

チャーリー・ヘイデンとカーラ・ブレイの「リベレーションオーケストラ」を彷彿とさせるメロディ。個性溢れるソロイストたち。このバンドで初めてのスタジオ録音だったけど、ほとんど一発録りだからライブのようなもの・・・(汗)。

あれだけの爆音、いや心地よい音の洪水の中に哀しさを漂わせる旋律がなんとも美しい。「不協和音」と最初は違和感があったのに、12年もやっていると美しく聴こえてくるから不思議。自分も参加しているバンドなので自画自賛のようでお恥ずかしいですが、和製リベレーションオーケストラの新たな一歩をぜひ聴いてほしいです。そんな訳で・・・このCDが欲しい、という方がいらっしゃればスターラップ事務局までメールください。2500円で5名の方にお分けします。

さらにあっぱれな事に今週の土曜は彼女のCDリリース3枚同時発売記念ライブをピットインで4時半から行うのだ。ラストがオーケストラだけど、凄い事になりそう。こんな事をさらっとやってのける、女戦士にエールを!!!