天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

都内某所に潜伏中

2006-04-29 | 旅行
寝台特急「はやぶさ&富士」号で東京に到着したのはいいが、
ここから先どうするか全く予定を立てていなかったので、
転がり込んだ友人宅で「明日からどこに行く?」と鳩首協議するも予定が立たない。
さて、明日からどう過ごすか。
取り合えず、レールバスに会いたいので北を目指すか。
友人のクルマは3リッター、長距離走行も楽そうだが、どうなることやら。

現在「はやぶさ」乗車中

2006-04-28 | 実況
広島で予定通り「のぞみ500」号から寝台特急「はやぶさ&富士」への乗り継ぎに成功。
熊本駅発車時刻で換算して実に3時間半遅く出発してるのに、時速300キロでショートカットして追いついたことになる。「のぞみ」号ってやっぱり速いな~!

「のぞみ」、「はやぶさ」を追う

2006-04-28 | 実況
いよいよゴールデンウィーク。
という訳で、突然だが出かけることにした。
勤めから「5時ダッシュ」の定時退社で飛んで帰り、一風呂浴びてから特急「リレーつばめ」に乗車。博多駅で本日最終便の新大阪行き「のぞみ500」号を捕まえて、時速300キロで一路夜の山陽路を駆け抜ける。目指すは午後4時に熊本駅を発車したブルートレイン「はやぶさ」&「富士」。
「のぞみ」は僅か1時間程で「はやぶさ」達に追いつく。

レールバスに会いたいなぁ…

2006-04-22 | 鉄道
もうすぐゴールデンウィーク。
毎年、この時期になると気になるのが青森県の七戸という町で行われる「レールバスイベント」。
日本で唯一残った旧式の「元祖レールバス」を年に一回、保管されている車庫から出して駅構内を走らせて、それに乗せてくれるという楽しいイベント。
(写真は一昨年のイベント時に撮影)

昭和37年から平成9年まで、ここ七戸と下北半島のつけ根の野辺地までを結んで運行されていたローカル私鉄「南部縦貫鉄道」で使われていた「元祖レールバス」は、本当にバスの車体にそのまま鉄道用の車輪を履かせたようなスタイルで、鉄道車両とは思えない程小さくて可愛い。
「古き佳き昭和」を感じさせる丸っこい車体は愛嬌たっぷりで、これまで永い間、乗客や職員に親しまれ愛されてきた。
南部縦貫鉄道は利用者減少による赤字に耐え切れず廃止されたが、レールバスとの別れを惜しむ地元住民や鉄道愛好家の声は大きく、鉄道廃止後も七戸駅と機関庫は残され、レールバスは「いつか復活させたい」という願いと共に庫内で眠りについた。

その後、レールバスが大好きな人達が自主的にレールバスの整備を開始。
活動はボランティアで行われ、首都圏等から人々が手弁当で七戸に集まり、駅構内の補修やレールバスのメンテナンスを行ってきたという。
そしてついに、レールバスを管理する南部縦貫株式会社と協力して年に1回、レールバスを走らせてそれに乗ることができるイベントを開催できるようになった…

ヨーロッパでは鉄道に限らず文化遺産をボランティアの有志が維持・保守している例が多数あるが、日本ではこのような形で鉄道車両や施設が保存されるのは珍しいのではないだろうか。
レールバスを愛し、手塩にかけて可愛がって維持・保守しているのは「南部縦貫レールバス愛好会」のみなさん達。
愛好会のみなさんは社会人の方々なので、休日等を利用してのレールバスの世話は恐らく想像を絶する苦労があるのだと思う。
貴重な近代日本の文化遺産であるレールバスが、この方達の頑張りで生き続け、走り続けることができる訳で、本当にご苦労様です。

さて、今年のレールバスイベント「レールバスと遊ぼう2006」は5月4日から6日まで青森県上北郡七戸町の旧七戸駅で行われる。
旧七戸駅構内に残された線路を行ったり来たり800メートル、レールバスの乗車体験が出来る。
僅かな距離とはいえ、レールバスならではの「鉄道なのにクラッチ踏んでシフトレバーでギアチェンジ」しながら走る様子を見ることができてかなり乗り応えがある。
駅構内の線路のはしっこまで行ったら、運転士さんが床からレバーを外して反対側の運転席まで持って行ったりして、楽しいんだこれが!

今年もレールバスに会いに行きたいなあ…
今のところ諸事情で青森行きの予定が組めませんが、開催日ギリギリまで調整して何とか七戸に行きたいと目下秘かに計画中。
待っててくれよ、レールバス!

