みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

桜の実

2012年05月27日 | 写真~風景・植物
 夕方、犬の散歩のために公園へ。いつもなら時間すたこらさっさ(?)と早歩きで歩くのですが、今日は日中は暑かったので、木陰で紅と涼んでいました。というよりも犬の地面匂い嗅ぎにつきあっていたといいますか・・・。紅の写真を撮ろうとしゃがんだら、上からなにかポトリと落ちてきたものが体に当たりました。よく考えると、ここは桜の木ばかりあるところ。「桜の実か~!!」花が咲けば実ができるものですが、今まで気にしたことがなかったな~と思い、その場でケータイで調べてみると、ソメイヨシノは実がつきにくいとのこと。

 goo wikipedia「ソメイヨシノとは」によりますと、ソメイヨシノは種子では増えない。各地にある樹はすべて人の手で接木(つぎき)などで増やしたものである。自家不和合性が強い品種である。よってソメイヨシノ同士では結実の可能性に劣り、結果純粋にソメイヨシノを両親とする種が発芽に至ることはない。このためソメイヨシノの純粋な子孫はありえない。不稔性ではなく、結実は見られる。ソメイヨシノ以外の桜との間で交配することは可能であり、実をつけその種が発芽することもある。これはソメイヨシノとは別種になる。

 近くに大島桜があるから、大島桜との間の実なのでしょうか?実が落ちてきた現場の桜の木は背が高く落ちているのしか確認できませんが、現場(?)よりちょっと離れたところのソメイヨシノの木も見てみると・・・「あ、赤い実がなってる!!!」





 落ちていた実とは違って、瑞々しい赤い実だ!!かわいい!!ここは低いところにも枝があるので、こんな写真が撮れました。

 「食べたら美味しいのかな?」ということを、ちょっと思ってしまいました(笑)

 犬の散歩で気が付いたことや見つけた小さな自然・・・本当にたくさんあるな~と思います。

『ハート・ロッカー』 (DVD)

2012年05月27日 | 映画(DVD含む)
 公開時もアカデミー賞がどうこうだからといって、特に気にしていなかったのですが、爆弾処理(及び不発弾処理)なんかに興味を持ち始めたので、見てみた。カタカナで「ハート・ロッカー」だと何かよくわかりませんね。英語で「THE HURT LOCKER」だと、「傷ついたロッカー(箱とか入れ物)?」もっと分かりませんね(苦笑)ネットではスラング(兵隊スラング)で「行きたくない場所」すなわち「棺おけ」という意味があるという。でも、棺おけという意味はなく、別の意味、爆弾で負傷した人いう説もあるので・・・・・うーん・・・スラングはよくわかりません(泣)

【あらすじ】ハート・ロッカー - goo 映画より引用。
2004年、イラク・バグダッド。駐留米軍のブラボー中隊・爆弾処理班の作業中に爆発が起き、班長のトンプソン軍曹が爆死してしまう。トンプソン軍曹の代わりに派遣されてきたのは、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹。彼はこれまでに873個もの爆弾を処理してきたエキスパートだが、その自信ゆえか型破りで無謀な行動が多かった。部下のサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は彼に反発するが、ある事件をきっかけに打ち解けていく。



 先日、陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地で、展示されていた米軍キャンプ富士の不発弾処理班の、防護スーツやロボット(リンク先に写真あります)などを見ていたので、「あれだ~!」と思いながら見ていました。あのお兄さんたちも笑顔で対応してくれていたけれど、かなりの修羅場をくぐってきた人もいるのだろうか?と思いながら見ていました。(↑はその展示コーナーにあった看板・・・米兵さんがお手本を見ながら、漢字をがんばって書いたんだろうなということが想像されます。)

 2001年以来、大掛かりなニュースにはならなくても、未だに時々自爆テロなどのニュースが流れてきます。派手なドンパチはなく、カメラワークといい、BGMの少なさといい、ドキュメンタリーを見ているかのようでした。淡々としているようで、緊迫感があるのですが・・・オチらしいオチというものもないですし、ぐっとくるものがあるかといわれると、そこまでの感動は残念ながら、私にとってはありませんでした・・・。サッカーが好きな現地の少年とのようなエピソードも現実にもっとあっただろうし、自爆(強要されてのだったり、本当に彼らなりに信念を持っていたり)テロというのももっともっとあるでしょう・・・。自爆テロの爆弾を外そうとしても外せないシーンなど・・・本当むごすぎました。
 
 うーん・・・やっぱりこの手の戦争映画って私は苦手かもしれません。

【余談】
 日本ではこういうシチュエーションの爆弾処理はないかもしれませんが、知人が自衛隊の不発弾処理の仕事に従事されている。先日見学した掃海艦も地上ではなく海中の機雷の処理ですので、ある意味水中の不発弾処理ですね。米軍の不発弾処理班の装備品を見たばかりでしたのでリアリティを感じながら見たり、直接面識のある方のことなどを思い出しながら、見ていました。この映画のようにどこかの国と現在戦争状態にあるというわけではない日本でも、爆弾を命がけで処理する人もいるんだよなと・・・。