もうすぐ中秋の名月(10月3日)ですが、その1週間後にNASAの月探査機エルクロス(LCROSS)が月に突撃します!
ターゲットは、カベウスクレーター!!
※掲載した月面写真はカベウスクレーターではありません、悪しからず。
09/09/28: エルクロスの衝突ターゲットが決定、場所は南極付近の「カベウスA」クレーター
09/09/29: エルクロスの衝突ターゲットが、カベウスAクレーターからカベウスクレーターへ変更
(月探査情報ステーションブログ)
月面への探査機の衝突というと、6月に月に帰った日本の月周回衛星「かぐや(SELENE)」が想い起こされますが、
「かぐや」が月の上空で使命を果たした後に静かに月に帰って行ったのに対して、
「エルクロス」は始から月面へのアタックを目的とした、生まれながらの“衝突探査機(インパクター)”です。
実は先月、「エルクロス」の姿勢制御システムへと情報を送る「慣性基準装置」に不具合が生じて推進剤を大量に無駄に消費してしまうトラブルに見舞われていたので心配していたのですが、NASAの運用チームはこの「ガス欠気味の突撃野郎」を上手いこと省エネ低燃費運転で切り回して、見事に月へと導いてくれたようですね、お見事!
リンク先の月探査情報ステーションブログの記事によると、
「衝突時間は、アメリカ東部時間で10月9日午前7時30分、日本時間では同日午後8時半」だそうです。
10月9日は金曜日、週末の夜空を見上げて月面のカタストロフィに想いを馳せてみるとしましょうか。
9/30追記
エルクロス「衝突の瞬間」の月を見ようかと思って楽しみにしていたのですが、エルクロスの衝突時刻には熊本ではまだ月が昇っておらず、直接見ることは出来ないようです。残念!
熊本県民天文台の台長さんから指摘して頂きました。
ターゲットは、カベウスクレーター!!
※掲載した月面写真はカベウスクレーターではありません、悪しからず。
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09/09/28: エルクロスの衝突ターゲットが決定、場所は南極付近の「カベウスA」クレーター
09/09/29: エルクロスの衝突ターゲットが、カベウスAクレーターからカベウスクレーターへ変更
(月探査情報ステーションブログ)
月面への探査機の衝突というと、6月に月に帰った日本の月周回衛星「かぐや(SELENE)」が想い起こされますが、
「かぐや」が月の上空で使命を果たした後に静かに月に帰って行ったのに対して、
「エルクロス」は始から月面へのアタックを目的とした、生まれながらの“衝突探査機(インパクター)”です。
実は先月、「エルクロス」の姿勢制御システムへと情報を送る「慣性基準装置」に不具合が生じて推進剤を大量に無駄に消費してしまうトラブルに見舞われていたので心配していたのですが、NASAの運用チームはこの「ガス欠気味の突撃野郎」を上手いこと省エネ低燃費運転で切り回して、見事に月へと導いてくれたようですね、お見事!
リンク先の月探査情報ステーションブログの記事によると、
「衝突時間は、アメリカ東部時間で10月9日午前7時30分、日本時間では同日午後8時半」だそうです。
10月9日は金曜日、週末の夜空を見上げて月面のカタストロフィに想いを馳せてみるとしましょうか。
9/30追記
エルクロス「衝突の瞬間」の月を見ようかと思って楽しみにしていたのですが、エルクロスの衝突時刻には熊本ではまだ月が昇っておらず、直接見ることは出来ないようです。残念!
熊本県民天文台の台長さんから指摘して頂きました。
写真:平成19年2月24日 H-IIAロケット12号機(情報収集衛星レーダ2号機および光学3号機実証衛星搭載)の打ち上げ
そろそろ打ち上げられると思われる、日本の情報収集衛星を搭載するH-IIAロケット16号機。
積荷が積荷なだけにJAXAのホームページでも打ち上げ予定等については一切触れられていませんが、どうやら11月28日打ち上げが濃厚なようです。
H2A/H2Bロケット打上げレポートさんが種子島空港行きJAC便の予約状況から推測した記事を書かれています。
H2A16号機の打上げはいつ?(H2A/H2Bロケット打上げレポート 2009年09月27日)
松浦晋也さんもtwitterでつぶやいておられますね。
11月28日の午前10時30分前後かぁ~。
この前のH-IIBロケット初号機の打ち上げは自宅の前から見送ったので、今度のH-IIA16号機は種子島まで打ち上げを見に行きたいなぁ。
11月28日は土曜日で休日、今のところ予定は何も入っていない。
…行っちゃおうか!
という訳で、九州本土から種子島の長谷展望公園までの渡航移動計画を仮組みしてみました。
11月28日(打ち上げ当日)
鹿児島本港南埠頭 07:30
↓
(ジェットフォイル「トッピー」80便)※種子島行き高速船始発便
↓
種子島西之表港 09:05
ここでトッピーに接続してる種子島交通のバスに乗り換え、と…
あっ!種子島交通は廃止されたんだっけ!
仕方がない、トッピーとは非接続の大和バスは…うわー40分待ち!凄い待ち時間!!
西之表港バス停09:45
↓
(大和バス南種子Aコープ前方面行き)
↓
長谷バス停10:46
…長谷展望公園最寄のバス停に到着する時点で、既に10時30分をだいぶ過ぎてるな。
西之表でのバス乗り換え待ちのせいで、間に合わない!
でもタクシーだと1万円近くするし、レンタカー借りるしかないか…
あと、大隅海峡の流木漂流も気掛かりだな。H-IIB初号機の時は突然流木のせいで欠航して、足止めを喰らったロケット見学渡航組が大変な目に遭ったらしいし…
鹿児島空港からのJACの飛行機も今なら当日9:00に種子島空港に着く始発便に空きがあるけど、打ち上げ日程が確定するまでは無闇に航空券の予約は取りたくないんだよね、日程にズレが生じたら馬鹿らしく高額なキャンセルチャージを取られるし…
う~ん、打ち上げが正午頃なら丁度いい按配で日帰り打ち上げ弾丸ツアーが組めるんですがねぇ!
H-IIAロケット16号機に関する情報がもう少し詳しく流れてくるまで、暫らくアンテナを張り巡らして様子見しときますか…。
そういえば内之浦からの観測ロケットS-520-25号機の打上げも延期されたまま続報がありませんね~。
11月1日の内之浦宇宙空間観測所特別公開で、今後の打ち上げ予定を中の人に聞いてみるか…
※9/30 23:00追記
H-IIA16号機、やっぱり11/28打ち上げで正解だったようですね。
先程、時事通信からニュース出ました。「11月28日に種子島宇宙センターから打ち上げる」と内閣情報調査室が発表したそうです。
「予定時刻は午前10時から正午の間」とのこと。これも予想通りの時刻。
という訳で衝動的にレンタカーをネット予約してしまいましたよw
そろそろ打ち上げられると思われる、日本の情報収集衛星を搭載するH-IIAロケット16号機。
積荷が積荷なだけにJAXAのホームページでも打ち上げ予定等については一切触れられていませんが、どうやら11月28日打ち上げが濃厚なようです。
H2A/H2Bロケット打上げレポートさんが種子島空港行きJAC便の予約状況から推測した記事を書かれています。
H2A16号機の打上げはいつ?(H2A/H2Bロケット打上げレポート 2009年09月27日)
松浦晋也さんもtwitterでつぶやいておられますね。
11月28日の午前10時30分前後かぁ~。
この前のH-IIBロケット初号機の打ち上げは自宅の前から見送ったので、今度のH-IIA16号機は種子島まで打ち上げを見に行きたいなぁ。
11月28日は土曜日で休日、今のところ予定は何も入っていない。
…行っちゃおうか!
という訳で、九州本土から種子島の長谷展望公園までの渡航移動計画を仮組みしてみました。
11月28日(打ち上げ当日)
鹿児島本港南埠頭 07:30
↓
(ジェットフォイル「トッピー」80便)※種子島行き高速船始発便
↓
種子島西之表港 09:05
ここでトッピーに接続してる種子島交通のバスに乗り換え、と…
あっ!種子島交通は廃止されたんだっけ!
仕方がない、トッピーとは非接続の大和バスは…うわー40分待ち!凄い待ち時間!!
西之表港バス停09:45
↓
(大和バス南種子Aコープ前方面行き)
↓
長谷バス停10:46
…長谷展望公園最寄のバス停に到着する時点で、既に10時30分をだいぶ過ぎてるな。
西之表でのバス乗り換え待ちのせいで、間に合わない!
でもタクシーだと1万円近くするし、レンタカー借りるしかないか…
あと、大隅海峡の流木漂流も気掛かりだな。H-IIB初号機の時は突然流木のせいで欠航して、足止めを喰らったロケット見学渡航組が大変な目に遭ったらしいし…
鹿児島空港からのJACの飛行機も今なら当日9:00に種子島空港に着く始発便に空きがあるけど、打ち上げ日程が確定するまでは無闇に航空券の予約は取りたくないんだよね、日程にズレが生じたら馬鹿らしく高額なキャンセルチャージを取られるし…
う~ん、打ち上げが正午頃なら丁度いい按配で日帰り打ち上げ弾丸ツアーが組めるんですがねぇ!
H-IIAロケット16号機に関する情報がもう少し詳しく流れてくるまで、暫らくアンテナを張り巡らして様子見しときますか…。
そういえば内之浦からの観測ロケットS-520-25号機の打上げも延期されたまま続報がありませんね~。
11月1日の内之浦宇宙空間観測所特別公開で、今後の打ち上げ予定を中の人に聞いてみるか…
※9/30 23:00追記
H-IIA16号機、やっぱり11/28打ち上げで正解だったようですね。
先程、時事通信からニュース出ました。「11月28日に種子島宇宙センターから打ち上げる」と内閣情報調査室が発表したそうです。
「予定時刻は午前10時から正午の間」とのこと。これも予想通りの時刻。
という訳で衝動的にレンタカーをネット予約してしまいましたよw
昨日、撮影に失敗したのでリベンジです。
本日の上り熊本行き「SL人吉」。
今日は、携帯電話搭載カメラではなく普通のコンパクトデジカメで撮影。
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どんなもんでしょう?
昨日はカマが架線柱にかぶってしまったので、今日は立ち位置を変更。物理的に架線柱がファインダーに入らないようにしたのはいいとして…
ちょっとズームし過ぎたかな?
編成がきれいに収まっていませんね。最後尾の展望車が窮屈そうです。

