天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

大相撲を見てきました。その2「枡席に座ったら、先ずは…」

2010-03-31 | 映画・演劇・コンサートを観る
大相撲を見てきました。その1「会場に入る前から異空間」からの続き。
はぁ~ドスコイドスコイ


さて、お茶屋の人に案内されて、予約していた枡席に着きました。
枡席には湯呑茶碗がセットされています。なるほど案内人さんが持っていた急須はホントにお茶を注ぐ為のものだったんですねぇ…

っていうか、狭っ!
一畳程度の面積しかありませんが、これで4人分のスペースですよ。
今日は僕と父、妹夫婦kamimogときっちり定員一杯の4人で来てるし、しかも僕も父もkamiちゃんも背丈が結構あってガタイがいい野郎共ときているw
こりゃ文字通り寿司詰めになっちゃいますねぇ。。。
紅一点のmogmogは男どもに押し潰されてお気の毒様。

とは言え正面側(NHKのTV中継で映されるのと同じように、場内が見渡せるサイド)の、なかなかいい席ですねぇ。
もう土俵では取り組みが始まっています。さて早速、枡席に収まって相撲観戦初体験…


って、何なのこの荷物は!
ただでさえ狭いのに、どうするのよこれ?

実はこれ、お茶屋でチケットを買うとオプションで購入出来る「相撲観戦記念品セット」なのです!せっかくなのでと、今回のチケットを手配したkamimogがオプションも付けてくれたようです。。。
案内人さんから「ハイどうぞ!」と人数分を渡されますが、4人で座ってるのがやっとのスペースしか無いのに、どこに置けっていうんだ!?
結局これは、後でお茶屋で預かってもらうことに。

そしてお茶屋からは、さっきの急須のお茶とは別に飲み物も提供されます。勿論これも別料金のオプション。
流石お茶屋、商売人よのぉフッフッフ…
とりあえずビールをオーダーすると、豪快に大瓶が出てきました。

早速、カンパーイ!!

別料金のオプションはまだまだ続く。
さらにお茶屋からは弁当も渡されます。

風呂敷をほどくと…


立派なお重に入った弁当です。
お重には大相撲三月場所のロゴ入りです。






豪華三段重ね!
こりゃビールも進むわ。ドンドン飲むぞー!!

さて、お気付きかと思いますが枡席に座ったのはいいけれど全然、土俵の取り組みを見ていません(笑)
正直、押し込み合って座ったり飲んだり食べたり片付けたりとあれこれ忙しくてなかなか落ち着いて相撲観戦という訳にいかないのですよこれが。
「大相撲の枡席って不思議なシステムだなー!」

それでもさすがにしばらく経つとmogmogから
「ミーちゃん、飲んでばかりいないで相撲を見たら!?」とツッコまれました。
やれやれ、そうだった今日は相撲を見に来たんだった…

まだ午後早い時間ですが、大相撲三月場所初日の取組はもうだいぶ進んでいます。
それでは、土俵でのお相撲さんの取り組みを見てみましょう!
次回に続く。はぁ~ドスコイドスコイ

阿久根でブルートレインに泊まろう!あくねツーリングSTAYtion

2010-03-30 | 鉄道
阿久根駅前に停車中のブルートレイン「なは」、
あくねツーリングSTAYtion

平成22年3月27日、
肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅でリバイバル運転されたブルートレイン「なは」を見送った僕は、そのまま阿久根でブルートレインに泊まっちゃうことにしました。
ここ阿久根には、地元のNPO法人によって運営されているブルートレイン「なは」の寝台車をそのまま使用した「旅人の宿」、
あくねツーリングSTAYtionがあるのです!




