minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

息子の野球

2005年08月08日 | 家族の日常
今日は(もう昨日だけど)朝から息子の夏の野球大会の応援に出かけ、残念ながらコールド負け。なんと相手チームのピッチャーは可愛らしい女の子。これが、スローボールをいいコースにすばすばと入れてくるからたまんない。息子たちも頑張ったけど、こればっかりは仕方ない。ま、ヤクルトがその分連勝してくれているようだからよし、としましょう。とにかく炎天下の中で試合をしていたみんな、よく頑張ったね。と言いたい。来学期から中学生と混じって練習と試合が始まる。精一杯やってくれれば、母は文句なし。と親ばかまるだしだなあ・・・。

新しいPCをゲット!

2005年08月07日 | 家族の日常
 Macの新しいPCを買ってしまった。3台めになる。今までのibook osxでは作動しない事があまりに多すぎてようやく新しいのにしたのだが、どうもメールソフトがうまく作動しない。このPCに慣れるまでに何日(いや何年?)かかるのでしょう・・・?でもちょっと時間があればPCの前に座っている私。もっともっと音楽に使わねば、と多少後ろめたさが残る今日この頃。
 そう、最近は新曲がさっぱり書けない。なんだか人の曲を勝手にアレンジしてやっている方が楽しいんだもん。古いといわれようが、駄作と言われようが、昔のオリジナルもやり続けるぞ~っ!          
 でも今は、来月10周年を迎える大好きなBarrel Houseのそんちゃんの為に、バラードを練習してま~す。ぜひ期待していてね。さて、barrel に飲みにいこうっと。

「四千万歩の男」

2005年08月03日 | 映画、本、芝居関係
 夜、眠る前に必ず本を読む。面白い本になってしまうと、全部読み終わるまで寝れなくてきがつくと朝になっている事もしばしば。そんな私が先月からツアーにかけて、ず~っと楽しんで読んだ本が「四千万歩の男」。作者は井上ひさし氏。私はひょっこりひょうたん島以来のファンだが(って年がばればれ!!)で、伊能忠敬という、あの日本地図を作った歴史上の人物のお話。ぶあつ~い単行本で5冊もあるので、ちょっと最初は躊躇したけれど、読み出したら面白くて面白くて...。でも5冊終わったところで、まだ日本地図の出発くらいのところだったので、あ~、続きが読みたい!!とフラストレーション。でも井上氏もここまで書くのに7年もかかった、というからきっと最後までは書けないのでしょうね。残念。それにしても、停年すぎて、第二の人生を地図作りにかけ、全国を歩いてしまう人って...恐るべし、伊能忠敬!私も見習わなくっちゃ。一歩づつ...。

African Minga Special at Pit Inn

2005年08月03日 | ライブとミュージシャンたち
7/30 (土)African Minga Special at 新宿Pit Inn

 今回はワガン・ンジャエ・ローズper、アブドゥ・バイファルdance,vo,djembe、ウィンチェスター・ニー・テテperというセネガル&ガーナ勢に私、利樹、田村夏樹Tpという顔合わせ。
 毎回、いろいろなゲストミュージシャンに参加していただき、mingaの可能性を追求するとい実験の場である、ピットインは私達にとって、とても大切な場所です。しかし、いくら実験の場とはいえ、いきなり参加してもらい、ほとんどリハーサルもなくぶっつけで演奏してくれる、ホーンの皆様、本当に感謝です。凄い!!

 でも、お客様がかたい。踊りたくても体も揺すれない!などと後で言われてしまう事がしばしば。踊りたかったら踊ってください。と言っても、何故か東京の(特にピットイン)お客さまたちはシャイな人が多いようだ。

 しかし、今回はアブちゃんのお陰か?少しだけ堅さもほぐれ、後ろで踊っている人がいたり、手拍子をしてくれたり...うん、うん。イイ傾向。もっともっと踊りたい人は今度のOPENに来てくださいね。

