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マスクをなるべく外しましょう 熱中症対策にも コロナウイルス感染予防のしすぎに注意です

2020年07月11日 | 学会研究会報告新聞記事など



 
厚生労働省の「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをホームページで公開しています。熱中症予防行動のポイントでは、「マスクの着用・温度調節・暑さ対策・健康管理」の4点を詳しく紹介していました。横にいる場合などはもっと間隔は狭めてももちろんOKです。マスク自体本来はしなくても症状がない人同士はまず問題になることはありませんが、今の世間の状況では、余計なトラブルを避けるためにマスクを活用すると言った流れもある感じで。。。コロナウイルス感染予防のしすぎに注意です。
2才以下の子どもにはマスクは危ないのでさらにしないように気をつけましょう。日本小児科医会リンク
以下ケアネットさんでまとめたものを引用しています。

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント(以下抜粋)
(1)マスクの着用について
 マスクは飛沫の拡散予防に有効で、基本的な感染対策として着用をお願いしている。しかし、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにする。
 マスクを着用する場合、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給を心がける。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要。
(2)エアコンの使用について
 熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効。ただし、新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要がある。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整も必要。
(3)涼しい場所への移動について
 少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効。一方で、人数制限などにより屋内店舗などにすぐに入ることができない場合、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動する。
(4)日頃の健康管理について
 毎朝定時の体温測定、健康チェックは、熱中症予防にも有効。平熱を知っておくことで、発熱に早く気付くことができる。日頃の健康管理の充実のほか、体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養する。
(ケアネット 稲川 進)