東京で研究会があって言ってきました。アミノ酸製剤、アミノレバンを使った研究の報告で基礎的な部分もあって勉強になりました。しかし、とっても難しい感じのところもあって、不正確かも知れないので、色々わかってきてよかったですって事で読んでもらえたらと思います。
○分岐鎖アミノ酸のにがみ臭み
もともと苦みアミノ酸 イソロイシン ロイシン バリン 苦み臭みを定量的に検討した
主成分であるBCAAとフレーバーのにおい成分の効果を検討
文書通り調整すると 苦み強度は3.5であった。等価濃度試験法
さらに水で希釈して、3 2.5 2 1.5 1 0.5
パネラー12名、5mlを10秒含み、苦みを識別できたかどうかを判断するプロビット法を用いて
苦み強度スコア 半分のパネラーが苦みを感じたところを閾値とする。
専用フレーバーの閾値をしらべてみた
フルーツ系は閾値が上昇する(苦みの閾値が上昇 苦みを感じなくなってくると言う意味)
これだけでは、におい成分によるのか、甘みによるのかをわからないので
香料だけでさらに分析した。イチゴ香料がいちばんよかったが、まだフレーバーはない。
香料の匂いから送気する味の測定 官能試験 トップ臭をかいでもらう。
甘みや酸味を想起する方が苦みに効果的
臭みの評価 アミノレバンのBCAA以外の匂いが臭いということがわかった。BCAAはそれほど臭くな
かった
専用フレーバーを入れると違う匂いと感じている。
いい匂いか、嫌な臭いか
BCAAのみにフレーバーを入れると変わるが、BCAA以外の成分に入れてもあまりよくならない。
特にコーヒーはダメ、フルーツとプラムはよかった。
嗅覚についての評価は珍しい、味覚はかなりあると
くさみについては、カゼインとかのせいかもしれないと
○分岐鎖アミノ酸による肝癌細胞増殖抑制の基礎的検討
名古屋大学 下村吉治
仮説になるが話していくと
バリンロイシン・イソロイシン
筋たんぱくの35%食物蛋白の40から50% インスリン分泌の刺激 ロイシン
ロイシンが一番作用が強い
遺伝子の翻訳の部分に関与 蛋白の分解を抑制する 蛋白の合成と代謝をコントロールする
分岐鎖αケト酸脱水素酵素 ここがBCAAの分解の律速段階になる
代謝はミトコンドリアの中で行われる
アセチルCoAとサクシニルCoAをおうせいする
がん細胞の代謝的特徴
乳酸が蓄積する
ミトコンドリアないでの酸化分解の抑制が起きている
この原因として
微小環境の低酸素化
酵素の誘導が行われる 低酸素下での生存、血管形成などがおきてくる
結果として
アポトーシスなどが起きてくる。
グルコースの酸化がおき、アポトーシスが起きる
うーん、難しい。。。。
ピルビン酸脱水素酵素を活性化すると癌の増殖が抑制する?
BCAAが癌増殖を抑制するか
2型の糖尿病での耐糖能の実験 血糖の上昇が抑制されるインスリンも多くなる
BCAAによる肝癌細胞増殖の抑制の機構が有ると思われる 仮説を含んでいる
TCA回路の補充効果
インスリンの感受性の改善(グルコース代謝の改善)
肝硬変患者等の低血清アルブミン濃度の改善
○LES治療の展望 山口大学医学部 坂井田教授
肝硬変では,健常人が朝方2,3日絶食したような栄養状態になる
間接カロリーメータで測定
寝る前にカロリーを補充すること
これによる糖尿病の悪化もあるかもしれないということから分析した。
胃にもたれない カロリーオーバーしないように検討
脂質の燃焼が減ってきた、正常化してきた
2包飲むと脳症の改善もいいと 一包では力不足
カロリーオーバーになっていないことが大切。
耐糖能もよくなっている 筋肉量が多いほど効果が出やすい
外来でGTTで200をこえる人は悪くなることがあるので、栄養指導が必要
210kcal(アミノレバン一包分)追加で行う方法
ベイスン(LESの時だけ1回分)などの併用が効果的ではないかとLESに追加してみた
インスリンの総量も若干減らしていた
脳症を起こすこともあると書いているので注意してくださいと
栄養指導 脳症のある人には、低たんぱく食と2包のむ
ない人は、リーバクトなども
朝方の倦怠感にも改善が得られる場合がある
