みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『三浦雄一郎の元気力』

2005年07月10日 | 本・マンガ
図書館でふと見つけて、借りた一冊です。
ご存知プロスキーヤー、冒険家として有名な三浦雄一郎さんの本です。
70歳にしてエベレスト登頂など、私が「格好いい!!」と思う人の一人です。
ちなみにそのお父さんも、100歳にして今だに現役スキーヤーで格好いいです!

70歳でエベレスト登頂というすごいことをやってのけましたが
(普通の人でも、エベレスト登頂は大変なことだと思います)
周りから「三浦雄一郎だから、できた」と言われるのは大きな誤解。
冒険家といっても、ほとんど引退を考えていた時は、体は衰えていて、
65の時、24キロの荷物を背負ってたった数百メートルの登山ができなかったとこから
チャレンジが始まった。という言葉が印象的でした。
一気にではなく、段々とトレーニングしてエベレスト登頂を成功させたのです。
そして、普段のトレーニングも凄いのでは?と思ったのですが、だらだらながら運動だそうです。
これは、激しい運動は嫌いの私は参考になりました(^^;
(ただ、ずっと歩いたりするのは、とても好き・走るのが嫌いなんですね・苦笑)
もっとも、その人個人で、いろいろと方法はあるんでしょうけれど・・・。
そして、失敗を失敗と思わず、常に前向きな姿に感動しました。やっぱ格好いいなー。
私はスキーもちょっとやるけど、登山は全くだめ。だけど、いつか熊野古道を歩きたいという
思いはあります。いきなり数十キロではなく、少しずつ初めてみようかな?!(^^;

DVD『万作・萬斎 狂言の世界』その2

2005年07月10日 | DVD(映画以外)
「小さな狂言師・誕生 野村萬斎 親子三代の初舞台」
図書館でまたボックスのもう一枚を借りてきました。
内容は、以前NHKで放送された萬斎さんの長男・裕基君の初舞台のドキュメントです。
そして、裕基君の初舞台『靱猿』が収録されています。
私は地上波で放送されたものは見ましたが、ハイビジョン版(ノーカット)は見ていません。
だから、ようやくカットなしのものを見ることができました。
でも、ほとんど変わりないといえばないのですけど・・・(^^;

裕基君、3歳での初舞台に向けての稽古はけなげで可愛いです。
何度、「かわいいーーーー!!」と思ってことか(笑)
萬歳パパと普通の親子のように、虫取りに行っているのと、稽古の厳しい師匠の違い、、、
小さい子には負担なのかな?と思いつつも、伝統芸能の世界はこうなんだなーと感じました。
大変そうだなーと思うも、ちょっと羨ましかったり・・・。
3歳で、稽古を頑張っている姿は、感心してしまうし(私、3歳で何していた?!笑)
そして、子供らしい一面も微笑ましいです。で、パパ大好き!なところがまた可愛い!!
こうして、きっとパパのようになりたい!と背中を見て大きくなるのでしょうか?!
一番印象的だったのは、萬斎さんが『ハムレット』に出演した時、ラストでハムレットが死ぬ場面、
しきりに「パパ、死んじゃいやーーー!!」「なんで、、パパがんばってよぉ!!」
と泣いていたこと・・・・。子供らしいです。可愛いです。
そして、『靱猿』ででんぐり返しをし忘れて、怒られて、泣きながらも「はい、わすれません」
と言う姿に、「がんばってね!」と思いました。と同時に、立派な3歳だなーと・・・。
そして、稽古でも舞台でも、上手く裕基君を導いている万作さんも心に残りました。