阿久根駅前の駐車場脇…というか、以前はそこも駐車場だったと思しき区画にレールが敷かれていて、その上にブルートレイン「なは」で使用されていた寝台車が2輌、鎮座在しています。
民家の裏の駐車場にブルートレインがいる風景、なかなかシュールです(笑)


この寝台車は以前は新大阪と西鹿児島、九州新幹線開業後は京都と熊本を結んでいた寝台特急「なは」で使用されていたもの。
「なは」の廃止後は廃車されそのまま解体される運命にありましたが、旅人と地域住民が交流することを目的とした宿として再び使用するために引き取られることとなり、ここ阿久根にやってきました。
かつて現役時代に毎日通っていた馴染み深い駅で第2の人生を送れることになった、幸せな寝台車たちです。

B寝台2人用個室「デュエット」のオハネフ25-2209はそのまま2人部屋の客室として、
開放2段式B寝台車のオハネフ25-206はオープンサロンの談話室として使用されています。


車輌には電源などが引き込まれていますが、基本的には線路の上を走っていた頃と全く同じ姿を留めています。
「なは」のテールマークもしっかり掲げられているのが嬉しいですねぇ。

さて早速、受付でチェックインをして寝台車の中に入ってみましょう。
NPO法人のスタッフの方が、親切に部屋まで案内して下さいます。

プラットホームはありませんが、出入口ドアにはウッドデッキの足場が組んであります。
デュエット車輌のドアから、車内に入ります。




「おお~!!」
車内も全く現役時代そのままですねぇ!
僕は「なは」に乗るときはいつも独り旅だったので、この2人用個室「デュエット」は見るだけで実際に利用したことはありませんでしたが、こうして思わぬかたちで「デュエット」に泊まれることになりました。

部屋に荷物を置いて身軽になったら、ちょっと隣の談話室車輌を見に行きましょう。

連結部の貫通路。「く」の字に折れ曲がっています。
かなり極端な角度で折り曲げて2輌の寝台車を連結しているようですね。
ちなみに談話室車輌のオハネフ25は何故か、本来は編成の端に向けるべき車掌室側を中間に向けて連結されています。これは逆向きの方が見栄えが良かった筈なのに、残念だなぁ。
何故か「富士」のテールマークを出しているのも見えますね(笑)


開放2段式B寝台車の車内。ベッドにはカーテンもそのまま残されています。


お馴染みの向かい合わせの2段寝台。
この車輌は談話室や食事スペースとして使用されているのですが、僕としてはこの2段式B寝台にも寝てみたいですね!
何しろ、この2段式B寝台は今迄の乗り鉄の旅で数えきれない程泊まりしたからねぇ。
「身体が70センチのベッド幅に適応してしまう」「シーツの張り方、毛布の広げ方、寝返りの打ち方を身体が憶えてしまっている」位にこの寝台に寝ましたから、思い入れも人一倍あるんですよこの2段寝台には!

暫く寝台車の中で、今迄の旅の想い出に浸っていましたが、
せっかく阿久根にいるのだからちょっと町を見に行ってみました。
あくねツーリングSTAYtionの受付で町の見所を聞いてみると…
「駅前の通りを左手に15分くらい歩くと阿久根の中心部に着きます。温泉もありますよ。駅前を右に曲がって歩くと…そうですね、1時間半くらいかかるけど大型ショッピングモールもあります」
と親切に教えてくれました。
あはは…1時間半歩くのはちょっときついなぁ…という訳で、駅近くをぶらぶら歩いてみることに。

そして、散歩中に見つけた素敵な図書館。
阿久根市立図書館、郷土資料館も同じ建物に入っています。
規模は小さいのですが蔵書も展示もなかなか充実していて、何よりクラシカルな雰囲気が気に入りました。
ここはいずれまた訪問して、博物館を訪ねるシリーズとして天燈茶房でも紹介したいですね!

ぶらぶら歩きと図書館に入り浸っているうちにすっかり暗くなったので、ブルートレインに帰ることにしましょう。

「あっ、テールマークに照明が灯ってる!」


寝台のモケットを汚さないように、寝るときは寝具セットを借りてシーツを使用します。
幅の狭い寝台車のベッドに普通サイズの毛布と掛け布団を使うので、見た目はグシャグシャですが寝心地は快適です。
寝台車なのに走行音が聞こえず、揺れないのでちょっと寂しい気もしますが…おやすみなさい。

