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minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

佐世保/音食亭〜絶品トマトカレーチャンポンの巻

2015年07月16日 | ライブとミュージシャンたち
佐世保にやってきた〜。お天気の良いこと。台風はどうしたんでしょう?こういう日に泳げないのは本当に残念なのであります。







とりあえず、港で佐世保バーガーをいただく。我が家で作るハンバーガーにそっくりだったw。




560円也(たか〜い!)

音食亭に行く前に大汗かいていたので、どうしてもシャワーが浴びたい!ということで近所の銭湯へ・・・。いやはや、ここがもの凄いところだった!!




外から覗くと・・・・「ゲゲゲの鬼太郎の世界だな。」byとしき

誰が入りにくるのだろうか?ばんだいのおじさんはとても優しい愛想の良い人でしたが・・・(汗)。懐かしいロッカーやドライヤーが未だに使える創業68年だそう。もう少しお掃除してくださ〜い(涙)。お風呂の温度が温水プールのようで、ヌルヌルで、入ってもさっぱりできない。結局シャンプーを40円で買ったけれど髪の毛は洗えず。ま、とりあえず汗はながせたので我慢しよう。こんな経験もめったにできないから、話のネタということで・・・w。








懐かしのドライヤー。まだまだ現役だそうですw。


顔が少々ひきつっていますw。

さて、今回初めて演奏させていただいた、音食亭ブラウニーはとても小さな店でしたが、店主の小田さんが素敵な方。ドラマーだそうで、店内にはお店のスペースの半分くらいを占めてドラムセットが置いてありましたw。

昨年、長崎(波佐見)で演奏したときに出会った女性や、マスターの音楽仲間の方達が来て下さり、アットホームな雰囲気の中、熱い演奏が繰り広げられました。





特筆すべきは、ここの「カレーチャンポン」が絶品ということ!!湯むきした丸ごとトマトが入っていて、普通のチャンポンとはまったく別物。スープが特に美味しくてびっくり。長崎に来たら、ここのカレーチャンポンは食べなくてはいけませんw。RIOは演奏前と演奏後に2回も食べてしまったほど。最後のスープにごはんを入れておじやにして食べるのがまた美味しくて・・・くせになります。

またこのお店には来年も立ち寄りたい!!と強く願った私たちであります。ありがとうございました〜〜〜!!!!







Georgeのくれた課題曲

2015年07月15日 | ライブとミュージシャンたち
五島最後の夜は有川の「George House」。名物親父のジョージ(本当はむっちゃん)にはお世話になりっぱなし。さらに、ベベンコビッチの新譜「青盤」の方にはギターリストとして2曲も参加している。

「さちさん、今度来たときは『Work Song』をやりましょう。」とだいぶ前から課題曲をもらっていた。最初の年は私たちが演奏しているyoutubeを見て「白夜」を一緒に演奏したい、と言われ、アンコールで共演。昨年は行ってから「Little Wing」(byジミヘン)をリクエストされ、急遽共演。今年は早々と「Work Song」を指定してきたという訳だ(苦笑)。



今回、PAの山崎さんがいた御陰で「たこくらげ組曲」も披露でき、山崎さんのDUBと共演できたのも面白かったな〜。味しめちゃったので、たこくらげの時は山崎さんがいないと嫌だな〜なんて思ってしまった・・・。

青盤ではドラムで大活躍の尾崎さんもカホーンとパーカッションで参加してくれて、ベベンコビッチの音楽をみごとにサポートしてくれました。彼は東京でロックバンドのドラマーとして活躍していて(土屋アンナのバックをやっていたり。)2年前に「漁師」になる、と人生を五島の海に賭けてしまった強者です。乳首にピアス、奥歯と前歯がボロボロという外見は怖いお兄さんだけれどめちゃくちゃ優しい人でした。

美味しい料理を仕込みながらもきちんと音楽を聴いてくれて、アンコールには美味しいところをかっさらおうとする、ジョージ。いつもステージにあがると少々緊張気味の演奏になっていたのですが、今回はとても堂々と弾きまくってました〜。





ベベンコが歌う「ジョージの親父はクジラ獲り」をダブルアンコールで全員で演奏。

「トレスはRIOのキレが良くなったので、3人の音楽もぐんとレベルが上がったね〜。去年までは足ひっぱっていたけんね〜。」と3回も聴いているジョージのお言葉。まさにそのとおりですね。

こんなに個性的で面白い人間、東京にもなかなかいないな〜。ちなみにジョージと私は同い年だから、最初から意気投合しちゃった。私なんかよりもっと繊細な神経の持ち主だけど。愛すべきがんこ親父です。どうぞお幸せに〜〜〜。

