天の川銀河で一番明るい星は何か知ってます?
これまで“りゅうこつ座のη(エータ)星”が一番明るいと言われてきましたが、
どうやら天の川銀河の中心付近にある“WR 102ka”が一番明るい可能性が出てきました。
どちらも太陽の明るさの約470万倍(η星)、約200万~500万倍(WR 102ka)と、
とてつもなく明るい恒星です。
もちろん、これは距離や星間物質の影響を差し引いた値なので、空を見上げても強烈な輝きを見つけることはできません (^^;
“WR 102ka”はいて座の方向約2万6000光年の距離にある恒星で、
以前から存在は知られていたのですが正確に観測できていませんでした。
天の川銀河の中心付近のため、大量のちりや星が集まっていて可視光がさえぎられてしまうのです。
なので、赤外線を用いないと観測できないんですねー
で、ドイツの研究チームがNASAの赤外線天文衛星スピッツァーなどを使って調べたんですが、
推計値に大きな幅があるため一番明るいとは言えない状態なのです。
明るいということは、その恒星は質量が大きいということで寿命も短いということになります。
(質量が大きな恒星ほど速いペースで燃料を消費してしまうから)
巨大な恒星の最期には超新星爆発が待っているので、その時は一番明るい星になれるかもしれませんね。
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これまで“りゅうこつ座のη(エータ)星”が一番明るいと言われてきましたが、
どうやら天の川銀河の中心付近にある“WR 102ka”が一番明るい可能性が出てきました。
どちらも太陽の明るさの約470万倍(η星)、約200万~500万倍(WR 102ka)と、
とてつもなく明るい恒星です。
もちろん、これは距離や星間物質の影響を差し引いた値なので、空を見上げても強烈な輝きを見つけることはできません (^^;
“WR 102ka”はいて座の方向約2万6000光年の距離にある恒星で、
以前から存在は知られていたのですが正確に観測できていませんでした。
天の川銀河の中心付近のため、大量のちりや星が集まっていて可視光がさえぎられてしまうのです。
なので、赤外線を用いないと観測できないんですねー
で、ドイツの研究チームがNASAの赤外線天文衛星スピッツァーなどを使って調べたんですが、
推計値に大きな幅があるため一番明るいとは言えない状態なのです。
明るいということは、その恒星は質量が大きいということで寿命も短いということになります。
(質量が大きな恒星ほど速いペースで燃料を消費してしまうから)
巨大な恒星の最期には超新星爆発が待っているので、その時は一番明るい星になれるかもしれませんね。
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