寝慣れた寝台車のベッドでぐっすり眠って、翌朝。

車窓からの景色が変わらないのもちょっと残念ですが、それでも阿久根駅の構内が見えるので旅気分は味わえます。

部屋を片付けて、気持ち良くあくねツーリングSTAYtionのブルートレイン「なは」を下車しました。
肥薩おれんじ鉄道に乗って、さぁ帰ろうかね。


今日もいい天気です。
家に帰る途中の車窓の桜も咲き誇っていました。


…こんな感じで、楽しかったですよ!あくねツーリングSTAYtion
ブルートレイン「なは」が廃止されてから、ちょうど2年目の春。
ファイナルランに乗って別れを告げた筈の「なは」に、こうしてまた乗ることが出来るようになるなんて、思ってもいませんでした。
「なは」をあくねツーリングSTAYtionとして蘇らせてくれたNPO法人Big up(ビゴップ)の皆さん、ありがとうございます!
僕もあくねツーリングSTAYtionを今後も応援します!

→あくねツーリングSTAYtion


阿久根のブルートレイン「なは」、また泊まりに来るよ!

見る鉄日記 帰ってきたブルートレイン「なは」

2010-03-29 | 鉄道
九州に、またブルートレインが帰ってきました。
先週運転された「はやぶさ」に引き続き、今度は「なは」の登場です!

かつて同じ西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)から発着していた2つのブルートレインの週替わりの競演、
限定復活運転第2週目は少し遠出して、鹿児島県の阿久根駅で見る鉄してきました。
ついでに第3セクター鉄道「肥薩おれんじ鉄道」の乗り鉄も満喫した、春の鉄道三昧日記です。

平成22年3月27日


早朝7:13に肥薩おれんじ鉄道の始発駅八代から出発。
ブルートレイン「なは」が走るのは午後ですが、今日は肥薩おれんじ鉄道が全線乗り放題になる1日フリー乗車券を購入してあります。
朝から一日中、気ままに乗り鉄を楽しんでブルトレがやって来るのを待とうという訳です。


八代駅を発車した肥薩おれんじ鉄道の川内行き普通列車は、不知火海に沿って南下していきます。
対岸に天草の島々を望む波静かな不知火海、麗らかな春の海です。


家並の向こうに、春の海。
ところどころで車窓には桜も見えて、気持ちのいい乗り鉄日和です。

八代駅を出て2時間半、肥薩おれんじ鉄道の終点、川内駅に到着しました。

ここは九州新幹線が開通する以前は鹿児島本線の途中駅だったのですが、現在ではJR九州と肥薩おれんじ鉄道と別会社の路線として分断されてしまっています。
これみよがしに線路を寸断するように置かれた大きな車止めが、何だか哀しいですねぇ…
尤も、現在も貨物列車は以前と変わらず直通運転を行っていますし、今日走るブルートレインも両社の路線を跨いで門司港駅から鹿児島中央駅まで直通します。
実は今でもレールはしっかりと九州の南北を結び、つながっているのです。

さて、肥薩おれんじ鉄道の終点まで来ましたが、別に列車を降りて何をやる訳でもなく、すぐに逆方面行きの列車に乗って折り返します。
傍目に見れば意味不明で理解不能な行動でしょうが、実はこれぞ乗り鉄の真髄!とにかく、鉄道に乗ることだけが目的なのですから。




肥薩おれんじ鉄道沿線の南部、鹿児島県内では列車は東シナ海に沿って走ります。
熊本県内の、波静かな内海の不知火海とは対照的に、島影も見えない広々とした外海、これまた美しい海岸線が続きます。

 途中、薩摩高城駅のプラットホーム待合所にあった駅ノート
年末年始の北海道旅行で、“秘境駅”小幌駅で見つけた駅ノートは雪に埋もれていましたが、こちらは簡素な雨よけ屋根の下にぶら下がっていました。
処変われば駅ノートも変わる…ですが、小さな駅を愛する人と旅人の想いは変わりませんね。
勿論、僕も記帳させて戴きました。

こんな調子で、海を見ながら半日気ままに乗り鉄を楽しみました。

さて、午後も遅い時間になりました。
そろそろ、ブルートレインの見る鉄に行きましょう!
今回、ブルートレイン「なは」を見る場所は肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅。
この駅で「なは」は約40分間停車して大休止、その間じっくりと列車を眺めることが出来ます。

16:40、定刻にブルートレイン「なは」が阿久根駅に到着しました!

