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【週刊】企業理念 Vol.212 シンフォニアテクノロジーさまから学ぶ
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経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。
★今週の質問★
【 我が社の社員は、社名の由来を語れるだろうか? 】
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先日、シンフォニアテクノロジー様の本社に伺った。
この会社、今年の4月1日から社名を
「神鋼電機」 から 「シンフォニアテクノロジー」
に変更している。
社名の由来をどう説明するのだろうか?
今回は、ご縁のあったシンフォニアテクノロジーさま
から学ばせていただきます。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
■コーポレートステートメント
”響いてこそ技術”
いつもの旋律が聴衆の心に響く。
交響曲(シンフォニー)のように。
私たちは製品、サービスを通して
「お客様の心に響く技術」
「地球の未来に響く技術」
「人を大切に想う気持ちへ響く技術」
を追い求め
多彩な技術で新しい時代の
シンフォニーを奏でていきます。
(出所 http://www.sinfo-t.jp/cm/index.html 2009/05/17)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【学び】
○1949年に神戸製鋼から独立して神鋼電機となっている。
○今までに培ってきた「電子技術」「精密技術」「情報技術」を
ニーズに応じて融合し、新たな製品群を創出している
○「自主的成長意欲の喚起」をポリシーとした
人材育成プログラムを用意している。
○「ゲームに始まり、ゲームに終わる」というポリシーで
人材研修を行っている。
○多彩な商品を開発している。1930年代には電気バスを製造している。
http://www.sinfo-t.jp/hensen.pdf
【コメント】
HP(TOP)の右隅に、
シンフォニアテクノロジーの社名の由来が掲載されている。
-------ここから
シンフォニアは、17世紀イタリアのオペラの序曲が語源で、
英語ではシンフォニー。
オーケストラのための4楽章からなる組曲、
すなわち交響曲を意味する言葉です。
この交響曲が世界各国で愛される所以は、
長い歴史の中で培われてきたオーケストラの多彩な
音や旋律の表現技術にあるといわれています。
当社の強みは、やはり、多彩な製品と技術、そして多彩な人材です。
この多彩さの象徴としてシンフォニアを引用し、
テクノロジーと組合わせました。
また、シンフォニアの語源であるオペラの序曲は、
クライマックスへ向けたまさに序章であり、
新社名は当社の将来に向けた飛躍の始まりであるとの意味を込めています。
-------ここまで
自分がこの会社の社員だったら、社名の由来について
お客様にこう説明するかもしれない。
「当社の強みは、多彩な製品と技術そして人材です。
これらを融合して新たな価値を提供します。
この価値がお客様の心に響くことを願って
シンフォニアテクノロジーという社名に変更しました」
さて、あなたならどう説明しますか?
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━
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┃ 我が社の社員は、社名の由来を語れるだろうか?
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