味などの部分で患者さんの満足度を上げられるかどうかも、非情に治療においては重要な点なのでこの点がクリアされるとすごい薬になり得るんだろうなと思いました。
○分岐鎖アミノ酸のにがみ臭み
もともと苦みアミノ酸 イソロイシン ロイシン バリン 苦み臭みを定量的に検討した
主成分であるBCAAとフレーバーのにおい成分の効果を検討
文書通り調整すると 苦み強度は3.5であった。等価濃度試験法
さらに水で希釈して、3 2.5 2 1.5 1 0.5
パネラー12名、5mlを10秒含み、苦みを識別できたかどうかを判断するプロビット法を用いて
苦み強度スコア 半分のパネラーが苦みを感じたところを閾値とする。
専用フレーバーの閾値をしらべてみた
フルーツ系は閾値が上昇する(苦みの閾値が上昇 苦みを感じなくなってくると言う意味)
これだけでは、におい成分によるのか、甘みによるのかをわからないので
香料だけでさらに分析した。イチゴ香料がいちばんよかったが、まだフレーバーはない。
香料の匂いから送気する味の測定 官能試験 トップ臭をかいでもらう。
甘みや酸味を想起する方が苦みに効果的
臭みの評価 アミノレバンのBCAA以外の匂いが臭いということがわかった。BCAAはそれほど臭くな
かった
専用フレーバーを入れると違う匂いと感じている。
いい匂いか、嫌な臭いか
BCAAのみにフレーバーを入れると変わるが、BCAA以外の成分に入れてもあまりよくならない。
特にコーヒーはダメ、フルーツとプラムはよかった。
嗅覚についての評価は珍しい、味覚はかなりあると
くさみについては、カゼインとかのせいかもしれないと
○分岐鎖アミノ酸による肝癌細胞増殖抑制の基礎的検討
名古屋大学 下村吉治
仮説になるが話していくと
バリンロイシン・イソロイシン
筋たんぱくの35%食物蛋白の40から50% インスリン分泌の刺激 ロイシン
ロイシンが一番作用が強い
遺伝子の翻訳の部分に関与 蛋白の分解を抑制する 蛋白の合成と代謝をコントロールする
分岐鎖αケト酸脱水素酵素 ここがBCAAの分解の律速段階になる
代謝はミトコンドリアの中で行われる
アセチルCoAとサクシニルCoAをおうせいする
がん細胞の代謝的特徴
乳酸が蓄積する
ミトコンドリアないでの酸化分解の抑制が起きている
この原因として
微小環境の低酸素化
酵素の誘導が行われる 低酸素下での生存、血管形成などがおきてくる
結果として
アポトーシスなどが起きてくる。
グルコースの酸化がおき、アポトーシスが起きる
うーん、難しい。。。。
ピルビン酸脱水素酵素を活性化すると癌の増殖が抑制する?
BCAAが癌増殖を抑制するか
2型の糖尿病での耐糖能の実験 血糖の上昇が抑制されるインスリンも多くなる
BCAAによる肝癌細胞増殖の抑制の機構が有ると思われる 仮説を含んでいる
TCA回路の補充効果
インスリンの感受性の改善(グルコース代謝の改善)
肝硬変患者等の低血清アルブミン濃度の改善
○LES治療の展望 山口大学医学部 坂井田教授
肝硬変では,健常人が朝方2,3日絶食したような栄養状態になる
間接カロリーメータで測定
寝る前にカロリーを補充すること
これによる糖尿病の悪化もあるかもしれないということから分析した。
胃にもたれない カロリーオーバーしないように検討
脂質の燃焼が減ってきた、正常化してきた
2包飲むと脳症の改善もいいと 一包では力不足
カロリーオーバーになっていないことが大切。
耐糖能もよくなっている 筋肉量が多いほど効果が出やすい
外来でGTTで200をこえる人は悪くなることがあるので、栄養指導が必要
210kcal(アミノレバン一包分)追加で行う方法
ベイスン(LESの時だけ1回分)などの併用が効果的ではないかとLESに追加してみた
インスリンの総量も若干減らしていた
脳症を起こすこともあると書いているので注意してくださいと
栄養指導 脳症のある人には、低たんぱく食と2包のむ
ない人は、リーバクトなども
朝方の倦怠感にも改善が得られる場合がある
味などの部分で患者さんの満足度を上げられるかどうかも、非情に治療においては重要な点なのでこの点がクリアされるとすごい薬になり得るんだろうなと思いました。