ベベンコとの楽しいライブもあさっての長崎上海銀行でのライブで一段落。楽しい五島ともしばしのお別れです。






カキとイカの塩辛のアヒージョも絶品でした〜。











また来年、5月にイベントをPAの山崎さんが企画しているようなので、それも今からとても楽しみにしていま〜す。ありがとう、五島列島のみなさん。お世話になりました〜〜〜。京都から来てくれた「ろくでなし」の横田さん、Yくん、また来月京都でお会いしましょう。

台風はどうやら関係なく無事に島を出られそうです。昨晩はライブが中止になるかも、と心配していたのですが・・・。

明日(本日)は佐世保の音食亭で〜す。佐世保でのライブは初めてなのでドキドキ。どうぞ宜しくお願いいたします。

写真提供:IKUMI

美味しい休日〜漁夫の利の巻〜

2015年07月14日 | うまいもん関係
台風はどこへやら。唯一のオフ日も快晴ではなかったものの、晴れてくれてジョージがさっそく迎えに来てくれた。

有川の漁港(防波堤)でクロ釣り大会。最初にゲットしたのはRIO。ちっちゃなクロ(メジナ)だったが、釣りのプロが指導してくれた御陰で、田尾さんもトシキも次々にゲット。面白いくらい釣れる。(私は見学)
















いつのまにか、いなくなっていたジョージがこんどは小さな漁船に乗って登場。昨日の打ち上げ会場にも遅れて来たが、ブルースハープを吹きながら登場したジョージ。彼の登場はいつも華やかだw。

友人の漁船に全員が手ぶらで乗り込み、いざ出発。






もの凄いスピードでびゅんびゅんと波しぶきにかかりながら到着したところは大きなイケス。ここで一人の漁師が大量の小アジを餌にイケスに放り込む。大きなヒラマサが一斉に小アジに飛びつく。壮絶な闘いがそこにはあった。



こんなのテレビでしか見た事な〜い。と感動していたら、餌やりも手伝わせてくれて、最後に大きなヒラマサをイケスから一匹取出して「はいよ、持って行きな〜。」高級魚ヒラマサを頂きました〜〜!

泳ぎたいよ〜と騒いでいた田尾さんの親戚のYくん(京都からお寺ライブに駆けつけてくれた)の為に、そのまま「はまぐり海岸」へと船をぶっとばし、雲っていたけれどもYくんは船からどっぷ〜〜〜ん。ここも遠浅だったので、まるでお風呂に入っているような感じw。








私たちも水着で来るんだったわ〜。などとしゃべっていたら、いつのまにか船の操縦していた漁師さんが「あ、黒アワビ。」と私たちにプレゼント。おそらく、漁でとったものの残りが船底に張り付いていたのだろう。なんとラッキーな!!





少し泳いで満足のYくんが船に乗り込み、再び出発!ジェットコースターより刺激的な船だw。次に向かったのは一艘の漁船。この漁船のおじさんが、ほらよっとこちらの船に投げ込んでくれたのは・・・・大きなタコ。








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タコは必死に船から脱出しようとぬめぬめくねくねと動き回る・・・。いや〜、何もかもが刺激的で楽しいクルーズでした。

漁師さんたちから頂いた戦利品とクロの大きな物だけを持ち帰り、釣具屋のおじさんが、今度は水イカ(これも今が旬の高級イカ)をお土産に下さった。いや〜〜〜、なんて優しい五島の人達でしょう。


大きなヒラマサ

GeorgeHouseに立ち寄り、ジョージはあざやかな手つきでタコのぬめりを塩で落とし、さっとゆであげ、カルパッチョにして味見させてくれた。これが美味しいのなんの・・・。




軍手でぬめりをじゃぶじゃぶと。



家にもどって黒アワビはバター炒め。肝醤油のたれとバターをソースにして頂きました。なんて美味しいんでしょう!!!!!!



毎日こんなに美味しいものばかり食べていいのだろうか、と幸せを噛み締めております。五島ばんざ〜い。ジョージありがとう!


ジョージの後ろにたっているのはゲイヒンカン(クジラの形のホール)。来年はここでも演奏することに??


クジラ取りの末裔たち。

そして、本日はそのジョージハウスで五島最後の夜、ライブです。昨日ゲットしたヒラマサがどんな料理になって出てくるのか、今日も楽しみであります。みんな、お越し下さいね〜。


George House

嵐の得雄寺

2015年07月13日 | ライブとミュージシャンたち
台風の影響で朝から雨。にもかかわらず、沢山のじんじ、ばんばから子供達までが得雄寺に集まってくれました。本当にありがとうございます。







昨年に引き続き2回目のコンサートになりましたが、今回もやはりノリノリのお客様たち。2、3クラーベをうっても、スイングのアフタービートの手拍子もばっちり。気持ちの良いリズム感で私たちの演奏を支えて下さったのであります。すご〜〜〜い!!

