天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

只今、旅支度中…

2015-04-26 | 日記

このところ、すっかりご無沙汰しています。お久しぶりの天燈茶房亭主mitsuto1976です。
春先の気温が乱高下する不安定な今日この頃、読者の皆さんは体調を崩されたりしておられないでしょうか…


…等と言いつつ、実は僕自身がしっかり体調崩してしまってるんですが(苦笑)
どうも以前から春先は具合が悪くなりやすかったのですが、今年もしっかり毎日風邪気味で過ごしております(´・ω・`)

とは言え、風邪気味などに負けてはいられません。
予定通り、明々後日の水曜日からちょっと旅行に出かけてきます。行き先はオランダ、そしてチェコ。
旅の行程は詳しくは言いませんが、今回はヨーロッパの古式ゆかしきプラネタリウムと珠玉のフルドーム映像作品、そしてモーツァルトとスメタナの音楽を巡る濃い旅になりそうですよ~
今回も帰国後に旅行記書きますので、是非是非お楽しみに!

…さて、今夜も行程チェックと予約確認をしておかないと。
偉大なるプラハの天文時計オルロイにもうすぐ会うために!

春の熊本、JR九州D&S列車三昧の休日

2015-04-12 | 鉄道
熊本駅高架ホームのSL人吉


昨日の土曜日、列車に乗って阿蘇に出かけるために朝から熊本駅へ。
先月、在来線のプラットホームの一部が高架化されたばかりなので、ちょっと見ていくことに。



ちょうど「SL人吉」が車庫からディーゼル機関車DE10に牽かれて高架ホームにやって来ました。





出来上がったばかりでコンクリートも真っ白、ピカピカの近代的な高架ホームに停車するクラシカルな「SL人吉」の機関車8620。
このアンバランスさがいい感じ!銀河鉄道999の発車シーンみたい(例えが古いかw)

「SL人吉」を見送ったら、地上の0番ホームへ。




今日は、0番ホームから発車する阿蘇への観光特急「あそぼーい!」で出発です。
熊本駅の在来線高架ホーム化工事が終わったら、ここ0番ホーム跡地は再開発されて、博多駅や大分駅のように「JR熊本シティ」的な駅ビルが建てられる大規模な計画がぶち上げられていますが…何しろ熊本の事だし、絶対に地元が猛反対するだろうなぁ。どうなることやら。


「あそぼーい!」で阿蘇に着いたら、阿蘇駅の「ななつ星」専用レストラン“火星”で週末のランチを楽しみました。
(詳しくはこちらをチェック!→阿蘇駅の「ななつ星」専用レストラン“火星”で週末のランチ



食後は普通列車で宮地駅に移動して、阿蘇神社にお参りして門前町をぶらぶら歩き。

そんな阿蘇神社界隈で、こんな素敵な“古民家図書館カフェ”を発見。



あいにく帰りの列車の時間が迫っていたのであまりゆっくり出来なかったのが残念!
本当にいい雰囲気で心ゆくまで寛げそうだったので、ここは今度またゆっくり来よう。


急いで戻った宮地駅から、再び「あそぼーい!」に乗車。
ああ、今日は楽しかった!

「あそぼーい!」は熊本駅に到着直前、高架橋を走る「SL人吉」と並走。


熊本駅に着いたら高架ホームに昇って、「SL人吉」と再会。


朝同様に夕方もディーゼル機関車DE10が車庫から「SL人吉」を迎えに来ます。


そして「SL人吉」の隣には、三角から到着したあまくさみすみ線の観光特急「A列車で行こう」の姿が。
夕方の熊本駅にJR九州の3つのD&S列車が大集合です!

やがてD&S列車が三々五々、車庫に帰って行きます。
「SL人吉」もディーゼル機関車に牽かれてバック運転で高架ホームを後に。




今日はお疲れさま!また明日。
JR九州のD&S列車三昧の、春の休日でした。

阿蘇駅の「ななつ星」専用レストラン“火星”で週末のランチ

2015-04-12 | 食べる
阿蘇駅ガーデンレストラン“火星”


阿蘇山のカルデラの真ん中にあるJR豊肥本線・阿蘇駅。
この駅のプラットホームに、「特別なレストラン」があります。
週に2回だけ、早朝に阿蘇駅に停車するクルーズトレイン「ななつ星in九州」の乗客が、旅の最終日の朝食を食べる為に作られた小さな専用レストラン“火星” です。

“火星”は「ななつ星」の乗客の為のレストランですが、「ななつ星」が停車していない時間帯は乗客でなくても食事を楽しむ事が出来ます。
という訳で、「ななつ星」の旅に参加申し込みしているのに3回連続で抽選に外れてまだ乗車を果たしていない(泣)僕も、一足先に「ななつ星」の旅気分を味わうべく週末のランチを“火星”で味わってきました!