後追いでもう1枚。
これは編成が切れてしまいました。
次回はもっと広角でいってみます。
…田んぼが刈り取られてしまう前に、何とか「稲穂+ハチロク+夕焼け」をきれいに撮ってみたいな。
今回の撮影場所は、昨日の立ち位置から50mばかり八代側です。
本日の上り熊本行き「SL人吉」。
今日は、携帯電話搭載カメラではなく普通のコンパクトデジカメで撮影。
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どんなもんでしょう?
昨日はカマが架線柱にかぶってしまったので、今日は立ち位置を変更。物理的に架線柱がファインダーに入らないようにしたのはいいとして…
ちょっとズームし過ぎたかな?
編成がきれいに収まっていませんね。最後尾の展望車が窮屈そうです。
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後追いでもう1枚。
これは編成が切れてしまいました。
次回はもっと広角でいってみます。
…田んぼが刈り取られてしまう前に、何とか「稲穂+ハチロク+夕焼け」をきれいに撮ってみたいな。
今回の撮影場所は、昨日の立ち位置から50mばかり八代側です。
天燈茶房京都特派員にして天燈茶房亭主の妹mogmogが、また京都のお出かけ日記を書きましたよ。
いつもとちょっと違う、mogmog目線の天燈茶房をお楽しみ下さい。
※以下、文章と写真撮影はmogmog。取材日:2009/09/12
週末京都くいだおれの旅、一日目は残念ながら雨。
行き先も、候補は『比叡山でロープウェーに乗ろう旅』とか、『桂離宮とムシパンの旅』とか、『今度こそマンガミュージアムの旅』とかあったけど、なかなか決まらず、とりあえず出町柳まで出よう。
(亭主からひと言:私、天燈茶房亭主mitsuto1976は、9月13日開催の、とある学術イベント参加の為に週末は京都の妹夫婦kamimog宅に泊り込んでいて、イベント前日のこの日はヒマだったのです)
なぜ、出町柳なのかとゆーと!『出町ふたば』に行きたかったのだ。
兄みーちゃんはずっと「ふたば」を「スタバ」と聞き間違えていた。「なんでわざわざスタバ?」と言っていた・・・。
(亭主の独り言:だってホントにスタバだと思ってたんだもん…)
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豆もち・栗もち・草もち・・・ショーケースを見ているとアレモコレモ食べてみたくなります。
水無月も美味しそうだったけど、今回はあきらめました。
天気が良ければ鴨川の河原で食べたかったけど、あいにく雨なので、商店街で立ち食いしました。
平日でも行列が絶えないお店だけあって、ヤッパリ美味しい。
お酒にもあいそうですな。
(亭主の独り言:塩豆もちとキンキンに冷やした白ワイン…堪らんでしょうな。ホントは日本酒に合うんだろうけど、僕ポン酒苦手なもんでw)
そんなこんなでもうお昼。出町柳から祇園まで歩くぞー!
なぜ祇園かとゆーと!!
お昼は『十二段家』に行くと決めていたのだ!
お昼の営業は14時まで!急げーー。
(亭主からひと言:この『十二段家』、これまでにもmogmogと一緒に何度か来ていたんだけど、いつも閉まってたんだよね~。営業中に来ることが出来たのはこれが初めて!)
・・・と急いでなんとかセーフ。
ここに来たら「大エビ天丼」を食べねば!
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だし巻きと赤だしが付いて、¥1,850円。
ちょっと高いな~と思ったのですが、場所がらを考えるとお得感があります。
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プリップリの超大えびも美味しかった~~(^~^)♪
お腹もいっぱいになったし、さて何処へ行こうかー?と思ってたら雨足が強くなり、結局京都駅へ。
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ひとつでも観光していこう!と、東本願寺に寄っていくことに。
(亭主の独り言:京都のお寺はでかいなー。何しろ翌日の学術イベントで会津大の先生が「西本願寺には小惑星を置く事が出来る」と言ってたくらいだし)
門前の店で「はとのえさ」を売っていたのでやってみました。
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(亭主の歓声:あらら、鳩さんが手に乗ってきたよ!)
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手乗り鳩!
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人の肩に乗って確実に食べるおうちゃくもののハトや、つつきまわすだけで結局食べられない不器用なハト、なかなか面白かったです。
(亭主からひと言:飛ぶのが上手くてホバリング出来て、度胸があって人を恐がらない横着な鳩は、人の手から直接、豆が食べ放題。世渡り上手な奴は鳩の世界でも得をするんだな。
でもこいつ、段々図々しくなってきて、仕舞いには僕の襟首にとまって豆を催促して離れなくなったぞ。世渡りが上手くても横着だとやっぱり最後には嫌われますよ~)
そんなこんなで食べるだけの一日でした。
(→mogmogの週末京都旅・比叡山へGO!~鞍馬編~に続きます)
天燈茶房亭主の京都おまけ画像
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京都駅構内某所にあった噴水アート。
五重塔とか大文字焼きの絵や京都観光のメッセージなんかが、次々降ってきます。
(写真は五重塔の絵が流れ落ちるシーン、だったと思う)
これ、面白い!
いつもとちょっと違う、mogmog目線の天燈茶房をお楽しみ下さい。
※以下、文章と写真撮影はmogmog。取材日:2009/09/12
週末京都くいだおれの旅、一日目は残念ながら雨。
行き先も、候補は『比叡山でロープウェーに乗ろう旅』とか、『桂離宮とムシパンの旅』とか、『今度こそマンガミュージアムの旅』とかあったけど、なかなか決まらず、とりあえず出町柳まで出よう。
(亭主からひと言:私、天燈茶房亭主mitsuto1976は、9月13日開催の、とある学術イベント参加の為に週末は京都の妹夫婦kamimog宅に泊り込んでいて、イベント前日のこの日はヒマだったのです)
なぜ、出町柳なのかとゆーと!『出町ふたば』に行きたかったのだ。
兄みーちゃんはずっと「ふたば」を「スタバ」と聞き間違えていた。「なんでわざわざスタバ?」と言っていた・・・。
(亭主の独り言:だってホントにスタバだと思ってたんだもん…)
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豆もち・栗もち・草もち・・・ショーケースを見ているとアレモコレモ食べてみたくなります。
水無月も美味しそうだったけど、今回はあきらめました。
