JAXA相模原キャンパス特別公開2013からの帰路、話題の最新型旅客機ボーイング787型機に乗りました!
僕はこれがB787初搭乗です!
…華々しく登場した次世代ハイテク最新鋭機、の筈だったのにバッテリーからの発煙騒ぎとそれに伴う運航停止ですっかり「残念な子」なイメージになってしまったB787。
しかし、数々の革新的技術を意欲的に取り入れた“未来の翼”であることは間違いありません。
色々とトラブルはあったけれど何とか定期運航を再開したB787に乗るのが、今回の旅の楽しみでした!
羽田空港を離陸したANA0645便熊本行き、機体番号JA818A。
後で調べたところ一連のトラブル後、ボーイング社から最初に納入再開されたB787でした。
今年の5月に納入されたばかりのピカピカの機体で、機内も「新車の匂い」がする状態でとても快適。それに、B787は飛行中の乗り心地がとてもいいような気がします。
僕はいつも、飛行機が離陸後上昇中に目眩がしてしまうのですが、B787ではあまり目眩がしませんでした。従来機より機内の気圧変化が穏やかなのでしょうか?
B787の機内で従来機との一番の変化点が、窓に日除けが無いこと。
日除けの代わりに、窓の下に何やらスイッチが付いています。これを操作すると…
窓の色が変わったのが分かりますか!?
これがB787自慢の電子カーテンです。窓の透過光量を調節出来るようにしているので、日除けは必要無いんですね。
他にもB787ならではの機内サービスとして、トイレの個室に外が見える窓があったり、ウォシュレットが付いている等、とにかくトイレが素晴らしいと聞いていたので、水平飛行になってシートベルト着用サインが消えると同時にトイレに行ってみたら、
あれ?窓もウォシュレットも無い…
CAさんに聞いてみたところ、国内線機材では機内を改修してトイレの窓とウォシュレットをやめてしまったとのこと。残念!
この日は西日本では雨雲が発達していて、フライトの後半は悪天候中の大荒れ大揺れとなりましたが、それでもB787はちっとやそっとの荒天にはびくともせず飛び続けて、何事も無く阿蘇くまもと空港に着陸しました。
飛行中に不安を感じることは無く、とても快適な飛行機という印象でした。
どんな機械にも、初期故障や運用開始後のトラブルはつきもの。B787は産みの苦しみがありましたが、今後は段々と安定してきっと立派な飛行機に成長するのではないかと思います。
がんばれB787!
…そして今回のフライトでは、嬉しいプレゼントが。
何と、僕のTwitter宇宙クラスタのフォロワーさんが地上から、僕の乗っているANA0645便を撮影して下さいました!
こちらはRingさんの作品。
雲が広がっていたそうですが、一瞬の雲の切れ間から撮影に成功されたそうです!
そしてこちらはKumatakaさんの作品。
上空約15000ftを飛行中の機体を激写!
どちらも素晴らしい、美しい写真ですね。お二人とも、ありがとうございました!