さようなら 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線

2006-04-20 | 鉄道
間もなく、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線がその一世紀の歴史を閉じる。

銀河線 95年の歴史に幕(十勝毎日新聞)

先程、NHKのニュースで北見駅9時半発の同駅発最終列車の発車を生中継していた。
3両編成の白い気動車は、別れを惜しむ地元の人や日本中から馳せ参じた鉄道ファンで満席だったが、
車内や駅がしんみりとした静かで穏やかな雰囲気に包まれていたのがテレビ画面からも伝わってきた。

やるだけやった。でも、だめだった、残せなかった…
そんなやるせなさもあると思うが、
それでも最後まで安全運行でふるさと銀河線の有終の美を飾ってやりたいと願う人々の想いが天に通じたか、
涙雨に包まれて最後の列車が北見駅を発車していった。
僕もテレビの前で最後の列車に手を振った。

僕が初めて一人旅に出たのは、今から十数年前。
大学に合格した春休み、青春18きっぷを手に九州から2日掛かりで向かった北海道。
そのとき池田から乗ったふるさと銀河線の印象は「…な~んにもない大地って、こういうのか。」
一面続く平原を、原野を、渓谷を気動車はトコトコ走る。
終着の北見が近づく頃には平原の彼方に日が沈み、
群青色の残雪の中をひた走る気動車の旅に初めて知る「孤独」を噛み締めた。

あれから、あちこち旅をして、それなりに旅慣れた僕は旅先でも孤独や寂しさを感じることもなくなった。
でも、テレビで闇の中に消えていく気動車のテールランプを見ていて、あの時の「寂しいな」を想い出したんだ。

寂しいよ。なくなるなんていやだよ。…また、ふるさと銀河線に乗りたいよ…

北海道ちほく高原鉄道の廃止後、同鉄道の気動車はあるものは民間に売却され(買った人、何に使うんだろう?)、
あるものは現地で保管され鉄道資料館の施設の一部となり走り続ける。
そして、2両の気動車が、遠くミャンマーに譲渡され海を渡る。

…これは、乗りに行くしかないでしょう?ミャンマーへ!
いつか会いに行くぞ。ミャンマーへ、僕に旅情を教えてくれた気動車に会いに!

あと30分ほどで、最後の列車が北見駅に着く。
さようなら、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線。
暑い国でまた会おう!

さよなら北の銀河鉄道

2006-04-19 | 鉄道
 明日、北海道からひとつの鉄路が消える。

北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線

かつて網の目のように鉄道網が張り巡らされていた北海道だが、
国鉄時代末期からの赤字地方交通線の廃止の大ナタが振るわれ続けた結果、
現在では札幌を中心に各地方へ向かう主要幹線のみが残るだけとなっている。
そんな中で、ふるさと銀河線は最後まで残った北海道らしい「超長大ローカル線」だった。

 ちほく高原鉄道と地元有志はつい最近まで必死の営業活動を行っていた。
JR北海道から蒸気機関車を借りてSL列車を走らせたし、
松本零士氏とのコラボレーションで「銀河鉄道999」号を走らせたり、
更には全線高規格化の上、札幌発特急直通運転による北見・網走方面へのバイパス線化まで目論みひたすら頑張っていたが、
それでも止まぬ利用客の減少と膨大な赤字には勝てなかった。
平成18年4月20日、ふるさと銀河線は営業運転を終了し廃止される。

今から10年ほど前の春、当時大学生で北海道を休暇旅行中だった私は、
ちほく銀河鉄道の北見駅本社事務所を訪ねたことがある。
当時、ちほく銀河線を支えようと「ふるさと銀河線ファンクラブ」が発足し、支援会員を募集していた。
一口数千円で入会できて、好きな駅に星型のネームプレートを設置してくれた。
早朝に突然「ファンクラブに入りたいんですけど…」と訪れた貧乏旅行者を応対してくれた若い社員は
「どの駅にプレートを貼りましょうか?余り誰も来ないような駅?…それなら愛冠駅ですね。駅舎がハート型をしているんですよ」
と親切に応対してくれた。
私が九州から来たと告げると
「そんな遠くから…ありがとうございます!今度、愛冠駅にプレートを見に行って下さいね。それでは私はこれから保線に行かないと…」
とゲートルを巻いて事務所を出て行った。

あれから数回、実際に愛冠駅に自分のプレートを見に行った。
愛冠駅は確かに誰も来ないような原野の中にあり、周辺に人家がほとんどなかった。
列車の本数が少ないので、駅で降りてプレートを見た後も次の列車が来るまで数時間待ちになるが、
駅の周囲には全く人の気配がなく、零下10度近くまで下がった気温に駅前公園の噴水もボールペンのインクもすべてが凍りついた。
それでも駅舎の中に置かれた「駅ノート」は時々訪れる旅行者の熱いコメントで埋まっていて、
更によく読むとそれに応えてコメントの返事を書き込んでいる地元の人らしい書き込みがあった。
当時、まだインターネットのBBSなどない時代に既に「大学ノートと鉛筆」というローテク(ただし電源不要で零下数十度でも書き込める)の匿名不特定多数交流メディアが存在して機能していたのである。