ここ阿久根駅に「なは」がやってくるのは、九州新幹線開業に伴ない「なは」が熊本以南の区間の運転を打ち切って以来6年ぶりになります。
まぁ実際には定期運転していた頃の「なは」は朝と日暮れ後に阿久根駅に発着していたので、この時間にやってくるのはかなり違和感があるのですが、この際そんなことは気にしません(笑)
牽引する機関車は先週の「はやぶさ」と同じED76-66、寝台車の編成も同じようですね。


編成最後尾を見に行くと、何故かテールマークは「はやぶさ」になっています。
あらら。。。
今日使われている編成は九州最後のブルトレ「はやぶさ」「富士」の廃止まで使用されていた14系寝台車ですから、24系25型寝台車を使用していた「なは」のマークは恐らく最初から入っていなかったんでしょうね、きっと。


プラットホーム上を歩いて、編成を見ます。プラットホームに長く横たわった青い客車には、やはり風格があります。
側面のサボ(方向幕)は正しく「なは」を出していたり「みずほ」や「はやぶさ」を出していたりバラバラですが、まぁそれも気にしないことにしましょう(笑)


それにしても、こうして眺めると本当に現役で定期運転していた頃を思い出しますねぇ…


行き違いの普通列車が隣の線に入ってきました。
単行1輌の軽量ディーゼルカーとブルートレインでは、やはり迫力が違いますねぇ。
肥薩おれんじ鉄道の主役の筈のディーゼルカーが、申し訳なさそうにブルートレインの横をトコトコとすり抜けて行きました。

さて、そろそろブルートレイン「なは」の発車時刻です。

駅に集まった大勢の人たちが、名残惜しそうに「なは」を取り囲みます。


17:19、「なは」は汽笛一声、西鹿児島…いや鹿児島中央駅目指し発車していきました。
「さようなら、ブルートレイン」

さて「なは」は行っちゃったけれど、僕はこのまま帰りませんよ。
何しろ先週から散々、大好きなブルートレインを見るばかりなので「乗り鉄」のフラストレーションが溜まっているのです。
このままでは気が済まない、僕もブルートレインに乗るぞ!
そんなことが、実は…出来るんです、ここ阿久根駅では!

これは、さっき撮った阿久根駅に停車中のブルートレインの写真。
左側に停車している「はやぶさ」マークを掲げた「なは」の右側にも、ブルートレインの車輌がいるのがわかりますか?
これが、阿久根駅前に停車しているもう一つの「なは」、あくねツーリング STAY tionです!
旅人と地域住民が交流することを目的として地元のNPO法人によって運営されている、この「旅人の宿」となったブルートレインに、今夜は泊まることにします!

阿久根でブルートレインに泊まろう!あくねツーリングSTAYtionに続く

誕生日はブルトレ三昧

2010-03-28 | 日記
実は今日は、僕の誕生日です。
三十路に足を突っ込んでもう四年、この歳じゃ誕生日もヘッタクレもないやって気分ですが、
それでもせめてもの慰みに、昨日からちょっと出かけてました。
目的地は、僕の住むところから列車に乗って、少々南下したところにある阿久根駅。

そこでブルートレインを“見る鉄”したり…


日が暮れても家に帰らず、ブルートレインに泊まったり…


とまぁ、ブルートレイン三昧の誕生日を満喫した訳です。
詳細はまた後程。ではまた

はやぶさ、地球大気突入準備!

2010-03-27 | 宇宙
小惑星探査機はやぶさ イメージ画像提供:JAXA

6月の地球帰還を目指し、飛び続ける「はやぶさ」。

これまで、地球から見て太陽側(昼側)を通過する軌道を飛んでいましたが、実はこのままではイトカワの地表サンプルを収めた帰還カプセルを切り離しても地球大気に再突入させることが出来ません。
カプセルの突入速度を低減させるために、地球の自転方向目がけて大気に進入させる必要があるのです。
その為には、「はやぶさ」を太陽の反対側(夜側)を通過させる軌道へと移す必要があったのです。

そして、「はやぶさ」は見事に軌道を変えることに成功しました!
今日中にもイオンエンジンの運転は終了され、「はやぶさ」は弾道飛行に移行。
今後は地球帰還の為に設定された仮の目標点目指し、軌道の微調整が繰り返されます。

