立春です。でも春の気配は感じられませんね。また、雪がふる予報です。明日は新婚さんの寝具一式(ベッド・羽毛ふとん・枕など)の納品を予定してます。雪ならまだしも「みぞれ」にならなければよいですが・・・。
「頭寒足熱」は、多くの皆さんが知っていることだと思います。快眠にとっての基本的寝環境が得られ、快眠が得られるというものです。かっては「湯たんぽ」や「電気あんか」などを布団の中に入れて、足を温めながら寝ることが主でした。「湯たんぽ」は、「頭寒足熱」と言う点からすれば、体に優しい道具ですね。今でも爺の、超お薦めの道具ですね。
最近は「電気毛布」や「温熱ふとん」の類をお使いの方も多いと思います。電気毛布は電磁波発生などの身体にとってはマイナス面も多く、お奨めはしません。温熱ふとんは、電磁波の発生しないもので、使い方を間違わなければ、よい商品だと思います。
ずいぶん前にこのブログ内で書いた記事(重い布団は精神安定に寄与する)を、読み返してみました。そして、お正月過ぎから大寒にかけて、少し寝方を変えてみました。(今回の寝具環境:日本ベッド/シルキーハード・キャメル敷・綿シーツ・羽毛合い掛けふとん/リネン生地カバー・足元に羽毛肌ふとん/リネン生地カバー)
我が父がいう「足元だけ重くして寝る事が快眠をもたらすか?」という命題に沿って、寝てみました。
具体的には、羽毛肌ふとんを半分に折り足元に重ね掛けました。
いつもの、羽毛の合い掛けふとん(170x230㎝:WGD93%1.2㎏)を着て、足元に半分に折りたたんだ肌ふとんを乗せた状態にしました。
やはり年末ごろには、足元の温かさに物足りなさを感じてました。合い掛けではありますが、寒いことはありません。ですが、頼りない感覚とでも言いましょうか…。
写真のように足元(腰から下)に肌ふとんを半分に畳んで乗せてみました。なお、ベッドパッドは、イワタのキャメルを敷いてみました。お正月前の頃は、温かいとは思えず、かといって寒い訳ではありません。だが、購入戴いたお客様が異口同音に言われるように「寒くなるほど暖かい」を身をもって感じることが出来ました。(ウールとキャメルの比較も、いつかしてみたいですね)
足元が適度な重量感があるのは、やはり温かいと感じましたね。この大寒の寒い時期であればこそ、効果は抜群であったと思います(悪まで爺の主観です)。
「頭寒足熱」と同じ事だと言われる先生もいらっしゃると思いますが、「上軽下重」(こんな言葉は無いかもしれませんが)は、快眠を得るための一つの方法だと思いました。日中は立位、すなわち上体の重さが足に加わるわけですが、寝る(横たわる)と足に重力が加わることが無くなり、それを補う意味でも足の部分に重量のある寝具が欲しくなるのではという仮説です。
皆さんも、試してみて下さい。ただし、羽毛ふとんを潰すほどの重たいものはかえって逆効果の可能性があります。羽毛はふんわり膨らんでいてこそ良いのです。同じ羽毛であることから、羽毛肌ふとんがお奨めです。真綿のふとんも良いかもしれません。
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