秋真っ盛りの11月の三連休に、京都の妹夫婦と一緒に高野山詣でに行ってきました。
神社仏閣巡りと御朱印集めに凝っている妹に付き合ったような感じですが、実は僕も是非今、とある“神頼み”いや“佛頼み”をしたい事案があったのです。
でもまぁ、詳しいことは後で。先ずは秋の世界遺産・高野山を楽しみましょう!
高野山には大阪から南海電車で行くことが出来ますが、この小旅行の車中も楽しみの一つ。
JRの環状線から南海線に乗り継いだ新今宮駅から、約1時間で橋本駅に到着。ここは高野山への鉄道の登山道の入り口のような駅です。
橋本駅からは、高野山行きの特別列車に乗り換えます。
聖地・高野山へ行く特別列車「天空」です!
豪華な観光列車で大人気の「天空」、この日も車内は満席の大盛況ぶり。
橋本駅から終点の極楽橋駅までは約50分です。
わずか50分足らずの行程ですが、「天空」に乗っているとまさに登山鉄道を思わせる険しい道のりに驚かされます!
途中駅での列車行き違いも、線路が山肌にへばりつくように急カーブを描いているのでこの迫力!
車体同士がぶつからないかと心配になります。
無事に極楽橋駅に到着。
ここからは…
ケーブルカーに乗り換えです!
しかし、このケーブルカー、駅に停車中の時点で既にえらい急勾配状態だなぁ…
プラットホームの階段の傾斜が半端ない。
そしてそのまま、物凄い急勾配をグイグイ登っていきます。
…ケーブルカーの先頭車の席が取れなかった(というか、急坂を登って先頭まで行く気力がなかった)せいで、風景は後ろ向きですが(笑)
降りていくケーブルカーとすれ違います。もうすぐ山頂…
とうとう、高野山駅に到着しました!
駅からの眺めが既に絶景です。
高野山駅からは、バスで高野山巡りに出発です。
先ずは、弘法大師空海の御廟がある奥之院へ。
空海の御廟周辺は撮影禁止なのですが、御廟に向かう道すがら、杉の巨木が並ぶ中に戦国大名たちの無数の墓石が並ぶ様子はまさにこの世と仏の世界とを結ぶ空間。
…でも、なぜかこんなものが。
(;・∀・) シロアリの慰霊碑とな!?
しろあり やすらかにねむれ…って、業者が駆除したシロアリまで慰霊碑建てて供養してしまうところが日本人の凄いところかも!?(笑)
そしてさらに、こんなブッ飛びの慰霊碑も発見!!
Σ(´∀`;) こっこれは、NASAのサターンVロケット!?何なんだこの慰霊碑は~!?
高野山奥之院にそびえ立つ謎のサターンVロケットの正体は、新明和工業さんの慰霊碑でした。
ロケット慰霊碑に度肝を抜かれつつ奥之院を後に、高野山を周回しているバスに乗って今度は金剛峯寺へ。
…正確には、高野山一帯が全て金剛峯寺の境内という扱いになっているとのこと。
続いて、壇上伽藍へ。ここが高野山の中心だそうです。
高野山の総本堂、金堂。
妹はここで念願の高野山の御朱印を戴いた模様。
そして根本大塔。
高野山の見どころを一通り見てしまったところで、お楽しみの高野山ランチ!
もちろん、精進料理ですよ~
食後は、腹ごなしに高野山の町を歩いて大門へ。
この立派な門が、高野山全体の総合入り口にあたるそうです。
さぁ、一日かけて高野山を端から端まで見てしまいました。
そろそろ帰りましょう…
帰りは、ケーブルカーで極楽橋駅まで降りてから、大阪のなんばまで直通の特急こうや号です。
こうや号の車内は高野山仕様でこんなに豪華!
…うむ、これは、今日一日よく歩いたので、大阪までこうや号の車内で気持よく眠れそうだ(笑)
かくして、行きも帰りも大満足の秋の高野山詣ででした。
…そして僕が高野山で何を祈願したのかというと、間もなく相次いで正念場を迎える日本の宇宙探査機の無事を祈ってきたのです。
12月3日に地球スイングバイを行う小惑星探査機「はやぶさ2」と、12月7日に金星周回軌道への再投入を行う金星探査機「あかつき」。
宇宙を往く我らが冒険者たちに、弘法大師の御加護があらんことを!!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝
12月3日に地球スイングバイを行う小惑星探査機「はやぶさ2」と、12月7日に金星周回軌道への再投入を行う金星探査機「あかつき」。
宇宙を往く我らが冒険者たちに、弘法大師の御加護があらんことを!!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