小惑星探査機「はやぶさ」情報/軌道情報

飛行機の旅に例えるなら、ちょうど
当機は間もなく、地上に向かって降下を開始致します。お席に戻られてシートベルトをお締め下さい。
というアナウンスが流れた頃、ということになるでしょうか。
これまでは「地球目指して」飛んでいた「はやぶさ」、今後はより正確に、帰還予定地の「ウーメラ砂漠を目指して」精密誘導されていきます。

これからが正念場です、「最終の着陸態勢」に入るまで、あと一息!
「はやぶさ運用チーム」の皆様、応援しております!

平成22年3月28日追記:昨日の朝から外出していたのですが、僕の留守中に公式発表があったようですね。
小惑星探査機「はやぶさ」搭載イオンエンジンの連続運転による軌道制御の終了について
(JAXAプレスリリース)

はやぶさ、無事に帰ってこい!

大相撲を見てきました。その1「会場に入る前から異空間」

2010-03-25 | 映画・演劇・コンサートを観る
日本の「国技」、相撲。

僕は先日、生まれて初めて生で大相撲を見てきたのですが、
土俵上のお相撲さん達の迫力ある取り組みも勿論ですが、会場の土俵の周りの独特の雰囲気が面白かった!
そんな「大相撲初体験」の僕目線で見た大相撲の世界を徒然レポートしてみたいと思いますので、どうぞ暫しお付き合いを!
はぁ~ドスコイドスコイ

平成22年3月14日。
今日は大相撲三月場所(春場所)の初日です。

ここが三月場所の会場、大阪なんばの大阪府立体育会館。
幟旗が並んで、外観からして大相撲らしい雰囲気です。



 建物の上にある、これは太鼓を叩く場所でしょうか?

さっそく府立体育会館の中に入りましょう。
正面入口を入ったところには、赤提灯を灯した「案内書」がずらりと並んでいます。

これがお茶屋と呼ばれるもので、チケット販売取次から弁当やらお土産物の手配までを取り仕切っている業者さんです。大相撲のチケットは、このお茶屋を通して入手するというのが一般的のようです。
ここでチケットをお茶屋さんに渡して、何故か急須を手にした案内役の人に自分の枡席まで連れて行ってもらいます。

席に着く前から既に異空間が始まっているような感覚です。

さて、枡席に着くとまたまた不思議な事が…
次回に続く。はぁ~ドスコイドスコイ

ここでした!

2010-03-24 | 映画・演劇・コンサートを観る
問題:ここはどこ?

昨日、思わせぶりに紹介した日本人なら(多分)誰でも知ってる、ある“場所”の…舞台裏ですが…
Twitterのつぶやきにリンクを張ったところ、たくさんの回答頂きました。
ありがとうございます!
「あの写真だけじゃ解るまい」と高を括っていたんですが(失礼!)、驚いたことに結構正解が多かったんですよ。
フォロワーの皆さん、察しがいいですねぇ~!

それでは、正解発表といきましょう!

あの暗がりの工事現場のような場所から上にあがると、そこには…

座布団が敷かれた、桟敷席があります。
この座布団は、座るだけじゃなくて時には引っ剥がしてぶん投げたりもするんですよね~(本当はいけないんですがw)。

さて、ではどこ目がけてぶん投げるのか。
勿論…ここにです!

土俵!
そうです、ここは大相撲三月場所(春場所)が開催されている大阪府立体育会館だったのです!
元々床がフラットな体育館に土俵を設えて、周りに足場を組んでせり上がった桟敷席を作っていたんですねぇ。
問題の写真は、桟敷席の足場の下側を見たものだったのです。

という訳で、見事正解されたTwitterフォロワーの皆さん、お見事でした!

僕は大相撲を生で観るのは初めてです。
三月場所(春場所)の初日、3月14日に大阪なんばの府立体育会館まで観に行きました。
天燈茶房初の体育会系スポーツ観戦企画、明日以降順を追ってレポート記事を書きますので、どうぞお付き合い下さい!
はぁ~ドスコイドスコイ

ここはどこ?

