梅が咲き、最近は桜もあちらに一輪、こちらに一輪と咲きました。春ですね。
珍しい?黄梅
仕事を終え我が家に帰ると、パジャマとガウンに着替えます。爺は靴下があまり好きではないので、帰るとまず靴下を脱ぎます。寒い訳ではないのでこのところエアコン(暖房)は入れません。が、膝から下がなんとなく物足りないのです。そこで、床暖房だけを入れることにしました。 (ここ数日は春の嵐で寒かったのでエアコンも入れましたが・・・。)
床暖を入れるなら、風呂に入って寝るように婆は言います。冬は寒い・夏は汗臭いので、お風呂に入ってから寝ますが、春と秋は夜の風呂はあまり入りません。365日朝風呂です。だから、冬と夏は朝と夜一日二回の入浴です。ガス代が高いと婆がブツブツ言ってます。耳が遠いので聞こえません。(聞こえていても聞こえないふりをします。)
足だけがなんとなく寒い感じがしてましたが、床暖房を入れたので素足でいることもでき、極めて快適です。少し前の暖かい日には、床暖を入ませんでした。ところが、風呂も入らずに床に入ったためか、正直足が冷たくすぐに寝られませんでした。
ところが、床暖を入れた日は、足が暖かくすぐに寝られます。
これは、お風呂に入れない時に、足浴をすると眠りやすくなるのと同じと言えるようですね。足にはAVA(動静脈吻合)という特殊な血管があります。
眠るために、深部(体の中心の)体温を下げる作用が働かなければだめです。赤ちゃんは「手足が暖かくなるともうすぐ寝る」…そんな経験をされたお母さんは多いと思います。大人も同じ、手足が暖かくならないと寝られないのです。「足が冷たくて寝られない」といいますが、「足を温めたら眠れる」のではなく、「足が暖かくなったら結果的に眠れる」のです。そこで、足の温度を上げるには、血流を増やす必要があります。だが、少々のことではは足の血流量は増えません。人の足には毛細血管の何と「10,000 倍」も血流量を増やす血管(動静脈吻合AVA)があります。(手・顔・足の三か所のみ存在する)このAVAは、個人差がありますが、少し皮膚温を上げれば開きます。寒い時、暖かいふとんに入って「気持良い~」と思うと、やおらAVAは開き、すると一気に血流量が増え足が暖かくなり入眠できる訳です。
こうして、床暖で足が温まると気持良く寝られるという体験をしてみると、AVAを実感したような気分になります。
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マンションなどは床暖が設置されるのが今や常識的になってますが、(爺自体が高齢者ですから)高齢者の住宅こそ床暖が必要だと思いますね。お湯を循環させての床暖は、たいへん良いと思いますね。通電による電磁波が出る床暖は、爺はお薦めしません。
エアコンでの暖房は、どうしても床付近の暖まり具合がイマイチですね。新築はもちろん、住宅リフォームをするときは是非床暖房をオススメします。