熊本県八代市の八代港に、イタリア船籍のクルーズ客船「コスタ・ヴィクトリア」がやって来ました!
昨日、八代市内で開催された全国花火競技大会に合わせて、上海から花火見物ツアーの団体客を乗せて来たのです。

八代港には先週も日本最大のクルーズ客船「飛鳥II」が寄港しましたが
(→今年も熊本県八代港にクルーズ客船「飛鳥II」が入港しました)、
「飛鳥II」出港時は岸壁が立入禁止だったので敷地外のフェンス越しに見送りました。
でも今日は「コスタ・ヴィクトリア」の見送りセレモニーが開催されていて、
受付を済ませれば誰でも岸壁に入れます!
氏名と生年月日を登録すると物々しいナンバリング入りの立ち入り許可証を渡されました。
さぁ「コスタ・ヴィクトリア」を見に行きましょう!

「コスタ・ヴィクトリア」はこれまでに八代港に入港した船では最大の超大型船で、
なんと「飛鳥II」より2万5千トンも大きいのです。
岸壁から見上げる船体の迫力はケタ違い!


客室のバルコニーが並ぶ船体は、まるで巨大なビルのようです。
最大で約2千人もの乗客が乗ることが出来るそうなので、本当に海に浮かぶマンションですね!


船体を飾る「COSTA VICTORIA」のロゴ。
イタリア・ジェノバに本社を置くコスタ・クルーズ社が運航する船で、
普段は地中海やカリブ海で運用されているそうです。

イタリアの船なので、船体には青いEUの旗が描かれていますね。
船の最後尾まで行ってみました。


船尾には母港がジェノバであることも記載されています。
ジェノバから遥々、世界中を航海してとうとう極東の地方都市の港までやって来たんですねぇ…
午後3時過ぎ、熊本県内各地に観光に出かけていた乗客がバスで戻ってきて乗船が完了すると、
「コスタ・ヴィクトリア」はゆっくりと八代港の岸壁を離れます。

寄港した港への感謝と別れの挨拶の意味を込めた“長音三声” の汽笛を2回もくり返して、
「コスタ・ヴィクトリア」は旅立っていきました。



さようなら、「コスタ・ヴィクトリア」!
またいつの日か、八代に来てね!
…そしていつの日か、世界のどこかの港でこの船と再会できたらもっと嬉しいな。