2010-03-23 | 映画・演劇・コンサートを観る
突然ですが、ここはどこでしょう!?



工事現場ではありませんよ。
ここは、日本人なら(多分)誰でも知ってる、ある“場所”の…舞台裏なのですよ~。

ひょっとしたら皆さん、今日もTVやら新聞でこの“場所”の「表側」をご覧になってるかも!?
思わせぶりに引っ張った挙句、正解は明日発表。お楽しみに。

その後、この“場所”の特集レポ記事も書きますのでヨロシクw

鳥は鳥に、もぐさんは星に

2010-03-22 | ねことか
21歳のペルシャねこ、もぐさんが旅立って1週間が過ぎようとしています。
先週末は春の嵐でした。
もう、もぐさんが帰ってくることは本当に無いでしょう。

京都のkamimog夫妻が、以前こちらに帰省したときに撮影していた元気だった頃のもぐさんの動画を見つけてアップしてくれました。





昨日、熊本県南部から国際宇宙ステーション(ISS)が見える筈だったので、目視予測時間の日没後に庭に出て暗くなった空を見上げていると、我が家の裏の方から微かに輝く光点が飛び出してきました。
光点は、ちょうどうちの裏庭の辺り、もぐさんがよく散歩したり遊んだりしていた廃屋を取り壊した跡の原っぱから飛び出してきたように見えました。
光点はどんどん輝きを増しながら、真っ直ぐ天頂目指して飛んでいきます。
そして、三日月をかすめて空のてっぺんで、ふっ、と消えました。

「あっ…行っちゃった…」

それは、日本人宇宙飛行士も搭乗して大活躍している人類の英知の結晶たる宇宙船ではなく、地上から離れる時を悟って旅立ったねこの乗った船がまさに飛び立ったように、僕には見えたんですよ。
その「光点」の中に滞在中の野口飛行士が聞いたら困惑されるかも知れませんが(苦笑)
ごめんなさい野口さん。

さて、宙(そら)へと旅立ったもぐさんはどこへ向かうのか。
実は僕はそれを知っているのです。
答えは…金星!
だって、僕が切符を取っておいたんだもん。
ほら。


5月に種子島から打ち上げられる日本初の金星探査機「あかつき」
その「あかつき」の船体に名前とメッセージを搭載して共に金星へと旅しようというキャンペーンが以前行われており、その時にもぐさんの名前とメッセージ(流石にねこ語を送る訳にはいかなかったので、僕が日本語に翻訳して代筆しましたが)も登録しておいたのです。
だから、こうしてちゃんと、もぐさんの名前が記載された正規の「あかつき」の切符があるのです。
(ねこでも家族の一員なんだから、問題ないですよねJAXA宇宙研のイケメンS先生!w)

まさか、もぐさん自身が旅立ってしまうとはこの時は思っていなかったのですが、でもこれで僕も納得出来ました。
なるほど、もぐさんはこれから金星に行くのか…!

もぐさんをはじめ、26万もの人々のメッセージを乗せた「あかつき」は、
平成22年5月18日6時44分14秒(日本標準時)に5つのあいのり衛星たちと一緒にH-IIAロケット17号機で打ち上げられます。

あかつき特設サイト

金星探査機 PLANET-C「あかつき」プロジェクトサイト

 
“あかつきくん”、“きんせいちゃん”、もぐさんをよろしくね。
画像提供:JAXA

見る鉄日記 帰ってきたブルートレイン「はやぶさ」

2010-03-20 | 鉄道
菜の花と、帰ってきた「はやぶさ」

ブルートレイン「はやぶさ」が九州に帰ってきました。

ちょうど1年前に、惜しまれながら廃止された寝台特急「はやぶさ」
九州内のみを走るリバイバル列車として、今日(平成22年3月20日)復活運転が行われたのです。

「ブルートレイン」時刻表と「はやぶさ」「なは」運行記念入場券のご案内(肥薩おれんじ鉄道公式ホームページ)

今回の運転区間は門司港―鹿児島中央間。
残念ながら現役当時そのままに東京駅までは走りませんが、
JRの鹿児島本線と、九州新幹線開業後は第3セクター鉄道の肥薩おれんじ鉄道として分離された区間を直通運転します。
鹿児島本線の熊本より南の区間を「はやぶさ」が走るのは、平成9年に熊本―西鹿児島(現:鹿児島中央)間の運転が打ち切られ運転区間が東京―熊本に短縮されて以来、実に13年ぶりのことです。