さらに、敏腕PAの山崎さんが手伝ってくれているので、会場で素晴らしい音響を作ってくれ、私の「たこくらげ組曲」も山崎さんにDUBをかけて!といきなりお願いし、みごとにコラボレーションできました。久しぶりのDUBが気持ちよかった〜。お寺でDUB音楽までできてしまうとは・・・恐るべし。

そんな私たちの実験的な演奏も食い入るように見つめ、聴き入って下さったお客様たち。ベベンコビッチの軽快なバリバリ方言満載トークにも拍車がかかり、笑ったり泣いたり・・・本当に楽しいライブだったな〜。また来年も楽しみです。

得雄寺の用意して下さった打ち上げの豪華なこと!!!いや〜、五島の美味しい魚を全て堪能できました。御馳走さま〜〜〜。

















明日は雨が止んでくれるといいのですが。たった1日のオフなので泳ぎた〜〜〜い。


などと書いていたら、九州地区で震度5の地震というニュース。九州の皆様、大丈夫でしょうか?こちらでは全く感じませんでしたが、心配です・・・どうぞお気をつけてください。

五島/福江の濃厚な一日

2015年07月11日 | ライブとミュージシャンたち
岡山から五島には夜8時到着。一番星が美しく輝いていた。ああ、また五島に来れた〜〜〜。嬉しい。



翌朝はベベンコビッチが「くちびるに歌を」のロケ地を案内してくれる事に。ベベンコがあの映画で方言指導していたのだから、映画関係者に直接ロケ地巡りをしてもらえるとは、なんと贅沢な事だろう。

沖縄に停滞している台風の行方が心配だったけれど、昨日も今日も快晴。うだるような暑さだった・・・。とりあえず、初日が気持ちの良いお天気でよかった〜。

宿の向かい側が大きなスーパーなので、そこの海鮮丼を買い込み、いざ、出陣。ウニも入って、プリプリの魚がごはんより多く、絶品。380円でこの味とは!!恐るべし、五島列島。

映画の大事なシーンで何度も登場する、水之浦教会へ。ここは昨年もみんなと来た場所。映画をもう一度観たくなったな〜。










ここはポスターになった、合唱部が練習していた海岸




さらにベベンコの一押しの海岸「頓泊(とんどまり)海岸」へ・・・。ず〜〜〜っと遠浅だったけれど、水の気持ち良い事ったら。疲れも忘れてみんなで泳いだのは言うまでもありませんw。








福江観光を満喫し、そのまま、今夜のライブ会場「Bar CHIC」に。ベベンコとのリハーサルを終了すると、次は五島高校の吹奏楽部の先生方が車でお迎えに。其の足で名門「五島高校」へ・・・・。なんと、お城の中にあるという素晴らしい高校だった!!!




門をくぐるとこんな素敵な芝生と銅像が・・・。

吹奏楽部の部室に入ると、40人以上の部員たちが出迎えてくれた。挨拶をしたあと、すぐに演奏を開始。

五島高校吹奏楽部のTReSウエルカム演奏「風になりたい」

振り付けつきのみごとな演奏に思わずウルウル。だめだ〜、涙腺が弱いのに〜。上の映像でもわかるように、本当に素直で明るい素晴らしい生徒達だった。一緒にsing sing singを演奏したり、2本吹きも披露したらとても興味深そうにみんな熱心に聴いてくれていたなあ。これを機に少しでもライブを聴きに来る若者達が増えたらいいな。みんな、ありがとう。コンクールも頑張ってね!












高校生のパワーをいただいて、そのまままたCHICに戻って、本番。身体はもの凄く疲れていたけれど、昨年に引き続き超満員のお客様のエネルギーをいただきながら、楽しいライブになりました。本当にありがとうございました〜。また来年も宜しくお願いします。

明日は上五島に移動しま〜す。

天まで届け・・・Over the rainbow @岡山ルネスホール

2015年07月09日 | ライブとミュージシャンたち
岡山に到着した夜、訃報が飛び込んできた。大阪ワイルドバンチのマスターが癌を患っていらしたのだが、あまりに早すぎる訃報だった・・・。

「さっちゃん、心配してくれてありがとう。でも、もう、ダメみたいです。なんとかライブはできるようにしてあるから安心して。」そんな電話をいただいたのが、先月の20日。しかも、ギターの津村さんのご葬儀から帰ったばかりの時。

庄内さんは涙声で「もう病院から戻れそうもないんですよ・・・。」私はどうする事もできず、そのまま「今までありがとうございました。でも、8月にはお会いしに行きますから、なんとか気力を持ってください。」と伝えるのが精一杯だった。最後の力をふりしぼって電話して下さった庄内さん。本当にいままで支えて下さり、ありがとうございました。大事な方が私からどんどん離れて行く。なんだか多すぎます。しかもみんな癌なんて・・・。


