インド映画かと思ったら、フランス、アメリカ、ベルギー、シンガポール、インドの共同制作だそうです。
ムンバイからパリへやってきた青年が、家具店のクローゼットで一夜をすごそうとしたことから、世界中を旅するはめになるという奇想天外なコメディ。
インドのムンバイ。青年アジャ(ダヌーシュ)は、幼い頃から路上で空中浮遊やイリュージョンなどのマジックショーを披露して生きてきた。盗みを働くこともあったが、それは顔も知らない父親が暮らすパリへ行く費用を稼ぐためでもあった。しかし、夢半ばで母が他界。アジャは、母の遺灰とパスポート、100ユーロの偽札を手に、父を探すため、パリへ行くことを決意する。パリに着いたアジャが最初に向かったのは、とあるインテリアショップ。幼い頃に家具のカタログ雑誌を見て以来、カラフルでお洒落な家具に憧れていたのだ。アジャはそこで、お客のアメリカ人女性マリー(エリン・モリアーティ)に一目惚れ。早速、翌日のデートの約束を取り付ける。だが、アジャにはその夜の宿の当てがなかった。やむなく、家具店にあるクローゼットの中で眠りについたところ、そのクローゼットが真夜中にロンドンへ向けて発送されてしまう。さらに、次から次へと意図せぬ出来事に巻き込まれ、アジャはパリからロンドン、スペイン、ローマ、リビアへ……。行く先々で様々な国の人たちと出会うアジャ。ローマでは大女優ネリー(ベレニス・ベジョ)と夢を語り、リビアでは難民キャンプで知り合った仲間と危険なミッションに挑み、出会った人々の人生をより良い方へと後押しする。そして思いがけず始まったこの旅が、自分の生き方を大きく変えていることに、やがてアジャ自身も気づいていく……。
なかなか面白かった。
パリのIKEA、行ってみたい。
それに自分で行けない世界に連れてってもらったような、得した気分。
イギリス、イタリア、リビアと知らない場所ばかり。
貧困だの難民だのは問題提起だとしても、話の筋ははちゃめちゃだし、歌って踊るシーンもあるし、気球に乗るなんてあるわけない。
最後の、どこまで本当でどれが話を盛った嘘か、わからなくてもいい。
本当の幸せはお金じゃないって事か。
ムンバイからパリへやってきた青年が、家具店のクローゼットで一夜をすごそうとしたことから、世界中を旅するはめになるという奇想天外なコメディ。
インドのムンバイ。青年アジャ(ダヌーシュ)は、幼い頃から路上で空中浮遊やイリュージョンなどのマジックショーを披露して生きてきた。盗みを働くこともあったが、それは顔も知らない父親が暮らすパリへ行く費用を稼ぐためでもあった。しかし、夢半ばで母が他界。アジャは、母の遺灰とパスポート、100ユーロの偽札を手に、父を探すため、パリへ行くことを決意する。パリに着いたアジャが最初に向かったのは、とあるインテリアショップ。幼い頃に家具のカタログ雑誌を見て以来、カラフルでお洒落な家具に憧れていたのだ。アジャはそこで、お客のアメリカ人女性マリー(エリン・モリアーティ)に一目惚れ。早速、翌日のデートの約束を取り付ける。だが、アジャにはその夜の宿の当てがなかった。やむなく、家具店にあるクローゼットの中で眠りについたところ、そのクローゼットが真夜中にロンドンへ向けて発送されてしまう。さらに、次から次へと意図せぬ出来事に巻き込まれ、アジャはパリからロンドン、スペイン、ローマ、リビアへ……。行く先々で様々な国の人たちと出会うアジャ。ローマでは大女優ネリー(ベレニス・ベジョ)と夢を語り、リビアでは難民キャンプで知り合った仲間と危険なミッションに挑み、出会った人々の人生をより良い方へと後押しする。そして思いがけず始まったこの旅が、自分の生き方を大きく変えていることに、やがてアジャ自身も気づいていく……。
なかなか面白かった。
パリのIKEA、行ってみたい。
それに自分で行けない世界に連れてってもらったような、得した気分。
イギリス、イタリア、リビアと知らない場所ばかり。
貧困だの難民だのは問題提起だとしても、話の筋ははちゃめちゃだし、歌って踊るシーンもあるし、気球に乗るなんてあるわけない。
最後の、どこまで本当でどれが話を盛った嘘か、わからなくてもいい。
本当の幸せはお金じゃないって事か。