人類は地球外知的生命との遭遇を夢見て、これまでかなりの宇宙探査を進めてきました。
科学技術の進歩によって、
以前ならば考えられなかった先の先まで見通せる望遠鏡を作ったり、
太陽系の果ての果てにまで飛んだ探査機だってあります。
でも、いまだに宇宙人との出会いを示す確たる発見は無いんですねー
この広い宇宙で、生命は地球上にしか存在しないのでしょうか?
まだ何も見つかっていないので、
現時点での回答は、地球だけが特別な星だということになりますね。
今回発表された論文には、地球外知的生命体の発見の可能性について書かれていて、
発見するには異なる観点から探査を進めなければならないそうです。
地球に似た環境を探す
私たちが知っていることは、地球には生命が存在するということです。
このことから、これまでの宇宙人探査は主に太陽に似た恒星を探し、
その恒星のハビタブルゾーンに地球に似た惑星がないかを調べていました。
ハビタブルゾーンとは恒星からの距離が程良く惑星表面に液体の水が存在できる領域。
生命が存在できる範囲。
もちろん、このアプローチには地球という実例があるので、
決して誤りではなかったでしょう。
そもそも他の形の生命体など知る由もなかったので、
太陽に似た恒星の周囲に生命が誕生した可能性が高いとの仮定に、
多くの人々がとらわれてきました。
私たちこそが、もっとも一般的な生命体であると考えがちなのは自然なことですね。
探す場所を変えてみる
ところが、ハビタブルゾーン内に存在する惑星は、
太陽に似た恒星の周り以外にも存在するんですねー
太陽より低温の“低質量星”の周囲にも存在するので、
ココを探せば、これまでより可能性が多くなることになります。
宇宙には太陽よりも大きく、さらに高温で輝く恒星も数多く存在しているものの、
ほとんどの恒星は、太陽より小さくて低温で輝いているようです。
低質量星であれば地球と太陽の距離ほど遠くなくても、
非常に近い軌道を周回する惑星上でも、液体の水が理論的に存在し得えます。
しかも、こうした低質量星は太陽の寿命より1000倍以上も長く輝き続けられるので、
ハビタブルゾーンにある惑星に生命が誕生するまでの時間も、
じっくり取ることができます。
地球上に生命が存在してきたように、低質量星の周囲に生命が存在可能だと仮定すると、
これから10兆年先までに、そこへ生命が誕生する可能性は1000倍も高まるそうです。
つまり、人類が宇宙人と出会えていないのは、
「これから時間をかけて誕生してくるものを、先走って探してきた」
ことにあるのかもしれないということ。
まぁー 単に探す場所の見当が外れていただけなのかもしてませんが…
いずれにせよ、様々な低質量星のハビタブルゾーン内にある惑星をターゲットにした、
研究や観測は進められつつあります。
太陽系に最も近い恒星に地球サイズの惑星を発見
地球型惑星GJ 1132bの大気に豊富な酸素を発見! でも生命の存在は…
太陽系外の岩石惑星に大気を初めて確認
これまで考えられていたよりも近くに、
地球から移住できそうな惑星も発見されています。
意外と太陽には似ていなくても、低質量星がハビタブルゾーンを生み出せるなら、
発見が進めば進むほど、新しい可能性は広がることになりますね。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 太陽よりも小さく低温な恒星を回る惑星にも生命は存在する?
科学技術の進歩によって、
以前ならば考えられなかった先の先まで見通せる望遠鏡を作ったり、
太陽系の果ての果てにまで飛んだ探査機だってあります。
でも、いまだに宇宙人との出会いを示す確たる発見は無いんですねー
この広い宇宙で、生命は地球上にしか存在しないのでしょうか?
まだ何も見つかっていないので、
現時点での回答は、地球だけが特別な星だということになりますね。
今回発表された論文には、地球外知的生命体の発見の可能性について書かれていて、
発見するには異なる観点から探査を進めなければならないそうです。
地球に似た環境を探す
私たちが知っていることは、地球には生命が存在するということです。
このことから、これまでの宇宙人探査は主に太陽に似た恒星を探し、
その恒星のハビタブルゾーンに地球に似た惑星がないかを調べていました。
ハビタブルゾーンとは恒星からの距離が程良く惑星表面に液体の水が存在できる領域。
生命が存在できる範囲。
もちろん、このアプローチには地球という実例があるので、
決して誤りではなかったでしょう。
そもそも他の形の生命体など知る由もなかったので、
太陽に似た恒星の周囲に生命が誕生した可能性が高いとの仮定に、
多くの人々がとらわれてきました。
私たちこそが、もっとも一般的な生命体であると考えがちなのは自然なことですね。
探す場所を変えてみる
ところが、ハビタブルゾーン内に存在する惑星は、
太陽に似た恒星の周り以外にも存在するんですねー
太陽より低温の“低質量星”の周囲にも存在するので、
ココを探せば、これまでより可能性が多くなることになります。
宇宙には太陽よりも大きく、さらに高温で輝く恒星も数多く存在しているものの、
ほとんどの恒星は、太陽より小さくて低温で輝いているようです。
低質量星であれば地球と太陽の距離ほど遠くなくても、
非常に近い軌道を周回する惑星上でも、液体の水が理論的に存在し得えます。
しかも、こうした低質量星は太陽の寿命より1000倍以上も長く輝き続けられるので、
ハビタブルゾーンにある惑星に生命が誕生するまでの時間も、
じっくり取ることができます。
地球上に生命が存在してきたように、低質量星の周囲に生命が存在可能だと仮定すると、
これから10兆年先までに、そこへ生命が誕生する可能性は1000倍も高まるそうです。
つまり、人類が宇宙人と出会えていないのは、
「これから時間をかけて誕生してくるものを、先走って探してきた」
ことにあるのかもしれないということ。
まぁー 単に探す場所の見当が外れていただけなのかもしてませんが…
いずれにせよ、様々な低質量星のハビタブルゾーン内にある惑星をターゲットにした、
研究や観測は進められつつあります。
太陽系に最も近い恒星に地球サイズの惑星を発見
地球型惑星GJ 1132bの大気に豊富な酸素を発見! でも生命の存在は…
太陽系外の岩石惑星に大気を初めて確認
これまで考えられていたよりも近くに、
地球から移住できそうな惑星も発見されています。
意外と太陽には似ていなくても、低質量星がハビタブルゾーンを生み出せるなら、
発見が進めば進むほど、新しい可能性は広がることになりますね。
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