ちょうど今、九州熊本は桜もほころび始め春うららの季節。のんびりと“見る鉄”をするにはいい季節です。
という訳で…
復活「はやぶさ」が数分間運転停車する肥薩おれんじ鉄道の肥後高田駅に見る鉄しに行ってきました。

自宅最寄りのJR鹿児島本線の駅から八代駅へと向かい、肥薩おれんじ鉄道に乗り換えて発車。
車窓には桜の花が見えていますね。



線路際には菜の花も満開です。
いつの間にか、熊本も春本番になっていました。

 
桜と菜の花を見ているうちに、肥薩おれんじ鉄道の列車は球磨川を渡ります。
この球磨川鉄橋は、有名な鉄道の撮影地。河岸の堤防上にはカメラを構えた人たちがズラリ。
全国的に、「撮り鉄」と呼ばれる連中の傍若無人な暴走ぶりが問題視されていますが、皆さんマナーを守って楽しく鉄道を楽しんで欲しいものです。


肥後高田駅に到着。
ここで列車を降りて、「はやぶさ」の到着を待ちます。
駅構内は狭くて、「はやぶさ」の先頭の機関車はプラットホームの先に飛び出して停車しそうだったので、機関車の顔とヘッドマークがよく見えるように駅から出て裏の公道上に移動。

暫くすると、列車の接近を知らせる放送が鳴り響きます。駅にも見物に来た人たちが集まってきました。
やがて…
ゆっくりと、見慣れた懐かしい赤い顔の電気機関車ED76が「やぁ、久し振り!」という感じで現れました!




柵の側まで寄って、間近からじっくりED76を見ます。
今日は66号機が牽いて来ましたねぇ。
ヘッドマークは現役時代に使われていたものとは異なり、隼の身体が灰色に塗られた「本州タイプ」のデザインに近いものですね。今回の運転のために新調したんでしょうか、真っさらでピカピカです。

やがて川内方から、行き違いの肥薩おれんじ鉄道の普通列車が到着。
「はやぶさ」はまたゆっくりと、春の駅を離れていきます。


「あ~あ、行っちゃった…」
やっぱり、列車を見ていると乗りたくなりますね。でも、もう「はやぶさ」に乗って東京へ行くことは出来ないんだよなぁ…
最後にちょっと寂しくなってしまいましたが、うららかな午後と見る鉄を満喫した春の休日でした。
(尤もこの後、「はやぶさ」が出て行った直後に天気が急変して春の嵐が襲来、暴風と豪雨に襲われて散々な目に逢いましたが…w)


ちなみに「はやぶさ」は、来週もう一回走るそうですよ。
今度はどこで“見る鉄”しようかなぁ…

もぐさん旅立つ

2010-03-18 | ねことか
写真は数ヶ月前に撮影した、健在だった頃のもぐさん。

もぐさんが、姿を消しました。
もう2日も、帰ってきません。

もぐさんは、今年21歳のペルシャねこ。
僕が中学生の頃に我が家にやってきました。

ねこの寿命から考えて、20年以上も生きているということは相当の長寿です。
人間に置き換えるなら、100歳はとっくに超えているでしょう。

そんな爺様ねこのもぐさん、最近ではすっかり足腰も弱ってヨボヨボしていましたが、それでもつい数日前までは元気にぎゃーぎゃー大騒ぎしていました。
でも、長命ねこは本能で自分の身の上を知っていたのでしょう。
そうとしか思えません。

もぐさんは、忽然と旅立ってしまいました。

こんなことを書きたくないのですが…
きっと家族に「死に目を見せたくなかった」のでしょう。

思いっきり長生きして、最期まで苦しまず潔く旅立ったもぐさん。
きっと、幸せだったと思います。

…でも、ひょっとしたら明日の朝には玄関の前に何事もなかったようにちょこんと座っていて、僕の横をすり抜けて台所に上がり込んで、かつお節をくれとギャーギャー大騒ぎするかも知れない。
そう思えてならないのです。

