肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

福井のご当地グルメ

2011年10月22日 | 

今回福井の医療講演に合わせて、ご当地グルメをチェックして行ってきました。
越前そばのつるき そばづくし食べてきました。

永平寺のそば バス停のそばの一休というお店で一休セット 越前おろしそば ごまどうふ ソースカツ


ヨーロッパ軒のソースカツ丼 迷子になったけど、通行していたおじさんに場所を教えてもらえて無事つきました。


やきとりの秋吉は写真撮り忘れました。でも、人気の意味がわかりました。安くて早いです。

JDDW2011 in 福岡 肝臓学会から

2011年10月22日 | 学会研究会報告新聞記事など

川西がよかったなあと思った部分の、メモ書きなので、誤字脱字などありえます、その分不確定さを理解してください。
学会の発表は、これから、確認がなされていくものも含まれています。確実なものとなっていないものも含まれていますのでそこも注意下さい。
○茶山一影先生の講演 朝一講演です。途中からだけど。元気のでる話だったなあ。
インターフェロンで著効しなかった群でALTが100以下で経過した人で組織が悪化した人はいなかった。100以上でも改善している人がいた。39例での検討
すごいこう言うのがわかるのってうれしいですね。

インターフェロンが効くと肝がんの悪化、肝臓の悪化が遅い
インターフェロンの非投与群での解析
AFPが10未満は生存率がいい 再発率も低い 初発と2回目も同じ再発率
ALTが30未満の方が再発率が低い

不規則再生が少ない方が肝がんができにくいと言うことの裏返しだろう。
インターフェロンは関係なくでる
インターフェロン後ALTが高値を持続した患者さんで、強ミノCした場合で検討
したひと200しなかった人100、発ガン率の差がでている。
静注で強ミノCに通院するということがなければ、本当にいい治療なんだけどなあ。

○動注療法
○進行・再発肝細胞癌に対する動注化学療法と分子標的薬併用による新規治療法の確立を目指した厚生労働省科学研究費による多施設共同研究
近畿大 上嶋 一臣先生
海外では動注は、肝がん治療の位置づけが弱い
シリウススタデイの確認 SILIUSトライアル Low-dose FPとの併用
動注とソラフェニブの併用という標準治療法の確立を目指す
動注は腫瘍小さくして、生存率はソラフェニブで合わせていい結果になるのではというところ
有害事象は、二つの合わさり位でそれ以上のものはなかった。
約4割の奏効率、動注に同じ、生存率もよかった。TTPは合わせたくらいの9.7ヶ月であった。
現在フェイズ3になっている。日本全体で多施設共同研究

○ポスターから
HCVのgenotype 2型でペグレベ24週で再燃したらペガコペ48か72週へすることでかなり治る、遺伝子型とか関係無いということがわかったという発表

ペガシスの少量間歇投与90の2週に1回の話で
AFP高値の人がインターフェロン開始後半分がAFP正常化、24週48週時点でAFPが10以下になった場合発がんが有意に少なくなったという報告

直腸静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法の検討 内視鏡にバルンをつけて上手に治療ができるという発表、これは北海道発のもののよう。厚生病院の佐藤先生さすがです。

少量のペグリバでは、ウイルス効果は下がるが、ALTの正常化はそんなに下がらない、ペグリバの少量は、半分以下の量と成った場合。