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B型肝炎訴訟の背景とこれからが語られています。この運動に関わることが出来ていろんなことを見たり聞いたり体験することが出来ました。当事者の思い、支える人たちの思い、本当にいろんな思いがつまった本です。医療による被害は、これからも繰り返されることは残念ながら有ると思います。それでも、その都度次のときにはよりよい解決策が出てくれることを期待して、頑張って生きたいと思います。
以下本の紹介文から
1989年(平成元年)、5人のB型肝炎患者・感染者が国を相手に損害賠償請求訴訟を提起し、2006年最高裁で全面勝訴の判決を勝ち取った。その後の2011年、原告・弁護団は国との間で基本合意を締結し、2013年には「検証会議」による提言がまとめられた。
本書ではさらに踏み込み、国や自治体、また医療従事者等の責任および問題の所在は一様ではないとの視点に基づき、10年ごとに年代を区切り各時代背景や社会情勢とともに医学知見の程度や感染事例等を検討したうえで、各年代における問題点を検証する。「検証会議」の弁護士、原告を含むメンバーによる「真相究明再発防止班」が、検証会議の提言をはじめ膨大な資料を基に、B型肝炎感染被害の歴史と真相を解明した一冊。