Tea ceremony of spring

2010-03-17 | 日記
今日は茶道のお稽古日。
お菓子は練り切り「佐保山」です。

先月のお稽古で出されたお菓子「菜の花」と同じ体裁ですが、先生が仰るにはこれは桜の花をイメージしたものだそう。
いよいよお茶の席のお菓子も春爛漫になりました。

佐保山は奈良山のことらしいので、きっと平城京の時代から我が国の春を彩ってきた桜をイメージしたものなんでしょうね。

夜風はまだまだ冷たいですが、茶室はもう桜舞う春です。

つばめ弁当のちょっと嬉しいお話

2010-03-16 | 食べる
先日、京都府下在住の妹夫婦kamimog宅へ行ってきました。
土曜日、出勤して仕事帰りにそのままJRの特急「リレーつばめ」に飛び乗り、山陽新幹線のレールスター最終便に乗り継いで終電近くにkamimog宅最寄り駅に到着するという、まぁなかなかの強行軍での移動でした。

そんな訳で、大急ぎで飛び乗った「リレーつばめ」。
お腹も空いているので、ワゴンサービスでお弁当を買おうかな。折角リレーつばめに乗っているのだから、車内限定の「つばめ弁当」にしよう!
早速、つばめレディ(客室乗務員)さんに「つばめ弁当下さい!」と言うと、
「申し訳ありません、お弁当は全部売り切れちゃったんですよ」ええー!?ああ、なんてこったい。。。
まぁ、結構遅い時間の列車だから仕方ないんだろうけどね。
ああ~、夕飯はお預けかぁ~!

ちょっとガッカリしてると、つばめレディさんが
「お客様、また今度リレーつばめに乗車されるご予定はありますか?3日前までなら、ご予約も承っておりますが…」
へぇ~、そんなサービスもやってるんだ!
「ありがとう。でも、僕が次に帰りのリレーつばめに乗るのは明後日なんだよ。1日違いで予約も間に合わないですねぇ」
「そうですね…ちなみに明後日はリレーつばめの何号に乗られますか?」
「え~っと…この列車だよ、席も今日と同じ」と帰りの指定席券を見せると、
「お帰りの乗車の際は、多分お弁当をご用意出来ると思いますので…」とのこと。
仕方がない、「つばめ弁当」は帰りの楽しみに取っておくか。その時はそのまま缶ビールだけ飲んで京都へ。

そして2日後。
博多駅から帰りのリレーつばめに乗り込むと、発車後すぐにつばめレディさんがやって来て
「お客様、つばめ弁当のご用意が出来ておりますよ」
ええ~!?何で知ってるの?
「2日前にご乗車された際に、伺っておりましたので…」

そうです、何と指定席券をチラリと見せただけで列車番号と席番を控えて、当日の列車に乗務するつばめレディのクルーに引き継いでおいてくれたらしいのです。
何という細やかな気遣い!まるで一流ホテルのコンシェルジュのようではないですか、素晴らしい!


これが、僕の為に用意されていた「つばめ弁当」
特急「リレーつばめ」が鹿児島へと直通する特急「つばめ」として登場したときから、車内にかつてあったビュッフェで販売されていた列車内限定の名物弁当です。
毎年パッケージと中身がリニューアルしますが、現在のものは「リレーつばめ」をはじめJR九州のトータルなコーディネートを手掛けるデザイナー水戸岡鋭治さんの手書きラフスケッチの車輌デザインイラストをモチーフにしたパッケージと、鹿児島本線と九州新幹線沿線の名産品を取り入れた地方色豊かなおかずがたっぷり詰め込まれた楽しいお弁当です。
それに何よりつばめレディさんの心遣いもあって、とても美味しく戴きました。

つばめレディさん、ありがとう!

来年、いよいよ九州新幹線は博多―鹿児島中央間が全線開業し、「リレーつばめ」は新幹線「さくら」と新生「つばめ」にその役割を譲って鹿児島本線を去ります。つばめレディさんたちは、新幹線に乗務されることになるのでしょうね。
新幹線「さくら」と「つばめ」でも、つばめレディさんたちの素晴らしい活躍を期待しています!