 ワガンの弟のボガも入ってセネガル勢が圧倒した感もあったが、混沌としたリズムの中で何かが間違いなく起こる、この一瞬が楽しいのだ。ライブは。

暇な日は・・・

2005年08月03日 | 家族の日常
 あまりに楽しいツアーが終わってやや放心状態。梅雨も開けて息子も夏休みになり、真夏に向かってまっしぐらってところ。暇な日は何しているか、というと今自分の中での流行はアクアビクスと伊能忠敬、ってわけわかんないだろうな。
 昔から水泳はよく行ってましたが、この頃は1キロくらい泳いだあと、軽くWater Aero という時間があってかわいい先生についておばさんたちが(って私も一員だけど!)水の中でリズムにあわせて、とんだり跳ねたりひねったり。けっこうこれがきつくて気持ちいいんだよね。効果があるのかどうかはよくわかりませんが...。でも本当に暑い日は永田のお気に入りの屋外プール(小豆沢)に行きます。そこはいつ行ってもガラガラで、夕方近くになるとコウモリがプールのお水をのみに飛んで来ます。なんてったって、50mプールというのがいい。普段通っているスポーツクラブのプールは20mプールだから本当に広々と感じます。夏の間だけのささやかな楽しみ。

minga tour 05 最終日「大阪CHOVE CHUVA」

2005年08月02日 | 
7/3(日) 大阪・肥後橋「CHOVE CHUVA」 曇ときどき雨

 アブドゥと別れ、私たち(永田、ワガン、中島徹)一行はいざ大阪へ。今日は雨がしとしとと降る、なんとも梅雨らしいお天気。ちなみに「CHOVE CHUVA」という意味はポルトガル語でコンスタントに雨が降っている、という意味らしい。できすぎです!

 このお店の看板娘のK嬢が私、利樹、ヤヒロトモヒロのトリオで岐阜のプラサオンゼで追悼ライブに参加したとき聴きにきてくれていて、そのときにファンになってくれたそうです。Kちゃんが制作したmingaのチラシには「何てこった!初めて観た時あまりのかっこよさに失禁しそうになりました。」というキャッチコピーが堂々と書かれていて、こっちが思わず失禁しそうになりましたけど(笑)。

 とにかくツアー最終日という事もあって、4人の息もぴったり。音楽が自由自在に変化し、創造していくのが本当に凄いですね。しかもこのお店はとっても小さいので生音が気持ちいい。大阪のパーカッショニストたちも駆付けてくれて最後はみんなで盛り上がる。お客さんたちの歌や手拍子がすご~くイイ感じでした。

 アンコールではワガン・ンジャエ・ローズperのお誕生日という事もあって、みんなでHappy Birthday の大合唱の中、用意していただいてたBirthday Cakeの火を吹き消してお祝い!ワガンも「サイコ~、ミナサン、アリガトネ。」と幸せいっぱいの笑顔でした。マスター、Kちゃん、ありがとう。また来年!

minga tour 05 10日目「岩井窯の巻 其の参」

2005年08月02日 | 
 1ステージが終わると、またまたぽつり、ぽつりと雨。お客様には申し訳ないが、2ステージ目が始まるとまたまた雨や止んだ。このセットのクライマックスでアブドゥ・バイファルがアフリカンダンスを披露。客席の中央にある、石のオブジェの上で「ミナサン、オドリマショ~!」と飛跳ねている。ここのお客様も若い女性が多いのでノリノリだ。盆踊りのような気持ちでみんな参加。やっぱ、踊らないとね。ワガンがちゃんとダンスにあわせてステージで太鼓を打ち鳴らす。みんな大満足でコンサートが終了。

 山本さんの奥様はお料理の先生もなさっている、という事で打ち上げでも沢山の手作りのご馳走が出てきて(グリーンカレーもおいしかった!)にっこにこ。また来年もやりましょう!夢がかなって私も嬉しかった。鳥取に乾杯!

minga tour 05 10日目「岩井窯の巻 其の弐」

2005年08月01日 | 
 さあ、いよいよ岩井窯でのコンサートが始まった。昼間の緑とはうってかわって、黒い森が静かに音を吸い込む神秘的な風景。雨乞いの歌からスタートしたのに、雨がきっぱりと止んでいる。この歌はセネガル地方だけに通じる雨乞いの歌なのだろう。ほとんど生音だけど気持ちの良い響きに観客も私達ミュージシャンも酔い痴れた。本来、セネガルの太鼓はこういう場所で生きるものなんだな。でも、どんなに小さな場所でも音量をみごとに調節しながら叩いてくれるワガンの力量につくづく感心。徹ちゃんのトロンボーンも生音が気持ち良かった。アブドゥもいつもより数段のびのびと歌っている。昨日ののセネガルティーがきいたかな?