2012年のmingaツアー@ワイルドバンチ

悲しい気持ちを振り切って、カルメン・マキさんとホールで合流。なんと、彼女はワイルドバンチで10日にライブを行う事に。マキさんにとっては初めてのワイルドバンチだったのです。映画好きなマキさんは庄内さんと会えるのをとても楽しみにしていて、もちろん、庄内さんもマキさんのライブの事も楽しみにしていました。

今日がお通夜、そして翌日が告別式。その翌日がマキさんのライブとなります。ライブは庄内さんのいないワイルドバンチでみんなの力をあわせて行われる予定です。もちろん、私たちも8月7日に追悼ライブとして伺います。庄内さん、最後のワイルドバンチでのライブになりますが、頑張りますので、天国から見守っていてください。合掌。

リハーサルが終って、ルネスホールのロビーの喫茶店へ向かうと、会場入り口には奈良廣栄堂のマスターとワイルドバンチの岸さんが!!本当に遠くから駆けつけてくださってびっくり。しかもあまりのタイミング。庄内さんが引き寄せて下さったのでしょうか・・・。

「こんな顔合わせのライブ、なかなか観れないですからね。5月から楽しみにしていたのですよ。」庄内さんとは30年来の友人でもある岸さんはお通夜には出席せずに、このコンサートに来て下さった訳で・・・。

そして、200名近いお客様がこの、素晴らしいルネスホールに詰めかけて下さいました。岡山の人達もノリが良いのでびっくり。マキさんと一度岡山で演奏した事があったのをちゃんと覚えていて下さった方も・・・。主催のリビング新聞の伊藤さん、本当にありがとうございました。

初顔合わせなのに、息もぴったり。羽仁君のピアノもご機嫌で、スタンウェイが鳴りまくっていました。それにあわせ、RIOも気持ち良さそうに吹きまくって・・・。天井の高い響きの良い空間で、マイクを使わずに楽に演奏できるのは私たちにとって大きな喜びです。この組み合わせだったのがさらに良かったのだと思います。庄内さんにも届くように、思いきり演奏してきました。

ラストのアンコールではOver the rainbowでマキさんの天まで届くような素晴らしい歌声で会場を圧倒。たっぷり2時間半。観客の方も私たち一同も大満足の岡山の夜となりました。またこのユニットでやりたいなあ。お疲れさまでした〜。


打ち上げにて。

マキさんと羽仁くんは9日は神戸グッゲンハイム邸、10日大阪ワイルドバンチを回って東京に戻るそう。私たちは明日から九州へ。旅は始まったばかりです。元気でがんばってきま〜す。さ、早く寝なくては。



新譜「Viento Apasionado~南米の熱き風」

2015年07月03日 | ライブとミュージシャンたち
いよいよ、TReSの第3弾のリリース日が決定いたしました。10月24日(Bomba Recordより)N014 です!

そして、この日(10/23,24)に新宿Pit Innで2daysを行います。Pit innも50周年なんですね〜。おめでとうございます!

RIOが留学していた街はパタゴニアのサンタクルス州というところですが、とにかく風が強くて強くて高い木々などほとんど見当たりません。あるのは広大な地平線に枯れた色のブッシュばかり。ただ、街はずれに、ぽつんと一本だけ根性のある樹が生えていて・・・そこには柵や建物が設けられ、街の人達のシンボルになっています。



見渡す限りの荒野


根性の樹?


この木のイメージと、南米ツアーの熱狂的な歓声を「Viento Apasionado(情熱の風)」としてジャケットに描いて欲しい、とデザイナーにお願いしました。今まで、第1弾が「Escualo」(深海に潜むブエノスアイレスの街と鮫)、第2弾は「La Luna Roja(アルゼンチンの赤い月)」とKLEPTMANIACにお題をだして、いつも想像を遥かに超えた作品が生まれてきましたから、今回も・・・。

でも実は、KLEPTMANIACは体調を壊していて昨年末から全ての仕事を断って、単身タイに渡り、そこで療養していたのです。さすがに無理かな、と心配していたのですが、体調不良にも関わらず「TReSのCDデザインだけはなんとしても頑張ります!」とタイで高熱と闘いながらぎりぎりまで頑張ってくれて、このジャケットが完成しました。

このデザインを見たとき、本当に感動しました。Kちゃんの渾身の作品。もちろん、中身も今回は今までより濃い内容となっております。10月まで待てない方は、ぜひ今週日曜の昼、横浜エアジンにてゲットしてくださいませ。


10/5(日/昼15:30~) 横浜エアジン  出演:TReS + 伊藤志宏p

また、CD発売記念ツアーで関西、九州と回ります。先行発売ツアーですので、ぜひぜひ楽しみにしていてください。

ツアーの詳細はこちらで。