北海道神宮の桜です。新しい薬が多くの人を救ってくれますように。
待ちに待った非代償期肝硬変症(C型)の治療薬が申請されました。2018年5月15日に申請されたってことなので、もう少ししたら使える薬になりますね。
腹水があったり脳症があったり、肝硬変の進行を止めて更には、治る方向にも行く可能性を持っている薬です。沢山の患者さんが待っている薬、多くの方に使えるようになりますように。
以下m3サイトからのコピペです。
C型肝炎薬を国内申請、非代償性肝硬変に適応
ギリアドのソホスブビル/ベルパタスビル配合錠 化学工業日報2018年5月17日 (木)配信
ギリアド・サイエンシズは15日、非代償性肝硬変患者と直接作用型抗ウイルス剤(DAA)治療不成功患者に対する抗C型肝炎ウイルス(HCV)薬のソホスブビル/ベルパタスビル配合錠(SOF/VEL)の日本での製造販売承認申請を行ったと発表した。承認されれば、非代償性肝硬変をともなうHCV感染症治療薬は日本初になる。
ソホスブビルは、2015年3月に承認された核酸型NS5Bポリメラーゼ阻害剤。ベルパタスビルはNS5A阻害作用を有する。
申請時に提出したC型非代償性肝硬変患者を対象とした国内第3相臨床試験(P3、GS-US-342-4019試験)ではSOF/VELの12週間投与で92%(51例中47例)の患者が治療終了後12週時点のウイルス量が検出限界未満(SVR12)を達成した。
DAAによる前治療不成功のジェノタイプ1型または2型患者対象のP3(GS-US-342-3921試験)では、SOF/VELとリバビリンを24週間併用投与した結果、97%(60例中58例)がSVR12を達成した。