肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

キッチンCafeのどか 乙部での夜ご飯

2018年10月13日 | 
 
 お店で一番人気のうにクリームパスタ ボリュームもすごかった。
 
 3人前頼んだナポリタン大盛り
 
 焼きカレー
 
 オムライス
 
厚沢部の肝がん検診の前泊の乙部でキッチンCafeのどかに行ってきました。
みんなたくさん食べる食べる。びっくりの食欲でした。
ナポリタンは大盛りで3つ注文、一人分頼んでさらに食べていました。ナポリタンみんな好きでこれまたびっくり、トマトケチャップソースが沢山でおいしかったです。
夜は予約のみでしたが、これは行くべきですねえ。

運動は短時間でも記憶力向上につながるという結果!?

2018年10月13日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
運動は短時間でも記憶力向上につながるという結果!?

運動は何分以上しないと効果がないと言った話しがよく言われたりしますが、ちょっとでもやることでの意義いろんな事が有ると思われます。今回記憶力向上につながるという結果がでたので、ケアネットさんのページから引用してみました。
安静とエアロバイクをゆっくり10分で記憶テストの成績が向上したというもの。機能的MRIをつかって脳の働きが活発になっている部分を分析するなどしていました。ちょっとでも軽くてもいいので運動することって大切と言っていいと思います。
動かさずに体にちょっと力を入れるアイソメトリック的な運動も膝や腰が痛くて動けないときにはやってみてほしいと思います。
サルコペニアやフレイルと言った筋肉が衰えることで起こってくる体のいろんな不調が改善する可能性大です。

以下ケアネットさんからの引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
短時間の軽い運動でも記憶力は向上する? 提供元:HealthDay News 公開日:2018/10/10

 軽い運動をするだけでも記憶力は向上する可能性のあることが、筑波大学体育系教授の征矢英昭氏らの研究から示された。健康で若い成人男女を対象としたこの研究では、安静に過ごした場合に比べて、エアロバイクをゆっくりと漕ぐ軽い運動を10分間行っただけでも、運動直後に実施した記憶テストの成績が向上したという。詳細は「Proceedingsof the National Academy of Science(PNAS)」9月24日オンライン版に掲載された。
 今回の研究では、健康で若い成人男女36人を対象に、軽い運動を行った場合と安静に過ごした場合の2回の実験をランダムに実施した。軽い運動時にはエアロバイクをゆっくりと10分間漕ぐ運動をした後に、5分以内に記憶テストを行った。もう一方
は、座った姿勢で安静に過ごしてもらった後、同じく5分以内に記憶テストを行った。
 記憶テストでは日用品の画像を複数見せて、一般に家の中で使用するものか、外で使用するものかを回答してもらった。次に、日常生活でよく目にする物体の写真を見せ、以前に提示したものと比べて「まったく同じ」であるか、「似ている」「まったく違うもの」であるかどうかを評価してもらった。参加者中16人には、記憶テスト中の海馬とその周辺の活動を高解像度の機能的MRIにより評価した。
 その結果、軽い運動を10分間行った直後には、安静に過ごした場合に比べて記憶力テストの成績が向上したことが分かった。また、機能的MRIを用いた検討から、運動直後には学習や記憶に重要な役割を担う海馬の活動が活発化していることが
明らかになった。さらに、海馬歯状回と周辺皮質との情報伝達が活発化した人ほど記憶力テストの成績が向上していたことから、軽い運動は海馬歯状回と大脳皮質の間の機能的結合が増大することで記憶力が向上している可能性が示唆されたという。
 征矢氏は「この結果は、高齢者などの体力がない人や運動をあまりしたくない人にとって良いニュースになるだろう」と話している。また、今回の研究は若い健康な成人男女を対象としたものだが、これまでの研究で軽い運動は高齢者にも幅広い効果をもたらすことが示唆されていることから、同氏は、軽い運動が認知機能にもたらす効果は若い男女に限ったものではないのではとの見解を示している。さらに、現時点では運動による効果が持続する時間は明らかではないが、「10分間の運動後に少なくとも15分は効果が持続するといえる」と同氏は述べている。
 専門家の一人で米アルツハイマー協会のHeather Snyder氏は「軽い運動でも脳機能に良好な影響を与えるということは広く知られているが、具体的にどのような有益性があるのか、また運動が脳によいとする生物学的なメカニズムについてはまだよく分かっていない」と話している。その上で、同氏は「征矢氏らの研究結果は興味深いもので、今後、高齢者でも同様の結果が得られるかどうかを確認することが、次のステップとして重要になるだろう」と指摘している。

原著論文はこちら
Suwabe K, et al. Proc Natl Acad Sci U S A. 2018 Sep 24. [Epub ahead of print]