緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

綿の発芽

2015年05月19日 | ボランティア
私が住んでいる市の文化財収蔵館で、ボランティアの募集があったので応募してみました。
ボランティアの内容は、昔の暮らしの体験を子供たちにしてもらうお手伝いです。

具体的には、綿を育てて収穫し、それを使って糸紡ぎや機織りを子供たちに体験してもらうわけですが、教える側ができなくてはどうしようもないので、1年目は講習を受けて自分ができるようになります。2年目から学校へ主張授業に行ったりするそうです。

私は両手拇指CM関節症という手の病気で、糸紡ぎみたいなものができるのかと思って問い合わせたところ、とにかく一度体験してと言われてお試しでやってみたところ、そんなに手に負担はかからずやることになりました。

とりあえず綿の種を貰い、家のプランターに植えてみました。
収蔵館にも、もちろん綿を栽培する畑があり、そちらの世話もボランティアの仕事です。でもそれだけでは綿が足りず、家で栽培できる人は家でも栽培するわけです。

12日に種を貰い、2晩水に浸け、プランターに植えたところ、昨日くらいからボツボツ芽が出てきて、出揃ったみたいです。



ホッとしました。

続けられるかどうか分からないボランティアですが、キツイものではなさそうですし、興味もあるので今後が楽しみです。


ボランティア探し

2015年04月19日 | ボランティア
3月末でリタイアして、今はのんびり過ごしていますが、そろそろボランティアでも始めようかなと思っています。といっても、何を始めたらいいか何も決まっていません。
仕事はあくまで生活費を得るためのものですが、ボランティアは本当に意義を感じられるものをやってみたいものです。
先日、リタイアして数年になるボランティア生活の先輩の友人と、ボランティアについて、あれこれ話をしました。
彼女もボランティアとの距離の取り方について、悩みはある様子でした。
友人との話で、ボランティアを始めるに際しては、以下のようなことは言えるかと思います。

 1. 自分が意義の感じられる、もしくは興味のあることをする。
 2. 経済的、体力的、時間的に無理のない範囲でする。
 3. 既に人間関係が結束的に出来上がっている、排他的な仲良しグループのようなボランティアは避ける。
 4. そこでは、誰か特定の人に平伏しなければならないボランティアは避ける。
 5. 無責任な人、やる気が感じられない人、活動遂行能力がほとんど無い人が4割以上いるボランティアは、それが分かった時点でやめる。(自分がそういう人になった時も同様。)

何様のつもりじゃ、そんな都合の良いボランティアがあるかと言われそうです。

私はボランティアは基本的に自分の為にするものだと思ってます。
ボランティアには、私は若い頃から関わってきましたが、自分自身のリストラや、母の介護で、実質不可能になっていました。

30代40代の頃のボランティアは、ボランティアという意識もない、自分の為の無償の社会活動でした。ですから、上の2の部分で、気がついたら、勤め先での自分の立場が危うくなっているような、ずいぶん無理なこともやってきました。

ああいう無茶はもうやりたくありません。たぶん、若い頃の無償の社会活動と、リタイア後のそれは、根本的に違うのでしょう。

今は何ができるか、焦らず、ゆっくり探している最中です。