天気が良ければ鴨川の河原で食べたかったけど、あいにく雨なので、商店街で立ち食いしました。
平日でも行列が絶えないお店だけあって、ヤッパリ美味しい。
お酒にもあいそうですな。
(亭主の独り言:塩豆もちとキンキンに冷やした白ワイン…堪らんでしょうな。ホントは日本酒に合うんだろうけど、僕ポン酒苦手なもんでw)
そんなこんなでもうお昼。出町柳から祇園まで歩くぞー!
なぜ祇園かとゆーと!!
お昼は『十二段家』に行くと決めていたのだ!
お昼の営業は14時まで!急げーー。
(亭主からひと言:この『十二段家』、これまでにもmogmogと一緒に何度か来ていたんだけど、いつも閉まってたんだよね~。営業中に来ることが出来たのはこれが初めて!)
・・・と急いでなんとかセーフ。
ここに来たら「大エビ天丼」を食べねば!
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だし巻きと赤だしが付いて、¥1,850円。
ちょっと高いな~と思ったのですが、場所がらを考えるとお得感があります。
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プリップリの超大えびも美味しかった~~(^~^)♪
お腹もいっぱいになったし、さて何処へ行こうかー?と思ってたら雨足が強くなり、結局京都駅へ。
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ひとつでも観光していこう!と、東本願寺に寄っていくことに。
(亭主の独り言:京都のお寺はでかいなー。何しろ翌日の学術イベントで会津大の先生が「西本願寺には小惑星を置く事が出来る」と言ってたくらいだし)
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(亭主の歓声:あらら、鳩さんが手に乗ってきたよ!)
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手乗り鳩!
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人の肩に乗って確実に食べるおうちゃくもののハトや、つつきまわすだけで結局食べられない不器用なハト、なかなか面白かったです。
(亭主からひと言:飛ぶのが上手くてホバリング出来て、度胸があって人を恐がらない横着な鳩は、人の手から直接、豆が食べ放題。世渡り上手な奴は鳩の世界でも得をするんだな。
でもこいつ、段々図々しくなってきて、仕舞いには僕の襟首にとまって豆を催促して離れなくなったぞ。世渡りが上手くても横着だとやっぱり最後には嫌われますよ~)
そんなこんなで食べるだけの一日でした。
(→mogmogの週末京都旅・比叡山へGO!~鞍馬編~に続きます)
天燈茶房亭主の京都おまけ画像
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京都駅構内某所にあった噴水アート。
五重塔とか大文字焼きの絵や京都観光のメッセージなんかが、次々降ってきます。
(写真は五重塔の絵が流れ落ちるシーン、だったと思う)
これ、面白い!
先週に引き続き、稲穂の中を往く「SL人吉」です。
でも今朝は寝坊してしまったもので下り人吉行きを撮り逃してしまい、夕刻に出直して上り熊本行きを待ち構えます。
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あちゃー、ハチロクがモロに架線柱にかぶってしまいましたね。
西日が車体に当たっていい感じだったんですが、失敗です。
orz 無念なり。
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撮り直しの1枚。
今度は微妙に水平が狂ってますね(携帯電話搭載の貧弱カメラのせいか、元々水平の精度がズレてる感じもするんだけど…)
ああ~今日はダメだった~!!
場所は先週の場所から少し熊本寄りに移動して、氷川を渡って隣町に入った辺りです。
でも今朝は寝坊してしまったもので下り人吉行きを撮り逃してしまい、夕刻に出直して上り熊本行きを待ち構えます。
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あちゃー、ハチロクがモロに架線柱にかぶってしまいましたね。
西日が車体に当たっていい感じだったんですが、失敗です。
orz 無念なり。
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撮り直しの1枚。
今度は微妙に水平が狂ってますね(携帯電話搭載の貧弱カメラのせいか、元々水平の精度がズレてる感じもするんだけど…)
ああ~今日はダメだった~!!
場所は先週の場所から少し熊本寄りに移動して、氷川を渡って隣町に入った辺りです。
週末金曜日(9月25日)の夜、久し振りに熊本県民天文台さんに出かけました。
今夜のお目当ては、国際宇宙ステーション(ISS)!
先日、日本の新型ロケットH-IIB初号機によって打ち上げられたHTV(宇宙ステーション補給機)が見事に結合完了し、まさに現在HTVと共に高度400キロの地球周回軌道を飛んでいるISS。
ちょうど先週末あたりからISSの軌道が日没直後に日本列島上空を通過するようになり、
日本各地の地上からでも肉眼で、上空の夕陽を浴びたISSの光跡を観測出来る好条件にあるのです。
我が家の周辺は田んぼや河川敷など、だだっ広く開けていて人工の光源が無くて真っ暗でISSの観測には適した環境ばっかりなのですが、せっかくなので天文台に御邪魔してISSを見る事にしました。
観測室の大型反射望遠鏡の脇で、通過予定時刻まで待つこと暫し(ちなみにISSが、いつ、どの方角に見えるかという情報はJAXAのサイトのこのページで調べることが出来ます)。
「なかなか飛んでこないね~」などと言いながら(実はこの時、居合わせた全員がISSの見える方角を勘違いしていてあらぬ方角を見つめていたのだw)、そろそろ熊本地方からの見え始め時刻の午後7時39分を過ぎてるんだがなぁと空を見渡すと、
「あっ!あれじゃない!?」
北北西の低い空を、白く小さな光点がスーっと移動していくのが見えました!
「ああ、本当だ!あれがISSだよ!」と皆で大喜びしながら、彼方の空を行く宇宙ステーションを見送ったのでした。
「ちょうど2週間前に旅立っていくのを見送った宇宙船が、今あそこにいるんだねぇ…」
そう考えると、遥か惑星間軌道の彼方に飛び去って行ってしまい永遠に戻らない「ボイジャー」や「のぞみ」や、今まさに数億キロの彼方から地球を目指し帰還中の「はやぶさ」を想う時とはまた違う種類の感慨が胸の奥にこみ上げてきます。
「そこに見えている」身近な宇宙船というのも、これもまたロマンをかきたてるものなのですね~!
さてISSも無事に見送ったし、せっかくなので熊本県民天文台ご自慢の大型反射望遠鏡を覗かせてもらいます。
先ずは、ちょうど半分欠けて観測の好条件にあるお月さま!