今夜、最後の夜明けを待つ愛冠駅の待合室に、まだあの旅ノートはあるだろうか?
そして私の名前を刻んだプレートは、明日最後の列車を見送った後はゆっくりと北海道の大地に還っていくのだろうか…


地元の有名レコード店が閉店

2006-04-16 | 音楽を聴く
土曜日だというのに出勤。
夕刻、職場にて、仕事が一段落着いたのでネットで地元紙のサイトを見ていたら、熊本市の某有名レコード店が閉店という記事が。

マツモトレコード 5月閉店へ 熊本の音楽ファンをリード (熊本日日新聞の記事)

私が中学生・高校生の頃は、熊本県内でいわゆる「売れ筋」以外の商品も置いているレコード店はこのマツモトレコードだけだったので、
日曜日には電車に乗ってよく「買い出し」に行っていたのを思い出した。
当時はまだネットショッピングなどという便利なものはなく、地方在住のマニアックな趣味を持つ青少年がCDだの本だのを買い物をするのは大変だったのだ。

今ではどんなアングラでサブカルチャーなグッズでも大抵はネット検索一発で即入手できる。
わざわざ休日に交通費を払ってまで目当ての商品を捜し求める必要はない。
便利な時代になったものだ。

そういえば最近では街の店で買い物をすること自体、殆どなくなった。
最後にマツモトレコードで買い物をしたのはいつのことだったか思い出せないほどだ。
今更、ネット以前の生活に戻りたいとは思わないので「あの頃が懐かしい」だの「街中の店を探し回るのも楽しかった」だの言うつもりはないし思ってもいないが、
それでも職場の20代前半の女子社員が「あの店、マツモトって言うから薬屋かと思ってました~」と笑うのを見ると時代の流れを感じずにはいられない。



話題の豆腐

2006-04-11 | 日記
帰宅して、小腹が空いたので冷蔵庫を開けると、そこに鎮座ましますは…

男前豆腐

「美味しいと評判なので買ってみた」と伯母。

「凄い豆腐がある」とネットで話題になっている、と噂には聞いていたが。
いつの間にか、こんな田舎のショッピングセンターにまで進出していたとは…


恐るべし、男前豆腐。

池の鯉がタマゴを産んだ

2006-04-10 | 日記
昨日の出来事。

我が家の庭には鯉が四匹と巨大金魚が二匹住んでいる池…というかコンクリ張りのイケスがある。
大して広くないので、住人達が酸欠になって窒息しないように金魚鉢用のエアーポンプで空気を送り込んでやっているのだが、
先日エアーホースの先端の重りの玉が壊れて排水口に流れ出て行ってしまった。
重りのなくなったホースは虚しく先端を水面上に上げて空中に風を送っている。
これではせっかく電気代を使ってエアーを送り込んでやっても、肝心の池の水中にはちっとも空気が入っていかない。
仕方がないので近所のホームセンターで新品のタマを買ってきた。
早速ホースの先端に取り付けてやろうとすると、びっしり藻の絡んだホースに「プチッ」という謎の触感が…
「?」ホースの表面の藻を掻き分けてよく見てみると、

「こ、これは…!!」

写真では小さすぎてよく分からないが、黄色くて透き通ったタマゴだった。
直径は3ミリくらいか。見た目は寿司ネタの「トビッコ」にそっくりだ。
春先は猫も発情して路地裏でニャゴニャゴ大騒ぎするが、水中では鯉も発情して産卵するとは知らなかった。

 しかしその後、鯉がコンクリ壁に絡んだ藻をおいしそうに掻き分けていた。
タマゴ哀れなり。。。




線路沿いの散歩

2006-04-08 | 鉄道
タイヤの空気抜け修理と、ついでに12ヶ月目点検をするつもりでディーラーに持っていった愛車にオイル漏れが見つかり、
急遽そのまま工場に入院してしまった。修理は明日までかかるらしい。
困った事に、ディーラーでは今日は代車が出払っていて用意できないと言う。
仕方がない、「駅まで歩いて、JRに乗って帰るよ」と言うと、
「申し訳ありません、せめて駅まで送らせてもらいます」と、工場の裏から古めかしい「軽トラック」を引っ張り出してきた。

整備士氏に軽トラで駅まで送ってもらう。「何ならご自宅まで送りますよ」とも言われたが、遠慮する。
せっかくいい天気だし、このまま帰るのは勿体ない。
自宅まで散歩がてら、歩いて帰ろうと思ったのだ。ここから自宅までは約10キロ。

