Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

トルコ旅行:エフェス遺跡2

2010-02-22 19:58:13 | 旅日記
晴れていたらさぞや素敵な景色が見れただろうに。。。と
思ってしまう残念な天気であるところがシーズンオフを
物語っているわけですが、観光名所が空いていてゆっくり
見て回れる利点もありますよね。
このセルスス図書館へ向かうクレテス通り。
恐らくシーズンの時には人がいっぱいなんだろうな。






トラヤヌスの泉。

102から104年に建立された、
皇帝トラヤヌスに捧げられた泉。
今は台座がかろうじて分かる程度
にしか残っていませんが、当時は
正面にため池があって、そこに
据えられたトラヤヌス皇帝像の足元
から水が流れていたらしいです。
ここで発見されたデイオニソス、サチ
ュロス、アフロディーテの像をエフェス
考古学博物館で見ることが出来ます。

お金持ちの人たちが住んでいた
といわれる住居跡
家の前にあるモザイクの道は
今は色あせていますが、当時は
さぞかし色鮮やかで綺麗だった
んだろうなと想像してしまいました。






2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに
捧げられたハドリアヌス神殿。
手前のアーチには運命の女神ティケ、
おくには両手を広げたメドゥーサが
彫られいます。
頭髪は蛇、見た者を石に変えるという
ギリシア神話に出てくるメドゥーサは
ローマ時代には魔除けとして人気が
あったそうです。 悪魔からの視線を
がっちり守ってくれそうです。



1世紀頃の公衆トイレ
手前に噴水があって、その向こう側に腰掛のベンチみたいな石に穴が開いているのが見えるかと
思います。穴から下を見ると水が流れるようになっていました。お隣同士、ついたてがないところで
用を足すのはちょっと抵抗を感じますが、政治の話をしたり社交の場でもあったのだとか。
音を消すために手前に噴水が作られたそうです。
セルスス図書館

昔の広告みたいなものでしょうか。
セルスス図書館から大劇場へ向かう
マーブル通りにあります。
右側に女性の姿、そして四角いお金。
左側に足型、そしてその斜め上には
ハートの形。
図書館の道挟んで向かいにある娼館
を示す案内図兼広告。





2万5千人が収容可能だった
古代大劇場。
今でもコンサートなどで使われて
いるそうです。
階段のところにはライオンの足の
ような彫刻が施されていました。
考古博物館でも机の脚がライオン
の足のような彫刻がされているの
を見ましたし、強さの象徴なんで
しょうか。


途中まで上ってみました。
港と街を結んでいたアルカディアン通り
遠く離れて撮った大劇場。
昔の共同墓地でしょうか
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トルコ旅行:エフェス遺跡

2010-02-22 19:37:29 | 旅日記
イズミールから1時間半ほどバスに乗ったでしょうか。
アレクサンダー大王が憧れ、カエサルやアントニウス、クレオパトラ7世それから哲学者プラトンも
やって来たというエフェスの地を私も踏みました。

ヴァリアスの浴場跡
アゴラ(公共広場)

この通りの右手に音楽堂がありました。
オデオンと呼ばれ、演劇、フルートやシンバルを用いても音楽会、詩の朗読が行われていた
そうです。本来屋根が取り付けられていたと考えられていて、一度に1400人を収容できる
娯楽施設で、市民代表者会議などもここで開催されていたようです。

音楽堂の外側
ここは市役所


美術館へ行くと見るのは絵画ばかりで、大抵彫刻の部屋は飛ばしてしまうのですが、こうやって
パズルのようにきっちりと積み重ねられた石を見ているだけでも圧倒されてしまいました。

脱皮する蛇は生まれ変わる生き物、
再生のシンボルなんだそうです。
そこから診療所や救急車のマークに
なっているんだとか。
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