7月22日は夏至。
北半球では一年で一番夜が短くなるこの日、
電気照明を消して地球と宇宙に想いを巡らせようという運動(
100万人のキャンドルナイト)なども展開されているようだが、
鉄道好きの僕はキャンドルに火を灯すかわりにこの夜だけ走る列車を見に行った。
JR九州の観光列車「
あそ1962」。
普段はJR豊肥本線の熊本~阿蘇~宮地を走るこの列車が、7月22日夏至の夜にワインとグルメの団体専用列車として三角線に入線するという情報を入手(と言うか、職場に「ワイン列車に乗りませんか~?」というJR旅行センターのパンフが周って来たんだけど)していた。
こういう「飲み放題ツアー」は苦手なので乗車はしないが、三角線を走る「あそ1962」は見てみたい。
列車の詳細なダイヤは分からないが(鉄道情報誌には記載されてるだろうが、地方在住だと扱ってる本屋がないので入手し難い)、途中駅の到着時刻はパンフに記載されていたので大体の見当はつく。
「三角線内でかなり時間をかけて走るスジだから、絶対途中駅で対向列車と交換するな…多分、網田駅で交換だろう!」
適当にあたりをつけて、会社を退社後そのままクルマで網田駅へ。
午後6時半頃、網田駅到着。
夕方のこの時間は無人になる静かな駅の待合室で、「あそ1962」を待つ。
壁に掲げられた時刻表によると午後7時11分に熊本行きの普通列車が到着することになっている。
「あそ1962の三角駅到着予定が19:27だったから、絶対この列車と交換するな」
果たして午後7時丁度に熊本方面から「あそ1962」が入線してきた。予想通り!
列車交換で運転停車中の「あそ1962」を見る。
車中はまさに「宴たけなわ」という感じで、満席の乗客の皆さんはワインで大いに盛り上がっていた模様。
車内の添乗員らしき人と目が合ったら、挨拶された。
「あれ?今の人、顔見知りの某駅員さんだったかな?」お仕事大変ですねえ。
19:11に定刻で到着した熊本行き普通列車と交換後、「あそ1962」は三角に向かって発車していった。
そのままクルマで列車を追うように国道57号線を三角駅へ向かう。
三角線の終着駅三角駅に到着した「あそ1962」は構内を進んだ先にある引込み線で休んでいた。
三角線を走った「あそ1962」の列車追跡も無事成功。
帰る前に、三角駅で来月の寝台特急「はやぶさ」の寝台券を購入。
7月21日のJAXA宇宙科学研究本部相模原キャンパス一般公開を見に行くための切符だ。今年もブルートレイン「はやぶさ」に乗って
小惑星探査機「はやぶさ」の先生に会いに行くぞ。
三角駅発行の寝台券は「駅員さんの手書き」でした。これって、硬券きっぷ並みに貴重なんだよな~今でも入手出来るとは!
ついでに、JR九州20周年スタンプラリーのパスポートも貰う。これで2冊目のパスポート、先日
やっとの思いでスタンプをコンプリートしたばかりのに、またやりたくなってしまったのだよ。
来週は長崎本線を走る「特急かもめ70周年記念号」に乗る予定。
今年も熱い鉄道乗りの季節がやってきました。
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今日のはやぶさ:提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
天燈茶房TENDANCAFEは日本の小惑星探査機「はやぶさ」を応援しています
天燈茶房TENDANCAFEは日本の小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」を勝手に応援しています