「おお~!!影の境目のクレーターが美しい!!」
携帯電話(920SH)のカメラを接眼レンズにくっつけて強引に撮影しても、この迫力!
さらに倍率アップ!

「かぐや」のクリアでシャープなハイビジョン映像も素晴らしかったですが、これはライブ映像です!
伝わってくる迫力が違います。
やっぱり望遠鏡はいいな、天体観測って楽しいなぁ!
続いて木星。

携帯の貧弱レンズでは白い円盤にしか写りませんが、これ実際には縞模様がくっきり見えています。
さらにこの夜は観測中の木星に面白い現象が起こりました。

ガリレオ衛星のエウロパとガニメデが重なり合いました!
木星本体(お、この写真では辛うじて縞が写ってるな)の下にある小さな光点がそうです。
数分おきに見ていたらどんどん近付いていき、とうとうくっついてしまいました。
木星は凄まじく早く自転しているのは知っていましたが、衛星たちも相当早く公転しているんですねぇ。
やっぱり天文台はいいな、天体観測って楽しいなぁ!
(熊本県民天文台のスタッフの皆さん、ありがとうございました!)
これから南国熊本でも秋が深まり、星を見るのにふさわしい季節がやってきます。また天文台に星を観に行きたいですね。
今夜のお目当ては、国際宇宙ステーション(ISS)!
先日、日本の新型ロケットH-IIB初号機によって打ち上げられたHTV(宇宙ステーション補給機)が見事に結合完了し、まさに現在HTVと共に高度400キロの地球周回軌道を飛んでいるISS。
ちょうど先週末あたりからISSの軌道が日没直後に日本列島上空を通過するようになり、
日本各地の地上からでも肉眼で、上空の夕陽を浴びたISSの光跡を観測出来る好条件にあるのです。
我が家の周辺は田んぼや河川敷など、だだっ広く開けていて人工の光源が無くて真っ暗でISSの観測には適した環境ばっかりなのですが、せっかくなので天文台に御邪魔してISSを見る事にしました。
観測室の大型反射望遠鏡の脇で、通過予定時刻まで待つこと暫し(ちなみにISSが、いつ、どの方角に見えるかという情報はJAXAのサイトのこのページで調べることが出来ます)。
「なかなか飛んでこないね~」などと言いながら(実はこの時、居合わせた全員がISSの見える方角を勘違いしていてあらぬ方角を見つめていたのだw)、そろそろ熊本地方からの見え始め時刻の午後7時39分を過ぎてるんだがなぁと空を見渡すと、
「あっ!あれじゃない!?」
北北西の低い空を、白く小さな光点がスーっと移動していくのが見えました!
「ああ、本当だ!あれがISSだよ!」と皆で大喜びしながら、彼方の空を行く宇宙ステーションを見送ったのでした。
「ちょうど2週間前に旅立っていくのを見送った宇宙船が、今あそこにいるんだねぇ…」
そう考えると、遥か惑星間軌道の彼方に飛び去って行ってしまい永遠に戻らない「ボイジャー」や「のぞみ」や、今まさに数億キロの彼方から地球を目指し帰還中の「はやぶさ」を想う時とはまた違う種類の感慨が胸の奥にこみ上げてきます。
「そこに見えている」身近な宇宙船というのも、これもまたロマンをかきたてるものなのですね~!
さてISSも無事に見送ったし、せっかくなので熊本県民天文台ご自慢の大型反射望遠鏡を覗かせてもらいます。
先ずは、ちょうど半分欠けて観測の好条件にあるお月さま!
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「おお~!!影の境目のクレーターが美しい!!」
携帯電話(920SH)のカメラを接眼レンズにくっつけて強引に撮影しても、この迫力!
さらに倍率アップ!
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「かぐや」のクリアでシャープなハイビジョン映像も素晴らしかったですが、これはライブ映像です!
伝わってくる迫力が違います。
やっぱり望遠鏡はいいな、天体観測って楽しいなぁ!
続いて木星。
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携帯の貧弱レンズでは白い円盤にしか写りませんが、これ実際には縞模様がくっきり見えています。
さらにこの夜は観測中の木星に面白い現象が起こりました。
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ガリレオ衛星のエウロパとガニメデが重なり合いました!
木星本体(お、この写真では辛うじて縞が写ってるな)の下にある小さな光点がそうです。
数分おきに見ていたらどんどん近付いていき、とうとうくっついてしまいました。
木星は凄まじく早く自転しているのは知っていましたが、衛星たちも相当早く公転しているんですねぇ。
やっぱり天文台はいいな、天体観測って楽しいなぁ!
(熊本県民天文台のスタッフの皆さん、ありがとうございました!)
これから南国熊本でも秋が深まり、星を見るのにふさわしい季節がやってきます。また天文台に星を観に行きたいですね。
エジプトは飲酒が御法度のイスラームの国ですが、ちゃんと国産ビールのブランドがあります(何しろエジプトはシュメール人から醸造法を伝えられたという歴史あるビールの国なのです、実は!)。
街中ではなかなか手に入らないのですが、カイロ国際空港のカフェテリアには冷えた缶ビールが並んでいました。

