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コーヒーのがん予防 浅煎りがお勧めって ケアネットさん情報

2018年05月25日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
コーヒーのがん予防 浅煎りがお勧めって

コーヒーががんの予防につながる話しは、この間いろいろ出てきていますね。肝がんにもいいってことで、コーヒー好きな方は嬉しい話しになっていると思います。
さらにコーヒーの中でも浅煎りが口腔や結腸がんなどにはより効果的って言う可能性が出てきたという論文が紹介されていました。

ケアネットさん以下抜粋
コーヒー豆は浅煎りを選んでがん予防
提供元:ケアネット* 公開日:2018/05/24
 コーヒーは世界で最も広く飲まれている飲料の1つであり、健康に有益な多くの植物性化合物を含んでいる。今回、米国・カリフォルニア州立大学のBenignoE.Mojica氏らの研究結果より、浅めに焙煎されたコーヒー豆が、口腔および結腸がんのような、特定のがん予防に寄与する可能性が示唆された。Journal
of food science誌2018年4月号に掲載。
 本研究では、コーヒー豆が、ヒト結腸腺がん細胞(HT-29)およびヒト舌扁平上皮がん細胞(SCC-25)株にもたらす増殖抑制効果を、焙煎前(生豆)、シナモンロースト、シティロースト、フルシティロースト、フルシティローストプラス。がん細胞をそれぞれのコーヒー抽出液で72時間処理を行い、細胞生存率を、MTT(thiazolylblue tetrazolium bromide)アッセイを用いて定量した。

 主な結果は以下のとおり。
・より浅い焙煎豆の抽出液(とくにシナモンロースト)が、深い焙煎豆の抽出液よりも細胞増殖を抑制した。
・シナモンローストの抽出液が、最大の総フェノール含量および抗酸化活性を有していた。
・生理活性のある植物化合物として広く認識されている没食子酸とコーヒー酸(フェノール酸の一種)、およびクロロゲン酸の、抽出液中の相対量を比較すると、シナモンロースト抽出液が、没食子酸とコーヒー酸を最も多く含んでいた。
(ケアネット 堀間 莉穂)

■参考文献
1)Cho A. R, et al. Journal of Food Biochemistry. 2014;38:271-280.

原著論文はこちら
Mojica BE, et al. J Food Sci. 2018;83:1125-1130.