「makoのフォトカフェ」

大好きなデジカメで撮った写真、それを加工した写真なども載せています。

鎌倉から長谷のレトロな建物と見どころ巡り「鎌倉市吉屋信子記念館」と「鎌倉文学館」

2013年06月12日 | 散策
「鎌倉市吉屋信子記念館」

1. 数々の文学作品を遺した作家、吉屋信子さんの旧宅で、現在は女性の文化教養活動の場として活用されています。
著作・・・少女小説から伝記、家庭小説、歴史小説また句集まで沢山の著作があります。
(花物語、地の果てまで、安宅家の人々、源氏物語、女の年輪、徳川の夫人たち等々。)
吉屋信子さんは私の少女時代を彩ってくれた懐かしい小説家のお一人です。
最近とみに本を読まなくなっている自分に気が付き、もう一度読み返してみるのも
いいかなと、思っています。

昭和37年、「奈良の尼寺のように。。。」と望まれて、吉田五十八氏(近代数寄屋建築の第一人者)が
この家の設計を手掛けました。吉田氏の素晴らしい設計を見ることが出来るこのお邸は一見の価値があります。
(もっと細かく写真を撮って来れば良かったと。。。

吉屋信子さんは昭和48年、77歳で亡くなられ、この屋敷は養女で事実上のパートナーであった千代さんに
引き継がれ、その後鎌倉市に寄贈されたのだそうです。


2. この右側に入り口があります。


3. 昭和10年新潮社 吉屋信子全集表紙絵の原画。(望月春江 画)


4. 広い縁側のある南向きの和室から見える庭。


5.


6. 北側の丘の緑と南側の芝庭、数寄屋造りのお宅が一層引き立って見えます。


7. 小路に面した土塀は、下三分の一が木目を生かした杉板造り。   



「鎌倉文学館」

旧前田侯爵家の別邸を鎌倉市が寄贈を受け、昭和60年以来文学館として活用されて、
鎌倉ゆかりの文学者の展示と文学資料の収集保存などがされています。(国の登録有形文化財)

8.
頼朝が鶴を放ったといわれる「招鶴洞」を抜けると「鎌倉文学館」です。


9. この日は庭園で正午にコンサートが催されるという事でしたが、
丁度その時間に私たちは此処を出なければならず、残念でした。


10. 文学館の敷地は背後と左右の三方を山に囲まれ、前方には海が見えます。



11. 「バラ園」 薔薇は盛りを過ぎていて傷んでいるものが多くてザンネン
なるべく綺麗な形の薔薇を。。。


12.


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14.


15. 「シモツケ」がきれいに咲いていました。 バラ科シモツケ属。
〝「繍線菊」しもつけ"という名札が付けられていました。


次回につづきます。