左の金色の缶はSAKARA(サッカラ)、有名な階段ピラミッドの名前が付けられています。
ラベルにも階段ピラミッドが描かれていますね。
右の青い缶はSTELLA(ステラ)、以前アスワンまでの寝台列車に乗った時に、食堂車でこのSTELLAの緑色の缶が出てきたのを憶えています。
ちなみにSAKARAの方が高級品という位置づけだと以前何かで読んだような気がするのですが、カイロ空港ではどちらも同じ値段で売られていました(あいにく値段を忘れてしまったのですが、カイロ市内の下町の食堂ではコシャリが10人前は食べられそうなとんでもない高価でした)。
味のほうは、どちらも暑い国らしくさっぱりとした薄口。沖縄のオリオンビールみたい。
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こちらは同じくイスラームの国、シリアの空港で出国前に飲んだビール。
シリアにも国産ビールが存在するらしいのですが、これは残念ながら国産ブランドではなくトルコから輸入されたデンマークのTUBORGブランドのものでした。
こちらは番外編。

シリアのファンタ。
僕は普段はファンタは甘すぎるので飲まないのですが、暑くて乾いた国シリアでは甘いジュースがとても美味しく感じます。
これはCITRUSとありますからレモン味でしょうかね。
日本でレモン味のファンタって売ってましたっけ?今度また飲んでみようかな。
街中ではなかなか手に入らないのですが、カイロ国際空港のカフェテリアには冷えた缶ビールが並んでいました。
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左の金色の缶はSAKARA(サッカラ)、有名な階段ピラミッドの名前が付けられています。
ラベルにも階段ピラミッドが描かれていますね。
右の青い缶はSTELLA(ステラ)、以前アスワンまでの寝台列車に乗った時に、食堂車でこのSTELLAの緑色の缶が出てきたのを憶えています。
ちなみにSAKARAの方が高級品という位置づけだと以前何かで読んだような気がするのですが、カイロ空港ではどちらも同じ値段で売られていました(あいにく値段を忘れてしまったのですが、カイロ市内の下町の食堂ではコシャリが10人前は食べられそうなとんでもない高価でした)。
味のほうは、どちらも暑い国らしくさっぱりとした薄口。沖縄のオリオンビールみたい。
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こちらは同じくイスラームの国、シリアの空港で出国前に飲んだビール。
シリアにも国産ビールが存在するらしいのですが、これは残念ながら国産ブランドではなくトルコから輸入されたデンマークのTUBORGブランドのものでした。
こちらは番外編。
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シリアのファンタ。
僕は普段はファンタは甘すぎるので飲まないのですが、暑くて乾いた国シリアでは甘いジュースがとても美味しく感じます。
これはCITRUSとありますからレモン味でしょうかね。
日本でレモン味のファンタって売ってましたっけ?今度また飲んでみようかな。
エジプトのカイロ国際空港にあるNOVOTELホテルに滞在中、ホテルのすぐ目の前にあるスーパーマーケットで見つけた「PRAWN noodles」です。
エジプトにもしっかりカップラーメンがあるんですね。もっともこれはマレーシアからの輸入品でしたが。
ホテルの部屋に備え付けのポットでミネラルウォーターを沸かして、カップに注入して待つこと3分。
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カップ内に同封されているフォークで食べます。
PRAWNと書かれていましたが、えびの味なんか全然しません(笑)
もちろん、干しえびなんか入っていません。何というか…風味が抜け切っていて、しみじみと日本が恋しくなるような味です。
(海外でカップラーメン食べると毎回同じこと言ってるなぁ…)
横の缶はエジプト国産ビールなのですが、アルコールは含まれておらず、その代わりに「パイナップル果汁」がたっぷり入っています。
これって、最早単なるパイナップルジュースのような…(でも美味しかったw)
エジプトにもしっかりカップラーメンがあるんですね。もっともこれはマレーシアからの輸入品でしたが。
ホテルの部屋に備え付けのポットでミネラルウォーターを沸かして、カップに注入して待つこと3分。
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カップ内に同封されているフォークで食べます。
PRAWNと書かれていましたが、えびの味なんか全然しません(笑)
もちろん、干しえびなんか入っていません。何というか…風味が抜け切っていて、しみじみと日本が恋しくなるような味です。
(海外でカップラーメン食べると毎回同じこと言ってるなぁ…)
横の缶はエジプト国産ビールなのですが、アルコールは含まれておらず、その代わりに「パイナップル果汁」がたっぷり入っています。
これって、最早単なるパイナップルジュースのような…(でも美味しかったw)
←ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅰ エジプト航空MS964便の機内食(エコノミー)からの続きです
シリアの首都ダマスカスの街を歩いていると、よく見かけるのがこれ。

店先で、串に刺さった肉の塊が直火で炙られながら回っています。
「シャワルマ」というそうですが、日本でも「ドネルケバブ」の呼び名でお馴染みですね(ちなみに「シャワルマ」はアラビア語、「ドネルケバブ」はトルコ語だそうです)。
串にびっしり巻き付けられた羊の「くず肉」をこんがり炙ってからナタで削ぎ落とし、クレープのようなアラブ風の薄地のパンでくるくる巻いて出来上がり!

出来立てのアツアツを、その場でほお張ればもう最高!の美味さ。
結構ボリュームがあるのですが、あっという間に1本ペロッと食べてしまいます。
そしてアツアツの焼きたて「シャワルマ」によく合うのが、冷たいジュース。
アルコールが御法度のムスリム(イスラーム教徒)が多いシリアでは、街中あちこちにあるジュース屋の店先で大人も子供もジュースをよく飲みます。
暑くて乾燥したダマスカスの街角で飲むジュースは、これがまた美味い!

僕が気に入ったのは、このフローズンジュース。
ジュース屋の店先で、店番している子供がサーバーから注いでくれる半分凍ったジュースです。
客が日本人だと分かると嬉しそうに話しかけてきたり、こぼれんばかりに並々と注いでくれる子もいたりして、ジュースを飲むのもまた楽しい。
ウマイヤド・モスクからの帰り道、シャワルマを片手に夕暮れのダマスカスを歩いていると、どこからとも無くアザーンが聞こえてくる…
そんなダマスカスでの日々でした。

