ピーマンの肉詰めフライ
かつて栄養士として病院(透析専門医)に勤務していた頃、
私は「○○の肉詰めフライ」という献立が好きだった。
○○の中には、シイタケだったり蓮根だったりと、外側の食品が変わるのだが、
基本的には、ハンバーグのネタを挟んでフライにする、という工程。
透析の患者さんは、塩分・たんぱく質を抑えた高カロリー食のため、
この献立はそのどのポイントもクリアできるもので、困ったときのお助け献立
として重宝した。 (未熟モノだったので・・・)
この献立、調理場のおばさんたちに大好評
「刻んで、捏ねて、挟んで、パン粉つけて、揚げるの~」
と、大抵の場合怒られた。。。 面倒臭くてやってられない!らしい
まだ卒業後間もない新米の私は、仕方なく、厨房に入り手伝ったものだ。
揚げたピーマンの肉詰め・・・数知れず
ピーマンの肉詰めを揚げすぎたせいかどうかは定かではないが、
栄養士になって一年で、10㎏も痩せた
だから私は、「ピーマンの肉詰めフライ」が嫌い。
「晩ご飯のおかず、何がいい」
この質問に、毎回ピヨ吉は「ピーマン肉詰め」と答える。
だから、嫌いなんだってば~。
久しぶりに揚げてみた。
なるほど、ほんとうに面倒くさい
調理場のおばさま方、ご苦労様でした
未熟モノだった私をゆるして~