新年明けましておめでとうございます。
今年の大晦日から元旦にかけてとっても暖かい初詣でした。昨年より10度も温度が高かったそうです。お蔭でホッカイロも持たずに除夜の鐘ついて甘酒2杯も飲んでお参りできました。
翌日も恒例の親戚一同で根津神社へ参拝に。
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沢山の赤い鳥居をくぐるのが楽しい。今年も良い年になりますように。
こうして家族、親戚が毎年元気で集まれるのが本当に幸せな事なんだな、とつくづく感じるのであります。
帰りには谷中銀座を散策。私は全く初めての場所でしたが、風情のある、昭和の商店街。屋根の上に木彫りの猫がいたり、店先に晴れ着の犬がいたり・・・(笑)。元旦なので閉まっているお店もあったけれど、またいつかここに来たら楽しそう。
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「ここらへんにむかし、住んでいた事があるのよ。」と母。
私の父は油絵科に行きたくて芸大受験で長野から上京し、1年後輩だった池田満寿夫が追いかけてきてアパートで男3人で共同生活。その頃、食べるために池田氏と2人でいろいろな場所で「似顔絵」書きのバイトをしていたそうな。
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この「夕焼けだんだん」の階段下でも似顔絵書きをやっていたんだ、と懐かしそうに語る父。
「似顔絵書いても、池田のは全然似てないから、いつもお客に怒られてお金がもらえなかったんだよ。」
そんな青春時代、3度の受験失敗。当時、京都から新劇女優目指してお茶屋の実家から家出同然で出て来た母と暮らすために父はデザイナーに転身。池田氏はパンを齧っても絵を書くのだ、と道が分かれて行った・・・。池田さんの直木賞受賞作「エーゲ海に捧ぐ」のほんの中にもでてくる。
思いがけず両親の青春プレイバックを味わう事ができた参拝になりました。両親が元気でいてくれるから私もこうやって好き勝手に音楽の仕事を続けていられるのだなあ、今年も元気で楽しく過ごせますように、と神様にもご祈祷。
こんな私たちですが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
そして皆様も健康で素晴らしい一年になりますように。
谷中銀座商店街
今年の大晦日から元旦にかけてとっても暖かい初詣でした。昨年より10度も温度が高かったそうです。お蔭でホッカイロも持たずに除夜の鐘ついて甘酒2杯も飲んでお参りできました。
翌日も恒例の親戚一同で根津神社へ参拝に。
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沢山の赤い鳥居をくぐるのが楽しい。今年も良い年になりますように。
こうして家族、親戚が毎年元気で集まれるのが本当に幸せな事なんだな、とつくづく感じるのであります。
帰りには谷中銀座を散策。私は全く初めての場所でしたが、風情のある、昭和の商店街。屋根の上に木彫りの猫がいたり、店先に晴れ着の犬がいたり・・・(笑)。元旦なので閉まっているお店もあったけれど、またいつかここに来たら楽しそう。
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「ここらへんにむかし、住んでいた事があるのよ。」と母。
私の父は油絵科に行きたくて芸大受験で長野から上京し、1年後輩だった池田満寿夫が追いかけてきてアパートで男3人で共同生活。その頃、食べるために池田氏と2人でいろいろな場所で「似顔絵」書きのバイトをしていたそうな。
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この「夕焼けだんだん」の階段下でも似顔絵書きをやっていたんだ、と懐かしそうに語る父。
「似顔絵書いても、池田のは全然似てないから、いつもお客に怒られてお金がもらえなかったんだよ。」
そんな青春時代、3度の受験失敗。当時、京都から新劇女優目指してお茶屋の実家から家出同然で出て来た母と暮らすために父はデザイナーに転身。池田氏はパンを齧っても絵を書くのだ、と道が分かれて行った・・・。池田さんの直木賞受賞作「エーゲ海に捧ぐ」のほんの中にもでてくる。
思いがけず両親の青春プレイバックを味わう事ができた参拝になりました。両親が元気でいてくれるから私もこうやって好き勝手に音楽の仕事を続けていられるのだなあ、今年も元気で楽しく過ごせますように、と神様にもご祈祷。
こんな私たちですが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
そして皆様も健康で素晴らしい一年になりますように。
谷中銀座商店街