(ダマスカス・カイロ2009夏旅行 旅行記終り)
シリアの首都ダマスカスの街を歩いていると、よく見かけるのがこれ。
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店先で、串に刺さった肉の塊が直火で炙られながら回っています。
「シャワルマ」というそうですが、日本でも「ドネルケバブ」の呼び名でお馴染みですね(ちなみに「シャワルマ」はアラビア語、「ドネルケバブ」はトルコ語だそうです)。
串にびっしり巻き付けられた羊の「くず肉」をこんがり炙ってからナタで削ぎ落とし、クレープのようなアラブ風の薄地のパンでくるくる巻いて出来上がり!
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出来立てのアツアツを、その場でほお張ればもう最高!の美味さ。
結構ボリュームがあるのですが、あっという間に1本ペロッと食べてしまいます。
そしてアツアツの焼きたて「シャワルマ」によく合うのが、冷たいジュース。
アルコールが御法度のムスリム(イスラーム教徒)が多いシリアでは、街中あちこちにあるジュース屋の店先で大人も子供もジュースをよく飲みます。
暑くて乾燥したダマスカスの街角で飲むジュースは、これがまた美味い!
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僕が気に入ったのは、このフローズンジュース。
ジュース屋の店先で、店番している子供がサーバーから注いでくれる半分凍ったジュースです。
客が日本人だと分かると嬉しそうに話しかけてきたり、こぼれんばかりに並々と注いでくれる子もいたりして、ジュースを飲むのもまた楽しい。
ウマイヤド・モスクからの帰り道、シャワルマを片手に夕暮れのダマスカスを歩いていると、どこからとも無くアザーンが聞こえてくる…
そんなダマスカスでの日々でした。
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(ダマスカス・カイロ2009夏旅行 旅行記終り)
←ダマスカス・カイロ2009夏旅行 26、ギザ・ピラミッドからの続きです
エジプトの首都の空の玄関、カイロ国際空港から日本の東京・成田空港へと直行するエジプト航空MS964便のエコノミークラスの機内食です。

チキンorビーフで、チキンをチョイス。
…正直、見た目はよろしくないですね。鶏肉のごった煮みたいです。
でも、素朴でおいしかったですよ。
イスラームの国のエアラインなので機内でのアルコールサービスはありません。飲み物は濃厚なマンゴージュース。
デザートの激甘ケーキを食べていると、「さらばエジプト、また来る日まで」という気分になってきます。

チベット上空辺りで出てくる夜食はケーキひと切れと紅茶。
ちょっと寂しい。

成田への降下開始直前に朝食が出されます。
これはオムレツのソーセージ添え。他にパスタもあったような…?
激甘ビスケットと激甘ケーキもしっかり付いてきます。
寝起きに食べるにはちょっと油気がきつ過ぎました。
濃厚なエジプトの味とも、これでお別れ。
成田に着陸したら、懐かしい薄口の和食と冷えたビールが待っています。
→ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅱ シリアの街角B級グルメに続きます
エジプトの首都の空の玄関、カイロ国際空港から日本の東京・成田空港へと直行するエジプト航空MS964便のエコノミークラスの機内食です。
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チキンorビーフで、チキンをチョイス。
…正直、見た目はよろしくないですね。鶏肉のごった煮みたいです。
でも、素朴でおいしかったですよ。
イスラームの国のエアラインなので機内でのアルコールサービスはありません。飲み物は濃厚なマンゴージュース。
デザートの激甘ケーキを食べていると、「さらばエジプト、また来る日まで」という気分になってきます。
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チベット上空辺りで出てくる夜食はケーキひと切れと紅茶。
ちょっと寂しい。
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成田への降下開始直前に朝食が出されます。
これはオムレツのソーセージ添え。他にパスタもあったような…?
激甘ビスケットと激甘ケーキもしっかり付いてきます。
寝起きに食べるにはちょっと油気がきつ過ぎました。
濃厚なエジプトの味とも、これでお別れ。
成田に着陸したら、懐かしい薄口の和食と冷えたビールが待っています。
→ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅱ シリアの街角B級グルメに続きます
写真:ギザの三大ピラミッドの一つ、カフラー王のピラミッド
←ダマスカス・カイロ2009夏旅行 25、エジプト航空MS728便の機内食(エコノミー)からの続きです
2009年8月14日
カイロでの飛行機の乗り換え待ち時間を利用して、ピラミッドを見に来ました。
カイロ国際空港からギザの三大ピラミッドの丘までは、356番と355/357番のエアコンバス(それぞれ片道2エジプトポンド)を乗り継いで行くことが出来ます。
但し、エジプトのバスは時刻表なし、運転手の気が向いた時間に走っているような運行状況なので、待ち時間には充分な余裕が必要です。
ギザのバス停からはいきなりクフ王の大ピラミッドが聳えているのが見えます。
しつこくガイドを買って出てくる怪しい奴らに取り囲まれますが、そこに否応無く見えているのでピラミッドまでの道案内なんか勿論一切不要です。
明るく笑って無視して、歩いていきましょう。
ピラミッドの丘への入場料は確か60エジプトポンドだったような…
(この後の“ある事情”のせいで記憶が曖昧になっています)
手荷物検査を受けて入場します。
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はい、「クフ王のピラミッド」です!
ホントにこんな感じで、いきなり大ピラミッドの“裾野”に着きます。
巨大です。この一言に尽きます。
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一気に大接近して頂上を見上げます。
もはや「山」です。
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少し離れると、紛れも無く人工の建造物であることが解かります。
規則的に正確に積み上げられた石材ブロック、埋もれた構造体。
しかし皆、登る登る…石材ブロックは1辺1.5m以上あるけど、降りて来られるの?
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この角度から見るのが、僕は一番好きです。
「人工物」っぽさが強調されて(積み上げられた石材ブロックの底辺が異様なまでに正確に水平になっているのがお解り頂けますでしょうか)、
かつ神秘的に見えるでしょう?
そしてこれを見る度に、僕はあるものを連想するのです。
それは…
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そう、電波望遠鏡のパラボラアンテナです。
(写真は臼田宇宙空間観測所の64mアンテナ)
かたちはまるで違いますが、なにかこう…どちらも「宇宙とつながっている」感じがするのですよ!
考古学の知識は無いので根拠も何もありませんが、僕は「ピラミッドは墳墓などではなく古代の天文台(または何らかの宇宙観測施設)」だと信じています。
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クフ王のピラミッドの全景(どうです、天文台っぽく感じませんか?)。
底辺が200m以上もあるので、かなり離れて初めてピラミッドの全景が視野に収まります。
手前にあるのは「太陽の船」を納めた博物館、右側の石積みは王のピラミッドに従うように配置された小さな、女王のピラミッドです。
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クフ王のピラミッドの隣にそびえる、「カフラー王のピラミッド」。
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頂上付近に「化粧石」が残っているのが特徴です。
かつて建造直後のピラミッドは全面を美しく磨き上げられた真っ白い化粧石で覆われていたんだそうです。
真っ白でピカピカのピラミッドはエジプトの青空に映えて、さぞかし綺麗だったでしょうねぇ!
しかしその後、あろうことか化粧石は剥がされ、カイロ市街の道路の石畳に再利用されてしまいます。勿体ない!
しかもピラミッドは化粧石を剥がされるだけでなく、丸ごとぶっ壊されそうになったりもしたようなのです。

破壊の痕跡を残す、「メンカウラー王のピラミッド」。
中央部の巨大な溝は、何らかの理由でピラミッドを壊そうとした際につけられたとされています。
しかし流石はピラミッド、頑丈すぎて壊せなかったようなのです。
ちなみにこのメンカウラー王のピラミッド、ギザの三大ピラミッドの中では最も小さく、クフ王のピラミッドの半分程度の規模しかありません。
それでも底辺は100m以上もあるのですが。
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ギザの三大ピラミッドはギザ市街地に隣接する砂丘の上に建っていますが、その“奥”には砂漠が続いています。
砂漠を往く駱駝は風情がありますが、ピラミッドの丘でウロウロしている駱駝使いはぼったくる気満々の悪徳商売人ばかりですのであまりおススメできません。
(駱駝は背が高いので、一度駱駝の背中に乗ってしまえば駱駝使いに手を貸してもらわないと降りられません。そこで執拗にチップや法外な追加料金を要求し、断るといつまでも降ろしてもらえない、という手口らしいです。要注意!)

