minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ちょっとだけ朗報・・・。

2011年04月22日 | 家族の日常
「毎度お騒がせしております。」って、ちり紙交換より選挙の応援演説の声。人気の少ない商店街を練り歩いてもなあ・・・。ちょっと空しい坂下商店街の昼下がり。この煩い声もあと1日の辛抱だ。しかし、誰に入れようか、都知事選以上に多過ぎて悩む。


本日「結核菌の数値が0になったよ」と朗報が入った。入院しろ、と言われる前夜までバリバリ元気だったので(トップ画像は前日のお花見写真w)本人も周りもあっけにとられた感があった入院騒ぎ。我が家の方が「お騒がせ一家」と巷では喚ばれているに違いない。ジャムライスのM氏などは「あらら、ご夫婦揃って・・・」とびっくりされ「そうです、私が結核夫婦です。」とついノリで言ってしまうくらい軽いものなのだけど・・・。

入院前日の数値は2、入院後1回目の数値が1、と本当に微量なのだが(この数値の単位は全くわからないけど、ベクレルとは違うと思う)、一週間に1度の検査で、立て続けに3週連続で0になれば退院できるとの事だ。あ~、来週も0でありますように。

沢山の人たちの励まし、ご心配の声をいただき本当に感謝しております。まだまだ予断を許しませんが、退院できた暁には・・・って選挙みたいだなw。

病院内で一日30分のルームランナーで運動し、病室はまるでスタジオ。元気もあるので、きっと良い曲をじゃんじゃん書いてくれるのではないか、と密かに期待している。

アップライトベースとProToolsセット

ルームランナー


しかし、この入院騒ぎで息子との絆が深まった事には感謝している。音楽を通して、そして地震を通して。息子がこんなに頼りになる存在だったとは。今できる事をしっかり一歩づつ力を合わせてやっていこう、って気持ちがもの凄く強くなった事は確かだ。

地震以降に立て続けに友人、知人、偉大なミュージシャンの先輩方、と5人も天国へ召された。そして昨日はスーちゃん。って知り合いじゃないけど、とてもショックだった。「え?乳がんって治るものじゃなかったっけ?」と思った人も多いはず。

命がある限り、できる事をやって精一杯生きなくては。3/11以降、本当に、残り少ない命の使い方について真剣に考えるようになった気がする。といって、大した事ができる訳でもないのだが。ぜひ、来週の火曜はピットインにお越し下さい。