JR八代駅から線路沿いに歩く。線路と並行する道路がないので、線路沿いとは言っても急に住宅地に入り込んでしまったり袋小路に突き当たったりする。
やや盛りを過ぎて、葉混じりになった桜が咲いている土手を抜け、春の朝の散歩は気持ちがいい。

20分ほど歩くとJR新八代駅に到着。新八代の構内には博多から地上の在来線を走ってきた特急「リレーつばめ」が駅の高架2階の新幹線「つばめ」乗り場の真横に乗りつけるための渡り線がある。
この渡り線には、「リレーつばめ」が走行する本線以外にももう1本の線路が敷かれている。「フリーゲージトレイン試験設備」である。


フリーゲージトレインは車輪のゲージ(軌間)を自由に変える事の出来る車両。
線路のゲージの違う新幹線(1435ミリメートル)と在来線(1067ミリメートル)の間を自在に行き来する事ができる。
これを使うと、新規の新幹線建設予定の無い地区からでもダイレクトに新幹線に乗り入れる列車を運転する事ができるので、
四国地区や九州の大分地区で導入に期待が高まっているのだが…
ここ新八代では九州新幹線暫定開業時からフリーゲージトレインの実験を行う事を想定して、
在来線と新幹線の渡り線にゲージ変動装置を取り付けて実験開始に備えているが、
新八代駅開業から既に3年目、いまだに一度もフリーゲージトレイン乗り入れ実験は行われていない。
フリーゲージトレインの車両は今でも北九州のJR小倉工場に収められ埃をかぶったままだと聞く。

国としては既存の設備を有効利用できるフリーゲージトレインよりも、施設を一から造るフル規格新幹線の着工の方が興味があるのだろう。
既に錆の浮いてきたゲージ変動装置が稼動する日は果たしてくるのだろうか?


新八代駅で新幹線「つばめ」からバトンを引き継いだ「リレーつばめ」が、フリーゲージ装置の脇を掠めて渡り線を駆け降りて来る。
この誇らしい出発の風景も、2011年に九州新幹線が博多まで全線開業すると消える。リレーつばめが桜の花吹雪を浴びて走れるのも、あと5回…

新八代から先は一面の藺草田。畦道をテクテク歩いて、2時間で自宅に到着した。
くたびれたが、それなりにいい気分だ。春の散歩もたまにはいいな。

クルマが緊急入院…

2006-04-08 | 日記
久々に朝からスッキリ晴れた気持ちの良い土曜日。
先日、タイヤのエアが抜けてスペアタイヤを履いていたクルマをディーラーに持っていった。

顔なじみの整備士氏に事情を説明して、朝刊を読みながらコーヒーを飲んで待つ事暫し。
「今日はいい天気だから、整備が終わったら久しぶりに天草辺りにドライブにでも行くか」と考えていたら、
見積もりを終えた整備士氏が済まなさそうに一言「請求書見てビックリしないで下さいね」

嫌な予感がして計算書に目を通すと、なに!?整備費用〆て6万!?

「エンジンとミッションの結合部からオイル漏れが発生してるんですよ。結合部のパッキン部品は数百円なんですけど、エンジン降ろす工賃が…」とのこと。

まあ仕方がない。オイル漏れを放置すると確実にエンジンが壊れるだろうし、
何しろ12万キロ走破の10年選手だ。あちこちガタがくるだろうし、こまめに直しながら乗るしかない。

しかし、6万は痛いな…台湾までの航空券とほぼ同額だぞ…

いきなり金欠病になってしまったので、急遽緊縮財政を実施することにした。
詳しくはまた後で。

クルマのタイヤの空気が抜ける

2006-04-06 | 日記
桜も散って、薄曇りの麗かな春の朝。
いつものように自分のクルマで出勤、勤め先の駐車場に乗り付けるが、何か違和感が…
なんだかハンドルが重いような…それに、異音がしてないか?
嫌な予感がして、駐車後クルマの周りを見てまわると、なんと左後ろのタイヤが無残にペチャンコ!

「…またか!!」

実は丁度一ヶ月前にも、右前のタイヤが同じように帰宅後ペチャンコになっていたのだ。
その時は「エアバルブのゴム部品の経年劣化」が原因の空気漏れだった。
多分、今回も同じ症状だろう。あの時、全部のタイヤのバルブを同時に交換して置けば良かった…と嘆いても後の祭り。

まあ、このクルマも今年で十年選手、走行距離12万キロの老体だから、あちこちの部品がガタがくるのも仕方ないか。

昼休み、会社の駐車場までJAFに来てもらってスペアタイヤに交換。
週末にはディーラーに行かねば。