ここで問題!
この砂漠の風景の中に、ある「有名なもの」の身体の一部が見えています。
どこに何が隠れているか、分かりますか?
正解は…
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スフィンクスです!
上の写真の、左側の小さな丘の向うに横から見たスフィンクスの頭部が黒く丸く見えているのですが、分かりましたか!?
スフィンクスにも会えたし、ギザのピラミッドを堪能しました。
「さぁ、日本に帰ろう!」
しかし…
僕はこの後、ある事情でエジプトから出国出来ず、カイロ市内で数日間に渡って四苦八苦した挙句、何とか帰国したのです。
皆さんも旅先でのパスポート盗難には充分御注意下さい。
ではまた。
天燈茶房亭主 mitsuto1976 拝
…もうちょっと続きます。
→ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅰ エジプト航空MS964便の機内食(エコノミー)に続きます
←ダマスカス・カイロ2009夏旅行 25、エジプト航空MS728便の機内食(エコノミー)からの続きです
2009年8月14日
カイロでの飛行機の乗り換え待ち時間を利用して、ピラミッドを見に来ました。
カイロ国際空港からギザの三大ピラミッドの丘までは、356番と355/357番のエアコンバス(それぞれ片道2エジプトポンド)を乗り継いで行くことが出来ます。
但し、エジプトのバスは時刻表なし、運転手の気が向いた時間に走っているような運行状況なので、待ち時間には充分な余裕が必要です。
ギザのバス停からはいきなりクフ王の大ピラミッドが聳えているのが見えます。
しつこくガイドを買って出てくる怪しい奴らに取り囲まれますが、そこに否応無く見えているのでピラミッドまでの道案内なんか勿論一切不要です。
明るく笑って無視して、歩いていきましょう。
ピラミッドの丘への入場料は確か60エジプトポンドだったような…
(この後の“ある事情”のせいで記憶が曖昧になっています)
手荷物検査を受けて入場します。
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はい、「クフ王のピラミッド」です!
ホントにこんな感じで、いきなり大ピラミッドの“裾野”に着きます。
巨大です。この一言に尽きます。
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一気に大接近して頂上を見上げます。
もはや「山」です。
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少し離れると、紛れも無く人工の建造物であることが解かります。
規則的に正確に積み上げられた石材ブロック、埋もれた構造体。
しかし皆、登る登る…石材ブロックは1辺1.5m以上あるけど、降りて来られるの?
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この角度から見るのが、僕は一番好きです。
「人工物」っぽさが強調されて(積み上げられた石材ブロックの底辺が異様なまでに正確に水平になっているのがお解り頂けますでしょうか)、
かつ神秘的に見えるでしょう?
そしてこれを見る度に、僕はあるものを連想するのです。
それは…
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そう、電波望遠鏡のパラボラアンテナです。
(写真は臼田宇宙空間観測所の64mアンテナ)
かたちはまるで違いますが、なにかこう…どちらも「宇宙とつながっている」感じがするのですよ!
考古学の知識は無いので根拠も何もありませんが、僕は「ピラミッドは墳墓などではなく古代の天文台(または何らかの宇宙観測施設)」だと信じています。
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クフ王のピラミッドの全景(どうです、天文台っぽく感じませんか?)。
底辺が200m以上もあるので、かなり離れて初めてピラミッドの全景が視野に収まります。
手前にあるのは「太陽の船」を納めた博物館、右側の石積みは王のピラミッドに従うように配置された小さな、女王のピラミッドです。
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クフ王のピラミッドの隣にそびえる、「カフラー王のピラミッド」。
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頂上付近に「化粧石」が残っているのが特徴です。
かつて建造直後のピラミッドは全面を美しく磨き上げられた真っ白い化粧石で覆われていたんだそうです。
真っ白でピカピカのピラミッドはエジプトの青空に映えて、さぞかし綺麗だったでしょうねぇ!
しかしその後、あろうことか化粧石は剥がされ、カイロ市街の道路の石畳に再利用されてしまいます。勿体ない!
しかもピラミッドは化粧石を剥がされるだけでなく、丸ごとぶっ壊されそうになったりもしたようなのです。
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破壊の痕跡を残す、「メンカウラー王のピラミッド」。
中央部の巨大な溝は、何らかの理由でピラミッドを壊そうとした際につけられたとされています。
しかし流石はピラミッド、頑丈すぎて壊せなかったようなのです。
ちなみにこのメンカウラー王のピラミッド、ギザの三大ピラミッドの中では最も小さく、クフ王のピラミッドの半分程度の規模しかありません。
それでも底辺は100m以上もあるのですが。
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ギザの三大ピラミッドはギザ市街地に隣接する砂丘の上に建っていますが、その“奥”には砂漠が続いています。
砂漠を往く駱駝は風情がありますが、ピラミッドの丘でウロウロしている駱駝使いはぼったくる気満々の悪徳商売人ばかりですのであまりおススメできません。
(駱駝は背が高いので、一度駱駝の背中に乗ってしまえば駱駝使いに手を貸してもらわないと降りられません。そこで執拗にチップや法外な追加料金を要求し、断るといつまでも降ろしてもらえない、という手口らしいです。要注意!)
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ここで問題!
この砂漠の風景の中に、ある「有名なもの」の身体の一部が見えています。
どこに何が隠れているか、分かりますか?
正解は…
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スフィンクスです!
上の写真の、左側の小さな丘の向うに横から見たスフィンクスの頭部が黒く丸く見えているのですが、分かりましたか!?
スフィンクスにも会えたし、ギザのピラミッドを堪能しました。
「さぁ、日本に帰ろう!」
しかし…
僕はこの後、ある事情でエジプトから出国出来ず、カイロ市内で数日間に渡って四苦八苦した挙句、何とか帰国したのです。
皆さんも旅先でのパスポート盗難には充分御注意下さい。
ではまた。
天燈茶房亭主 mitsuto1976 拝
…もうちょっと続きます。
→ダマスカス・カイロ2009夏旅行番外編Ⅰ エジプト航空MS964便の機内食(エコノミー)に続きます
今日は朝から良い天気だったので、日頃の運動不足解消も兼ねて30分ほど歩いて鹿児島本線まで行ってみました。
気が付けば南国熊本にもしっかり秋が訪れています。ピーカンの青空と、実る程頭を垂れる稲穂かな。
近所にある農業高校と幼稚園では運動会をやっていて、歓声も賑やかです。
今日の散歩のお目当ては、勿論この列車。