 前日の高校でのコンサートのあと、校長のお宅でご馳走になり、ホテルにもどるとアブドゥの部屋に集合。何故か彼の部屋だけVIP roomでツインベッド、シャワールーム、和室という豪華版。遅れてきたくせに~、悔しい!と言うと「ボクハイイヒト、ダカラ、VIPルームネ。コイズミトオナジ。」くっそ~。みんなで部屋におしかけ、セネガルティーをご馳走になる。1時間も飲むまでにかかったのだが、(徹ちゃんはその間寝てたけど・・・)真っ黒なお茶で、カプチーノのようにお砂糖を何杯もいれ甘くする。ものすご~く濃厚な味だった。アブドゥ・バイファルの元気の元のようだ。ご馳走さまでした。

minga tour 05 10日目「岩井窯の巻 其の壱」

2005年08月01日 | 
7/2(土)鳥取県岩美郡 岩井窯野外コンサート 曇ときどき雨

ツアーもいよいよ佳境に入った。鳥取の誇る陶芸家、山本教行氏のお庭である。そもそも、ここを一目見た途端、ワガンやアブドゥを連れてきて演奏したい、と去年思ったのが実現できたのだ。それにしても、梅雨の最中に野外コンサートをやろうなどと、世の中甘くみている、と言われたらそれまでだけど。
朝、ホテルに岩井窯より電話が入る。「こちらは雨なので、やはり残念ですが、資料館の中でやることになりました。」「そうですか。残念。」でもホテルから外を見ても雨は降ってない。市内から車で30分の岩美市は山の中だから天気も違うんだな。あきらめて、会場へ入るとピーカンではないか。「やはり野外でやりましょう!」とまたまた変更に。万が一の事を考え、ステージだけ資料館の軒先きを借りてセッティングする事になった。それにしてもなんと景色のよいところだろう。ワガンもアブドゥもおおはしゃぎ。庭の真中の石のオブジェに乗っかって記念撮影。

 コンサートが始まる30分前に雨がぽつり、ぽつり、降り出した。野外に座っているお客さんの中には傘をさしている人もちらほら・・・。山本さんにどうしましょう?と心配して尋ねると、「大丈夫、大丈夫。」雲をみながら自信たっぷりに答えてくれるので、安心して演奏を開始。
不思議な事に雨が止んでいる。(つづく)

minga tour 2005 9日目「鳥取県立青谷高校」

2005年08月01日 | 
7/1(金)鳥取県立青谷高校 音楽観賞会  ドシャブリ

1日移動日だったので、休息もばっちり。宿が温泉付きというのも素晴らしい。問題はアブドゥ・バイファルが朝6時半の飛行機で無事にホテルにこられるかどうか。と思いきや、携帯電話が鳴る。ちょうど朝6時半。「ハ~イ、サチサン、アブドゥデス。飛行機ノリオクレチャッタヨ。」って目覚ましがわりにしちゃ、冗談きつすぎ。がばっと起きて「次の便で頑張って来てよ~(涙)。」と冷静を装い、そのまま高校へ連絡を入れる。「12時半につく便がありますからお迎えに行きます。」とのお優しい言葉。N校長、すみません。
 仕方ない、いざとなったら4人で始めよう、という覚悟で学校へ向かう。今日はめずらしく朝からドシャブリだけど、学校の体育館ときたら冷房がないのだから、この雨ってもしかして恵みの雨だったかも。体育館に入ると、生徒たちがせっせと会場作りで働いていた。感謝。

 出番寸前にアブドゥ・バイファル到着。打ち合わせもそこそこに体育館に集まった生徒たちに「こんにちは~!」「わ~、何才?奥さんは?子供はいるの?」と質問攻めにあうワガンも子供たちが大好きだから素直で純粋な生徒たちに囲まれて本当に楽しそう。「ワタシのコドモ、25人イルヨ」とか冗談ばかり言って生徒たちをからかっている。
 本番ではおとなしい生徒たちをむりやり立たせて「はい、ジャンプ!みんな踊って~!」って遅れて来たたくせに人一倍元気なアブドゥが叫ぶ。みんな楽しんでくれたかなあ?「うざい」、とかって思わないでくれるといいんだけどね。

 演奏会が終わってから、今度はブラバン出身の中島徹と私が中心になってブラバンの指導にあたることに。なんと彼らの演奏曲は「Swing,Swing,Swing」。うう~ん、やるな。真剣さが伝わって来る。どうやったらかっこよくSwingが演奏できるのでしょう、などと聞かれるもんでこちらも必死に教えてしまって、気が付いたら2時間も指導していました!頑張れ、Swing girls and boys!