土曜日の正午前、JR九州の人気観光列車(D&S列車)「あそぼーい!」で阿蘇駅に到着。

「あそぼーい!」の停車したプラットホームの奥には、木立に囲まれた散歩道があります。
それを進んでいくと…



“火星”の暖簾がかかった、小さなレストランがありました!
建屋や店内インテリアのデザインはクルーズトレイン「ななつ星in九州」とトータルコーディネイトされており、手掛けたのはもちろん水戸岡鋭治先生。
ちなみに「ななつ星」に関連する施設には宇宙と星にちなんだ名前のものが多いのですが、このレストラン“火星”は火の国・熊本に輝く星という意味を込めての命名だとか。


さっそく店内へ。
今はまだ空いていますが、団体の予約が入っていてこの後すぐに満席になりました。
僕も事前に電話予約していたのですぐに席に着くことが出来ましたが、予約無しだとかなり待たされることもあるようです。


こちらがメニュー表。
ランチタイムのメニューは地元産の牛、豚、鶏から選べる3種類です。今日はちょうど3人で訪れたので、全種類を頼んでシェアすることにしました。


前菜はビュッフェから好きなものを取るスタイル。
和食中心で、とてもヘルシーな料理が並んでいます。


白いご飯が欲しくなるような、身体に良さそうな前菜です。
やはり「ななつ星」のメインターゲット層である高齢者の嗜好をかなり意識しているようですね。

そして、メインディッシュの3種類のお肉のグリルが登場!


こちらは熊本県産赤鶏のグリル


同じく熊本県産肥皇豚のグリル


そして阿蘇の特選あか牛グリル

以上3種類のメインディッシュを3人でシェアして食べ比べましたが、赤鶏は香ばしく皮がパリパリで絶品!肥皇豚は丁寧に煮込んだように柔らかくとろける美味しさ。あか牛は…「やっぱり日本の牛肉は美味い!」と思わず唸る味でした。
さすがクルーズトレイン「ななつ星in九州」の旅の最終日の朝食を任されているレストラン“火星”、美味しかった!

…食後はエスプレッソマシンで淹れたコーヒーとビュッフェに山盛りのワッフルと果物をつまみながら、のんびりと駅にやって来るJR九州の列車たちを眺めながら午後のひとときを、といきたかったのですが、週末のレストラン“火星”には次から次へとひっきりなしにお客がやって来るので、名残惜しいのですが早々に席を立ちました。

この次は、是非「ななつ星」の乗客として朝食を食べに来たいですね!


熊本県八代港に置かれていた旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフトが解体されました…

2015-04-02 | 時事

熊本県八代市の港地区に長らく置かれたままになっていた旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフトですが、遂に解体作業が始まりました…

※参考記事:
旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフトを熊本県八代港で発見!(2013年01月19日付)
熊本県八代港に置かれていた旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフトが移動していました(2014年09月16日付)





※グーグルマップの航空写真にも、3隻並んだホーバークラフトがしっかりと写り込んでいます。

昨日(平成27年4月1日)、毎朝このホーバークラフトが置かれている港の横を通って通勤している勤め先の知り合いから「ホーバーの横に重機が停まって、解体の準備をしてたよ」と情報提供があり、さっそく今朝の出社前に八代港に行ってみると…




既にこの状態。船体を真っ二つにへし折ったような、変わり果てた姿に…


重機の手前に消火器が並んでいますが、解体前にホーバークラフトに搭載されていた物を運び出したのでしょうか。


真っ二つに折られた船体の構造が見えています。




エンジンと、船体後部に搭載されていた巨大な推進用ジェットファンは船体から除けてまとめて置かれていました。


船首部分のコックピットはまだ壊されず、原型を留めています。


とりあえず、今朝7時半の時点では3隻のホーバークラフトのうち2隻が真っ二つに折られており、以前から炎上した跡があった1隻(ドリームアクアマリン)だけが手付かずで残っている状態でした。
ここまで確認したところで時間切れ、出勤するために一旦ホーバークラフトのもとを離れます。


夕刻、退勤後に再び港のホーバークラフトを見に行くと…




一見、今朝と変化が無いようですが、「ドリームアクアマリン」の後部に新たに壊した部分と船体を引きずって移動したような痕跡があります。




「ドリームアクアマリン」の船体下部、スカートは一部が破れて中が見える状態に。








既に壊された船体では、客室内部が完全にむき出しになりコックピットが覗ける状態です。
船内の座席もそのまま残されている様子が見えます。




推進用ジェットファンは破砕を免れ、3隻分6個がまとめて置かれていました。




同じくまとめ置きされたエンジンも、今朝の時点より台数が増えています。




エンジンはドイツ製?
かなり腐食が進んでいますが、かすかにオイルと煤煙の臭いがしました。




まだかろうじて原型を残す船首。「ドリームエメラルド」の船名も確認できます。


今日(平成27年4月2日)夕刻の時点では、まだ解体作業は始まったばかりといった感じでホーバークラフトもかろうじてその姿を留めていますが、明日以降も解体作業が進めばあっという間に壊されてその姿を消してしまうでしょう。

…とても寂しい結果となってしまいましたが、かつて日本にホーバークラフトを使った航路があり、大分県で別府湾を突っ切って大分空港へと向かって海上を疾走していたこと、そしてそのホーバークラフトが数奇な運命を辿って熊本県八代市で最期の数年間をひっそりと送ったことを心に刻んで、ホーバークラフトたちに別れを告げたいと思います。

おつかれさま、そして、さようならホーバークラフト。