「SL人吉」。
4月の復活以来、連日指定券が発売と同時に売り切れる異常なまでの人気が続いていて、
僕も運転開始2日目に復路だけキャンセル待ちが取れて乗車して以来なかなか指定券が買えず、
もう一度乗りたくても乗れずに困っている列車です。
今日もシルバーウィーク最中とあって満席御礼の様子。

稲穂の中を行く蒸気機関車、日本の鉄道の原風景のようでなかなか良いですね。
11月の運行終了までに、何とかもう一度乗りたいものです。
気が付けば南国熊本にもしっかり秋が訪れています。ピーカンの青空と、実る程頭を垂れる稲穂かな。
近所にある農業高校と幼稚園では運動会をやっていて、歓声も賑やかです。
今日の散歩のお目当ては、勿論この列車。
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「SL人吉」。
4月の復活以来、連日指定券が発売と同時に売り切れる異常なまでの人気が続いていて、
僕も運転開始2日目に復路だけキャンセル待ちが取れて乗車して以来なかなか指定券が買えず、
もう一度乗りたくても乗れずに困っている列車です。
今日もシルバーウィーク最中とあって満席御礼の様子。
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稲穂の中を行く蒸気機関車、日本の鉄道の原風景のようでなかなか良いですね。
11月の運行終了までに、何とかもう一度乗りたいものです。
←ダマスカス・カイロ2009夏旅行 24、さらばダマスカスからの続きです
ダマスカスからの帰路もエジプトのカイロ経由となります。
カイロ行きエジプト航空MS728便の出発時刻は夜明け前の午前4時20分。
何でこんな時間に設定してるのか理解に苦しむところではありますが、真夜中の空港でひたすら待つしかありません。
しかも出国税として1000シリアポンドも取られます。
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夜明け前のフライトでも、しっかり機内食が出ます。クロワッサンとパン、バター、ジャム、チーズ、それに缶詰果物。
もっとも、大半の乗客は離陸と同時に寝入ってしまい、機内食も断る人が多かったのですが、
「出されたご飯は残さず食べる」が信条の僕はしっかり頂きます(笑)

MS728便ボーイングB737-800はまだ真っ暗なカイロ国際空港に到着しました。
ここで東京・成田空港行きのエジプト航空MS964便に乗り換えるのですが、MS964便の出発時刻は午後6時45分、12時間以上待ち時間があります。
一旦エジプトに入国して、今からギザのピラミッドを見に行く事にします。
→ダマスカス・カイロ2009夏旅行 26、ギザ・ピラミッドに続きます
ダマスカスからの帰路もエジプトのカイロ経由となります。
カイロ行きエジプト航空MS728便の出発時刻は夜明け前の午前4時20分。
何でこんな時間に設定してるのか理解に苦しむところではありますが、真夜中の空港でひたすら待つしかありません。
しかも出国税として1000シリアポンドも取られます。
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夜明け前のフライトでも、しっかり機内食が出ます。クロワッサンとパン、バター、ジャム、チーズ、それに缶詰果物。
もっとも、大半の乗客は離陸と同時に寝入ってしまい、機内食も断る人が多かったのですが、
「出されたご飯は残さず食べる」が信条の僕はしっかり頂きます(笑)
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MS728便ボーイングB737-800はまだ真っ暗なカイロ国際空港に到着しました。
ここで東京・成田空港行きのエジプト航空MS964便に乗り換えるのですが、MS964便の出発時刻は午後6時45分、12時間以上待ち時間があります。
一旦エジプトに入国して、今からギザのピラミッドを見に行く事にします。
→ダマスカス・カイロ2009夏旅行 26、ギザ・ピラミッドに続きます
←ダマスカス・カイロ2009夏旅行 23、シリア国立博物館からの続きです
夕刻、ホテルに預けていた荷物をピックアップして、ついでにタクシーを呼んでもらいます。
やって来たのはホテルマンの知り合いの自家用車のような、見るからに白タク。
当然、メーターも付いていません。満面の笑みで「行く先は空港か?さぁ乗れ!」と詰め寄るホテルマンを押しのけて、ドアの窓越しにタクシードライバーに
「国際空港まで、幾らで行ってくれる?」と聞くと、
「1000ポンドだ」とのこと。街に来る時に乗ったダマスカス空港の極悪ぼったくり前払いタクシーの1500ポンドに比べたら安いけど、相場の倍額です。
「高いよ!500ポンドにしてくれ」
「NOだ。1000ポンドだ」
「あ、そう。じゃあいいよ。No Thank You!手間かけさせて悪かったね、バイ!」
憮然とした顔のドライバーと呆気にとられてるホテルマンを尻目に、トランクを持ってさっさと大通りの「5月29日通り」に向かいます。
「5月29日通り」の映画館前で捕まえた普通のイエローキャブのタクシーの運ちゃんに
「空港!500ポンドで行ってくれる?」
「ダメだ!安すぎる!」
「じゃあ600ポンドでどうだ!」
「OK!ノープロブレムだミスター」
…1000ポンドぼったくりタクシーを蹴飛ばした直後だったから、ちょっと気前良過ぎたかな?もう50ポンドばかり値切っときゃ良かったかも。
タクシーはダマスカス市内を軽快に走ります。
さらば、ダマスカス。
次に来るのは、いつになることか…いや、もう一度来ることはあるのだろうか?
「楽しかったよ、ありがとうダマスカス!」また来る日まで…
→ダマスカス・カイロ2009夏旅行 25、エジプト航空MS728便の機内食(エコノミー)に続きます
夕刻、ホテルに預けていた荷物をピックアップして、ついでにタクシーを呼んでもらいます。
やって来たのはホテルマンの知り合いの自家用車のような、見るからに白タク。
当然、メーターも付いていません。満面の笑みで「行く先は空港か?さぁ乗れ!」と詰め寄るホテルマンを押しのけて、ドアの窓越しにタクシードライバーに
「国際空港まで、幾らで行ってくれる?」と聞くと、
「1000ポンドだ」とのこと。街に来る時に乗ったダマスカス空港の極悪ぼったくり前払いタクシーの1500ポンドに比べたら安いけど、相場の倍額です。
「高いよ!500ポンドにしてくれ」
「NOだ。1000ポンドだ」
「あ、そう。じゃあいいよ。No Thank You!手間かけさせて悪かったね、バイ!」
憮然とした顔のドライバーと呆気にとられてるホテルマンを尻目に、トランクを持ってさっさと大通りの「5月29日通り」に向かいます。
「5月29日通り」の映画館前で捕まえた普通のイエローキャブのタクシーの運ちゃんに
「空港!500ポンドで行ってくれる?」
「ダメだ!安すぎる!」
「じゃあ600ポンドでどうだ!」
「OK!ノープロブレムだミスター」
…1000ポンドぼったくりタクシーを蹴飛ばした直後だったから、ちょっと気前良過ぎたかな?もう50ポンドばかり値切っときゃ良かったかも。
タクシーはダマスカス市内を軽快に走ります。
さらば、ダマスカス。
次に来るのは、いつになることか…いや、もう一度来ることはあるのだろうか?
「楽しかったよ、ありがとうダマスカス!」また来る日まで…
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